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「自分に甘い人」7つの特徴と直したい人がやるべき5つの方法【自己診断あり】

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「仕事で結果を出すスキル」「無敵の人間関係を創る技術」「ストレスリーのマインドセット」「自分の能力を発揮する技術」を教える専門家。「職場性ストレス」の第一人者。自身も元国営企業に17年間在籍。派閥や忖度が横行する弱肉強食の世界で、異例の若さで管理職に昇進。300人以上の部下をマネジメントし、あらゆる「仕事のトラブル」「人間関係の問題」を解決してきた経験を持つ。活動開始から5年間で様々な業種の会社員/管理職、起業家、経営者、コーチ/カウンセラーなど約500名をコーチング、1500人以上にサポートを行う。コーチングの世界的権威から学んだメソッドと、自身の壮絶な人生経験に裏打ちされたコーチング技術は、社会人が抱える悩みや問題を解消し「現実の成功/内面の成長」を掴む技術として定評がある。
詳しいプロフィールはこちら

「ちょっと、社会人として考えが甘いんじゃない?」

「君の考えは甘いよ」

「仕事はそんなに甘くないぞ!

職場の上司や先輩から、

こんな風に言われたことはありませんか?

 

今回は、
「元・自分に甘過ぎた人間」こと木下空が、

  1. 「自分に甘い人」7つの特徴
  2. 「自分に甘い人指数」の診断チェック
  3. 「自分の甘い性格を直す5つの方法」

をお伝えしていきます。

自分に甘い人になる原因

今の世の中、
「自分に甘い人」は非常に多い。

平和な社会の「負の側面」ともいえるが、

  • 子供の頃に甘やかされて育った
  • 厳しく叱ってくれる人がいなかった

こういった場合、個人差もあるが大半は「自分に甘い人」になってしまう。
中には「自分に甘い」という自覚や危機感を持っていない人もいる。
(ただ、痛い目には遭い続ける)

 

甘やかされて育った私の事例

「自分に甘い」
厄介な性格の癖である。

ちなみに、
何を隠そう私自身も
子供の頃に甘やかされて育った人間である。

私が幼稚園〜小学生の時期は、バブル景気の真っ只中だった。
父親は当時かなり儲けていたようで、
浮気しまくりで家に帰らない罪悪感からか、
ゲームなど欲しいオモチャは大体買ってくれた。

小豆島などに旅行に連れて行ってもらえたし、
(自分は行かず、その間に浮気していた)

習い事などもさせてもらえた。
(水泳以外は何も続かなかった…)

「本家の長男」だったというのもあったが、
かなり甘やかされ、チヤホヤされ、偏愛を受けて育った。

私の1歳年下の弟からも
「俺は兄貴と違って一切構ってもらえなかった」と、
若干ひがみっぽく言われる有様である。
(しかし私が小学4年生の時、父親の浮気が原因で両親が離婚したのをキッカケに、状況は一変するのだが…)

 

そして、
すっかり「自分に甘い人間」に育った私は、
社会に出てからめちゃくちゃ苦労した。

 

当時の私には、
他人に対する「最低限の気遣い」もなかった。

自分の意見や要望に、
周囲の人間が合わせて当然だと思っていた。

仕事に対しても、
相当甘い考えでやっていた。

しんどい事は、
誰かが肩代わりしてくれると思っていた。

 

しかし、
当たり前だが、
家族でもなんでもない

「赤の他人」が、
私を特別扱いしたり機嫌をとってくれる訳がない

必然の結果として、
周囲の人達からボコボコに叩かれまくった。

引きこもりから社会復帰して、
内装のバイトをしていた時、

ベテランの方から
「なんでこんなヤツと給料同じやねん」
面と向かって言われたこともある。

怒られたり呆れられたり、
最後には無視されたりと、
何年も痛い目に遭い続けた。

今思えば、
相当職場の人達をイライラさせていただろうし、

「こいつダメだ…使い物にならない」と
思われていたはずである。

木下空「お前はもうクビな」と、上司に出口まで連れて行かれた時の私(ウソです)

