伊豆高原の「やすらぎの里」で１週間の断食体験【リトリート】
お疲れさまです。
最近「全然ブログを更新されていないですが、何かあったんですか？」という声をいただく。
今年に入ってから、
ちょっとスケジュール管理が大変になる位、
仕事が忙しくなってきまして（決してサボっている訳では・・・笑）
（２０２２年６月追記：めちゃくちゃサボってました！すいません！笑）
ありがたいことに、
体験コーチングセッションの問い合わせが途切れることがない。
ただ、起業してから今まで、
常に仕事に全力を注いできたので、
最近は身体の疲労が酷くなってきた。
私の場合、疲れを「食べること」で乗り切ろうとするので、
それで体重が増加し、体調にも少し悪影響が出ていた。
クライアントに最高のコーチングセッションを提供するためには、
自分自身が健康でいることが不可欠。
身体をリセットし、心身ともに充実した状態に戻る為、
久しくやっていなかった「断食」をすることにした。
伊豆高原のリトリート施設「やすらぎの里」で断食体験
ちなみに、断食とは文字通り「食を断つ」という意味だが、
全く食べ物や飲み物を口にしない「絶食」とは異なり、
代謝を活性化させる為の酵素ドリンクや、スムージーなどを摂取する。
そして断食明けには、徐々に胃腸を慣らすための「回復食」を食べる。
これが大事で、回復食を挟まずに普通の食生活に戻ると、
一気にリバウンドしてしまう。
ちなみに、断食とダイエットは全く違うものである。
ダイエットは「体重を落とすこと」が目的。
断食の目的は「健康になること」である。
断食には、主に４つのメリットがある。
断食で得られる４つのメリット
①疲労や持病の回復
断食の主な目的は、日常生活で酷使している
胃腸などの内臓を休ませることによって、
身体の持っている「本来の機能」を回復させることにある。
私たち人間の身体は、
一定期間空腹状態が続くと「サーチュイン遺伝子（生命力遺伝子）」というものが活性化する。
この遺伝子が、身体の自己修復機能を高め、
「疲労回復」
「傷付いた遺伝子の修復」
「若返り」
などの効果をもたらすことが知られている。
そう、基本的には人間は「身体を大きくする成長期」を終えた後は、
「少食」「粗食」の方が若々しくいられるのだ。
（もちろん栄養管理も必要だが）
食べたものを消化するために胃腸に集中していた血液を、
細胞修復の方に回せるので、身体の痛みやコリが改善し、
胃腸を休ませることで、逆流性食道炎や胃痛なども改善する。
②デトックス効果（体質改善）
腸内環境が整い、身体の免疫機能が正常化することで、
身体に溜まった毒素を便によって排出し、
人間が本来持っている治癒力、回復力を発揮させることができる。
花粉症やアトピーの改善効果に加え、
血液がキレイになるので、高血圧や高脂血症、
糖尿病などにも改善効果がある。
③痩せる（メタボ解消）
断食なので、結果的に体重を減量できる。
内臓脂肪が燃焼し、メタボ解消につながる。
④感覚が鋭敏になる
自律神経やホルモンバランスが整うことで、
意識や思考、感覚がスッキリとクリアになる。
厳密には、人間の持つ「本来の感覚」に戻っただけなのだが、
日頃どれだけ「意識を混濁させるモノ」にまみれて生活しているかの証左ともいえる。
特に味覚がわかりやすい。断食明けに食べる食事は、
どんなに素朴なものであっても、とんでもなく美味しく感じる。
伊豆高原の断食リトリート施設「やすらぎの里」へ
今まで断食は自己流でやっていたのだが、
今回は、伊豆高原にある断食&養生施設「やすらぎの里」に行くことにした。
この施設では、１週間の断食で心身ともにリフレッシュできるプログラムを提供している。
毎日マッサージなどの施術が受けられ、岩盤浴や温泉も入り放題。
６月上旬、
大阪から、新幹線とローカルな電車を乗り継いで向かう。
『伊豆高原、初めて来たけど自然に囲まれた良い所だな・・・・。』
