同じミスを繰り返さない為の「5つの方法」

たった一度の大きなミスが、社内でのあなたの信用・評価を粉々に破壊し、
奈落の底に突き落とす結果になり得る。
何も珍しい話ではないし、私自身も経験済みである。
ただ、ミスをしない人間はいないし、
誰しも最初からプロフェッショナルだったわけでもない。
プロ野球のピッチャーと一緒で「モノになるまで」我慢してやり続ける必要がある。
それを上手く見守るのが「上司の役目」だといえる。
敢えて上手くミスをさせて、経験を積ませる必要がある。
ただ、ミスにも「ランク」があって、
「口頭の注意で済むレベル」から
「クビが飛ぶレベル」の致命的なミスまで様々であり、
状況やミスをした人間の態度、取り組み方を鑑みて、
対応の仕方を変えるべきだといえる。
どんな微細なミスだろうと杓子定規にガミガミ怒るような上司は多いが、
そういった人間がやっていることは「猿山のボス猿」と同レベル。
動物と一緒である。
とても「マネジメント」と呼べるものではない。
話が逸れたが、そういったミスの中でも、
最も信頼を失い、嫌われるのが「同じミスを繰り返す」ことである。
周囲からしたら「コイツは学習能力がない」という風に思われても仕方ないし、
最初は庇ってくれた人間すらも離れていく。
会社によっては虫ケラのような扱いを受けかねない。
そんな人間を、大勢見てきた。
そういった事態を未然に防ぐために、
今回は「同じミスを繰り返さない方法」について書いていこう。
まず、ミスというものは、
本人の「意識」
周囲の「状況」
この2つによって引き起こされる。
「意識」に関しては、
- 知識・経験が不足している(仕事を知らない)
- 慣れた作業に対する油断(手抜き作業)
- 習慣的に「考えない」(体だけで動いている)
- 注意力が足りない(漫然と作業している)
- 集中力が維持できない(雑念が多い)
- 空気が読めない(判断できない)
- コミュニケーション不足(言い間違い、聞き間違い)
- 不安に支配されている(失敗に対する恐怖、ストレス)
などの要因がある。
「うっかりミス」などの、
いわゆる「ヒューマンエラー」に繋がるものである。
「状況」に関しては、
「本来在るべき状態になっていないこと」
「突発的なアクシデント」
こういった「外部要因」である。
例えば、部下に「ある商品」の発注を任せたとする。
50個発注するようになっていたはずなのに、
部下が間違えて500個発注してしまっている状態。
その他にも、
- 本来「Aの場所」にあるべき道具が「Bの場所」にある状態。
- 道を歩いていると、遠くから暴走トラックが突っ込んで来ている状態(逃げよう笑)
こういった危険な「状況」を放置しておくと、ミスや事故が発生する。
危険な状況に「対応」したり「修正」するのは、
「意識」の役割である。
常日頃から、どんな「状況」にも対応できる、
しっかりとした「意識」を持って仕事に臨みたいものだ。
しかし、人は「慣れる」生き物なので、
いつかの時点で「意識」も緩んでしまう。
自転車やバイク、車と一緒で、
自分自身の「意識」に対しても小まめな管理、メンテナンスが必要である。
その上で、
私がおすすめしたい「同じミスを繰り返さない方法」は以下である。
-
メモ帳を携帯し、必要なことは必ずメモをとる。
人は必ず「忘れる」ので、大切なことは全てメモし、覚えておくこと。
そうやって作り上げた自分だけの「仕事手帳」が、あなたのお守りになる。
-
常に作業を見直し、試行錯誤する。
人間は「これでいいんだ」と思った瞬間に思考停止してしまうものである。
常に状況は変化していくものだし、もっと良い結果を生み出す方法もあるかもしれない。
試行錯誤を繰り返し、仕事の「引き出し」を増やそう。
-
後確認を徹底する。
この「後確認」ほど大切なことはない。
大半のミスは「後確認」によって防ぐことができる。
仕事によっては「後確認」で救える命がある。
最後に「キッチリ確認する」ということを習慣化しよう。
-
修正は気付いた瞬間に「即」行う。
「ミスの芽」を放置することは大きな「リスク」である。
気付いた時点で、今やっている作業を中断してでも、最優先に修正しよう。
あらゆる行動は「リスク」である。
その「リスクのレベル」を常にコントロールする意識を持ちたい。
自分が今とっている行動の「リスク」を常に考えよう。
無駄な「リスク」を背負う必要はない。
-
ミスをしたら原因を検証する。
原因を検証しなければ、また繰り返してしまう可能性が高い。
検証し、具体的な対策を立てる。
反省などという「自分を責める作業」よりも、
結果に繋がる「検証」を行うべきである。
いかがだっただろうか。
どんなに仕事を頑張っていても、いつかはミスをする。
人間である以上、誰しもが経験することだ。
しかし「ミスの可能性」は自分次第で低減できる。
今回ご紹介した方法を、試してみていただきたい。
そして、
願わくば、他人のミスに寛容な人間でいたいものだ。
明日は明日の風が吹く。