 

「自分に甘い人」は、
どれだけ勉強ができたとしても
どこか精神的に未成熟な、幼稚な人間である。

「子供の殻」を破り切れていないまま、
「成長の機会」を活かすことのないまま、
カラダだけ大人になってしまった。

 

だから、
『自分が育った家庭で通用したこと』を、
社会や他人に対しても
通用すると思って(その考えがもう甘い)
「自分のワガママ」を押し通そうとする。

 

しかし、当然
「社会の厳しさ」に直面し、痛い目に遭う。

そこで自分で気付いて、
危機感を持って
「自分の甘さ」を改善できればいいのだが、

拗ねたり、開き直ったり、
目を逸らし続けると、
どんどん良くない方向に行ってしまう。

誰の声にも耳を貸さない、
頑固で意固地な人間になっていく。

 

では、ここで
「自分に甘い人」の7つの特徴をチェックして
「自分に甘い人指数」を診断してみよう。

7つの項目それぞれ、以下の基準でチェックし、合計点数で診断します

 完全に当てはまる:5点
まあまあ当てはまる:3点
  少し当てはまる:2点
  当てはまらない:0点

【診断】自分に甘い人の7つの特徴

①我慢ができない

我慢することが苦手で、
いつも「目先のラク」を選んでしまう。

常に理性よりも欲求が勝ってしまう。

何もやっていないのに、
自分に対して「ご褒美」だけは与え続ける笑

誘惑に対する抵抗力がない。
「しんどいこと」への耐性もない。

ダイエットなど、
自分が立てた目標も3日坊主で終わってしまう。

「我慢ができない」は、
人生に相当な悪影響をもたらす。

  • 「自分の成長の為に必要な我慢」
  • 「仕事で結果を出すために必要な我慢」

特に、この2つの我慢が出来ないと、
自分の思った通りの人生になっていかない。

 

②すぐに諦める

「自分に甘い人」が何かに挑戦しても、
ちょっとつまづいたり、上手くいかないなど、

「自分の思い通りにいかない」とすぐに諦めてしまう。

しかし、
物事の「面白さ」や「充実感」は、
ある程度上達したり、結果が出始めたりなど、

「継続しなければ味わえない」ことが多い。

 

しかし「自分に甘い人」は、例えば、

受験勉強の真っ最中でも、自分を甘やかす。

就活の真っ最中でも、自分を甘やかす。

先が見えなかったり、
途中で辛くて逃げたい時は誰にでもあるが、

「逃げてはいけない時」にも逃げていると、
何も達成できない人生になってしまう。

 

チャレンジするのはこわいけど、
「自分にとって、本当の幸せを感じること」
「本当にやりたいこと」から目を逸らすために、

麻酔のような
「甘い現実逃避」に明け暮れていないだろうか?

 

③見通しが甘い

自分に甘い人は、
「物事に取り組む意識がいいかげん」である。

仕事においても
「こんなもんでいいだろう」と
テキトーに終わらせたり、

平気で手を抜いたり、
いいかげんな作業をする。

何をするにも
「基準値が低い」のだ。

仕事に対しても
「見通しの甘さ」が出るので、

ミスを頻発してしまって、
お荷物扱いされたり、

職場の「自分に厳しい人」
「ストイックな人」から
悪い印象を持たれたり、目を付けられやすい。

 

④常に自分を正当化する(言い訳する)

自分に甘いと、
常に自分を自己正当化し、
自分の非を認めたり、

「自分の弱さ」
「乗り越えるべき課題」と向き合うことが難しくなる。

「でも」「だって」
「いや」といった口答えを多用しがちで、

とにかく「可愛げ」がない。笑

必然的に、
周囲から助けてもらったりサポートを受けにくい。

仕事で、自分が原因で
トラブルや問題を起こしてしまった時も、

どこか「私は悪くない」という
責任転嫁のスタンスで振る舞う。

身勝手かつ、
自分に都合のいい言い訳に終始し、

大変に見苦しいのだが、
本人は無自覚なことが多い。

 