３時間ほどかけて、目的地に到着した。
さぁ、楽しい１週間の始まりである。
１週間断食のスタート
断食１日目
『やすらぎの里』に到着。
さっそく、テラスに出てみる。
なんだこの絶景は！？
素晴らしすぎる！！
到着するなりテンションが上がってしまったが、
まずは施設の所長さん（超良い人）と面談をして、
生活習慣や食生活についてヒアリング。
自律神経の乱れがないかの検査を行う。
結果は、色々とボロボロでした。笑
さっそく、マッサージと毒素排出のカッピング、
お腹を温める施術を受けた（無料で色んな施術が受けられる）
この時点で体がスッキリ、意識もスッキリである。
とりあえず、
テラスで景色を眺めながらボーッとする。
癒される・・・・。
その後に岩盤浴と温泉に浸かり、
夕ご飯はお吸い物をいただいた。
都会の喧騒から離れた、静寂が心地いい。
明日も楽しみである。
断食２日目
朝の６時半から散歩。
てっきり近場を軽く歩くだけかと思いきや、
バスで自然公園まで移動し、
自然の中を朝日を浴びながら３０分ほど散歩した。
目の前に『超巨大な丘』と形容したくなるような山。
「あれは大室山ですよ」
「天気も良いし、今日あたり登ったら最高ですよ。」
と所長さんに言われたので、登りに行く。
ロープウェー、楽しい。
頂上の景色が素晴らしい。
その後、一人でシャボテン動物公園とオートマタ美術館にも行き、
楽しみ過ぎてフラフラになりながら戻る。
断食３日目
早朝に海岸沿いまでバスで行き、３０分ほどお散歩。
早朝の散歩は自由参加だが、
朝日を浴びながら自然の中を散歩するのは、本当に気持ちいい。
本断食中の食事は、
基本的に朝食はスムージー、夕食は味噌汁（具なし）
午後に、離脱反応による軽い頭痛やふらつきがあった。
断食は「離脱反応」さえ過ぎれば、特に苦ではなくなるし、
お腹も空かなくなる。
その後、有料オプションの腸マッサージとヘッドマッサージを受け、
岩盤浴に行く。
ちなみに、ちゃんと仕事もしていた。
持参したパソコンで、
夜にクライアントとオンラインセッション。
個室内は、こんな感じ。
平和な時間が流れている・・・。
この頃になると、自然と朝の５時半に目が覚め、
夜の１０時過ぎには眠くなるようになっていた。
それが、人間の「自然な生活リズム」なのだろう。
断食４日目〜７日目
本断食は３日間で、その後徐々に回復食に移行していく。
回復食「五分粥、梅干し、お麩の味噌汁」
ちなみに、最終日の朝食はこんなに豪華（美味しかった・・・！）
これまでに書いたこと以外にも、
ヨガや健康体操、食のワークショップなど、
やることが盛りだくさんなので、
空腹などはあまり気にならない。
もちろん、何もせずに寝ていてもOK。
皆で蛍を見に行ったり（夜で撮影禁止なので写真はなし）
城ヶ崎海岸をハイキングしたり、
施設の２匹のワンちゃんと遊んだりして過ごした。
最終日の前日に、再び自律神経の検査を行う。
数値が大幅に改善され、体重も５キロ減っていた。
この頃には、
参加者の皆さんとも仲良くなり、
和気あいあいとした雰囲気になっていた。
帰る時、ちょっと寂しかった・・・。笑
やすらぎの里で断食を終えた感想
自分で断食をやると免疫力が下がってフラフラしたり、
風邪を引くことが多かったのだが、
さすが専門施設だけあって、そのようなことはなかったし、
アクティブに色んな場所に出歩くことさえ出来た。
手作りのフルーツ酵素ドリンクも美味しかったし、
飲み物類が充実していたので、口寂しくなることもなかった。
体調も万全に戻り、意識も爽快、クリアになった。
すっかりリフレッシュ出来たので、また仕事に全力投球できそうだ。
日々の仕事や雑務に忙殺されて「もう限界！」という方は、
私のコーチングセッションを受けるか、
「断食」で、心と体をリセットすることをお勧めしたい。
明日は明日の風が吹く。
