「相手に腹が立って仕方ない時」はどうすればいい？

「相手に腹が立って仕方ない時」はどうすればいい？

こんばんは。

木下空です。

「ムカつく！偉そうに…」

「あんな言い方する必要ある？」

「なんなのアイツ…」

仕事で上司に、

理不尽なことを言われた時。

叱責された時。

もしくは、

プライベートで

パートナーとケンカした時。

激おこプンプン丸ですよね。

そんな時、

あなたはどうしていますか？

ちなみに、

私の元にご相談に来られる方の傾向としては、

ひたすら我慢→→→大爆発

ひたすら我慢→→→心が折れる

という方が多いです。

それだと、

正直しんどい。

では、

どうすればいいのか？

お伝えしますね。

まず、

「相手に腹が立った時の怒り」は、

１.自分の存在を否定された(と解釈した）

２.相手をジャッジした（裁いた）

この２パターンが大半です。

１.自分の存在を否定された(と解釈した）

たとえば

仕事で上司からミスを厳しく注意された時、

多くの人は

「自分の存在を否定された」と解釈してしまう。

だから、

めちゃくちゃ腹が立つ。

こういう時は

「課題の分離」を意識することが大切です。

上司から、

「仕事でミスをしましたよ」という情報を受け取った。

仕事でミスをしたのは、

「やり方を間違えた」ということです。

それは、

やり方の課題であって、

あなたという人間の

存在価値の話ではない。

「やり方を間違えた」

それ以上でも、

それ以下でもないんです。

で、上司が注意してきた時に

「だからお前はダメなんだよ」的なニュアンスの

言葉や感情を投げてきたら、

それは、

上司の「人間的な課題」です。

あなたの課題ではないので、

スルーしましょう。

「他人の課題に付き合わない」

という意識、すごく大切です。

「他人の課題」で

無駄に腹を立てたり、

時間を浪費するのは、

バカバカしいじゃないですか。

「自分の課題、相手の課題を区別して、

自分の課題に関する情報だけを受け取る」

これを意識すると、

相手に腹が立つことが

なくなっていきます。

次に、

２.相手をジャッジした（裁いた）

ジャッジとは、

一言で言うと

「私が正しい、あなたは間違っている」

という心の反応です。

自分が正しいと思っていることと

「逆のこと」を相手がやると、

腹が立ちませんか？

「いや、おかしいだろ！」

「そんなの当たり前でしょ！」

「常識だろそんなの！」

みたいな？

ここで意識した方がいいことは、

「正しさは、人の数だけ存在する」

です。

そもそも、

唯一絶対の「正しさ」が存在するなら、

世界から争いがなくなっているはず。

「正しさ」の正体は、

「価値感」です。

そして、

価値観は人それぞれ違う。

相手に対して

ジャッジが起こった時は、

「この人は、ただこういう価値観を持っているんだ」

という立場に立ってみてください。

「正しさの多様性を受け入れる」

ということです。

じゃないと、

「戦いの人生」になってしまいますから。

そして、

「相手に期待しちゃっているんだな」という意識も大切です。

相手に対して、

「私の期待通りになってほしい」と思っている。

それは別にいいんですが、

期待しても、

その通りにするかは、

相手が自由に決めることです。

私たちにできることは、

「あなたがそう言うなら、聞こう」

「あなたが望んでいるなら、尊重する」と、

相手が思いたくなるような

「関係性」を、

相手と築くことです。

相手に腹が立った時は、

「課題の分離」

「正しさの多様性を受け入れる」

意識してみてください。

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