⑤自分に甘く他人に厳しい

自分に甘いと、
異常にプライドが高く、
ワガママな性格になることも多い。

自分のプライド、
メンツを守ることに固執し、

「利己的」「不遜」
「傲慢」な雰囲気を感じさせる。

 

プライドが高くワガママな性格だと、

「自分に甘く他人に厳しい人」になりがちである。

自分のことを棚に上げて、
他人を見下したり馬鹿にするパターン。

 

パッと見の外見が
物静かで優しそうな人でも、

内面は「隠れ高プライド」
「隠れワガママ」の場合があり、

知らずに相手の地雷を
踏んでしまうと、エラいことになる笑

 

「人から注意されること」
それ自体が許せないから、

注意されたら、
即座にカーッと感情的に反発(動の反応)するか、

ブスッと不機嫌さを
前面に出し、無言になる(静の反応)

「厳しくされた経験」
「注意された経験」「叱られた経験」が少なく、

「折り合いの付け方」を
身に付けていないから、感情的な反応しかできない。

本人が直したいと思っていても、
そうすることしかできないのだ。

『自分の誤りを正す機会(自己成長)』
自分に与えることができない。

それは結局、
自分を貶めることに繋がってしまう。

 

⑥すぐに人に甘えたり頼ろうとする

自分に甘い人は、
無意識レベルで他人に頼ろうとする。
(プライドが高過ぎて人に頼れないパターンもある)

自分のために他人が尽くしたり、
助けることを、心のどこかで
「当たり前」だと思っている。

 

人は経験を積みながら、
自分の力で「自分の課題」を
乗り越えた時に大きく成長するものだが、

他人がやってくれたら
「自力」が身に付かない。

 

必然的に、
いつまで経っても
「同じレベルの課題」が目の前に現れ続けることになる。

 

⑦気遣いや配慮ができない

「自分に甘い人は」は、
悪い意味で「自己中心的」なので、
他人に配慮したり気遣ったり、
相手の心情を察した行動をとれない。

そもそも、
そういった「人の心の機微」に気付けない。

 

必然的に、
職場で「自分勝手で使えない」という評価をくらったり、

接客したお客様から
「失礼だ」「不快だ」などというクレームを受けやすい。

自分に甘い人は、嫌われやすいのだ。

 

「自分に甘い人指数」診断結果

それでは、
自分に甘い人指数の診断結果を発表します。

29以上:砂糖人間
自分に甘過ぎて砂糖になっています。今すぐ手を打たないとヤバい

20〜28:自分に甘いプロ
自分を甘やかすプロです。社会に出て苦労するタイプ

15〜19:やや自分に甘い人
やや自分に甘いから注意した方がいいかも。末っ子レベル

7〜14:一般レベル
一般レベルです。いわゆる普通の人間

0〜6:ストイックな人
あなたは自分に甘いどころか、むしろストイックな人です。
なぜ、この記事を読んでいるのか謎である。。

 

自分に甘すぎるのは病気なのか?

私のところに
相談に来られる方の中には、

自分に甘すぎる性格を
「何かの精神的な病気なんでしょうか?」と聞いてくる方もいる。

 

しかし、その考えこそが
「自分に甘い人」特有の発想である。。

 

なぜかというと、

「自分に甘い性格」を
病気ということにしたら正当化できるから。

 

身も蓋もない言い方をすると、
「最高の言い訳」になるんです。

 

「自分に甘い性格になる病気」は
存在しないので、安心してほしい。

 

ただただ、
自分に甘いだけである。

 

自分に甘い性格を変えたい、直したいなら…

もし、あなたが
「自分に甘い性格」を直したいのであれば、

まずは、
「私は大きな損をしている」
意識することが大切です。

 

自分に甘い人がしている
「大きな損」

それは、
「いつまでたっても成長しない」こと。

 

これは、かなりマズい。

ずーっと、
自分の人生において

「同じ問題」
「同じ悩み」
「同じ失敗」が繰り返されるのだから。

 

それに加えて、
自分にとっての「本当の幸せ」
「本当にやりたいこと」は、

自分自身の心と誠実に、
ある種の「厳しさ」を持って
向き合わないとわからない。

 

現状の自分が「目を逸らしていること」
「逃げていること」だったりするのだ。

自分に甘いと、
それを見つけることが難しい。

 

「長期的な視点」で見ると、

「自分を甘やかすこと」は
「幸せ」から遠ざかる行動であり、

「自分が自分を嫌いになる」という選択なんです。

 

自分を甘やかせば甘やかすほど、
自分のことを嫌いになっていき、
自己嫌悪に苦しんでいる人は多い。

 

自分に甘い人の中には、

「いや、私は自分を大切にしているから!」と
思っている方もいるかもしれない。

しかし、
常に自分を甘やかし続けることは、
最終的に
「自分を傷付けること」になる場合が多い。
(時には甘やかすことも大切ですよ)

 

もし、あなたが
自分を客観的に自己分析して、
「私って、自分に甘いな〜」と
自覚できているなら、

そこに「危機感」を持っているなら、
その時点で素晴らしい。

少しづつでも改善していくことが出来る。

 

あとは、
「やり方」である。

自分に甘い性格を直す5つの方法

①自分の甘さを認める

まず、「自分の甘さ」を認めること。

「今、私は自分に甘い人間だ」という現状を認めよう。

認めているように見せかけて、
心の底では正当化するのが
「甘い人」の特徴です。

まず、
全面的に認めて観念しよう。

そして、その「自分の甘さ」と
真剣に向き合うことが大切です。

結局「自分の甘い考え」が原因で、
今まで結構な「痛い目」に遭ってきたはずである。

現状、職場で厳しい状況に
立たされているかもしれない。

 

目の前にある
「問題」「苦痛な状況」は、
「自分の甘さが招いた結果」である。

つまり、あなたが
「自分に甘い人間」でいても、
良いことがない。

なら、さっさと
変えてしまえばいい。

そして「苦痛」は、
自分を変えるための
「大きな理由」になる。

 

自分では気付きにくい
「自分の甘さ」を、
注意して観察してみよう。

 

まず「自分の甘い部分」を
個別にしっかり認識すること。

 

自分で問題を認識できていないと、
解決のしようがないのだ。

 

他人が指摘してくれたら、
ありがたく参考にしよう。

嫌味ったらしく言われても、
気にする必要はない。

感情的に反発して、
自己成長のチャンスを逃さないようにしたい。

自分にとって
「必要な情報」だけを受け取ればOK。

 

「自分の甘いところ」を認識できたら、
その都度、紙に書き出そう。

自分の問題を自分で認識できた時点で、
半分は解決したようなものである(甘いかな?)

 

②「なりたい自分になる」と決める

現状の自分を変える為には、
まず「理想のゴール」を設定することが必要である。

『自分は、どんな人間になりたいのか?』

『仕事でどんな「結果」「評価」を得たいのか?』

「理想のゴール」を、
常に意識しながら行動しよう。

そこに意識が向くことで、
ゴールを達成するために
「今、何をすべきか」が浮かんでくる。

 

自分に甘い人は、
とにかく「楽な方」へ逃げようとする。

「苦手」「面倒くさい」
「しんどい」「ツラい」「我慢はイヤ」

「目先の楽」に意識が向き、
目の前の現実から目を逸らそうとする。

しかし、そこから逃げても
「苦痛な現状維持」が続くだけである。

いつまで経っても成長のない、
時間を無駄に過ごす人生になってしまう。

 

そんな時は、

「やりたい」か「やりたくない」かではなく、

「ゴール達成の為に必要かどうか」で考えてみよう。

 

例えば、
現役時代のイチローは
意外にも「練習嫌い」を
公言していることで知られていた。

そりゃ、僕だって
勉強や野球の練習は嫌いですよ。
誰だってそうじゃないですか。

辛いし、大抵は
つまらないことの繰り返し。
でも、僕は子供の頃から、
目標を持って努力するのが好きなんです。

だって、
その努力が結果として出るのは、
嬉しいじゃないですか。

ルーキー時代の
イチローの顔付きには、
まだどこか「線の細さ」があったが、

メジャーリーグに行った頃の顔付きは、
ストイックで、精悍な表情に様変わりしている。

ゴール達成への
意志を持ち続けることで、
経験を積み重ね、
達成し続けることで甘さは無くなっていく。

 

イチローは、最高のお手本である。

 

③自分が決めたルールを守る

これも、甘さを直すために重要である。

理想のゴールを達成するうえで
「必要な能力」を身に付ける為に、

自分だけの「ルール」
「規律」「ルーティン」を決めて、

それを、日々淡々と実行し続ける。

 

例えば、

  • 職場には30分前に出勤して準備をする
  • 週2回ジョギングをする
  • 仕事の準備は当日ではなく前日に行う
  • 脳トレ計算アプリを毎日10分やる
  • 仕事のミスを防ぐ為に後点検を2回行う
  • 午後9時以降は何も食べない
  • 毎週1冊は本を読む
  • ミスしたことは手帳に書いて再発防止策を考える
  • 業務の状況に応じた「対応パターン」を作る
  • イラっとした時は、10秒間深呼吸して落ち着く
  • 「明日やるタスク」を付箋に書いておき、翌日実行する

 

最後の「タスクを付箋に書いておく」は、
私もよくやっている効果的な方法である。

付箋は「ポストイット」がオススメ。

これをパソコンの画面や
デスクの端に貼り付けておくと、
嫌でも目に付くので、やるしかなくなる。

実行したら、
剥がして捨てても良いし、
「実行したタスクノート」に貼り付けて、
後で見て達成感に浸るのも良い。

 

ルールとは、
「自分の人生を良くするためのルール」
「自分が成長していくためのルール」とも言える。

自分に甘い人は、
自分の人生で大切なことを決められない。

「決められない」は、
「甘さ」でしかない。

自分が決めた
ルールを実行することは、

「自分との約束」を守ることである。

それを積み重ねていくと、
自分に自信が付き、
甘い自分から脱していくことができる。

 

④尊敬できる人の「見習いたい部分」をマネする

あなたの周囲の
「優秀な人」「魅力的な人」
「ストイックな人」「行動力のある人」
「プロフェッショナルな人」

もしくは、
好きな映画や漫画のキャラでもOK。

各業界の、
有名人の講演を聞いてみるのも良い。

そういった人達の
「仕事に取り組む意識の高さ」
「行動の基準値の高さ」に触れ、
自分を変えるための「刺激」にする。

その人達の
「見習いたい部分」を抽出し、
自分の「なりたい人物像」をイメージして、
モノマネしながら生活をしてみよう。

 

最初は違和感を感じても、
2〜3ヶ月もすれば、それが「当たり前」になる。

 

尊敬できる人を観察することは、

「自分がどんなに甘い考えを持っていたか」

「自分がどれだけ低い基準値で仕事をしていたか」

ということに気付くキッカケにもなる。

しっかり自分の甘さと向き合い、見直していこう。

 

⑤「甘えられない環境」に身を置く

「自分に甘い」という
人間的な未熟さを改善していくには、
自分を成長させていく必要がある。

多くの人は
「自分に甘い性格を直したら行動できるはず。変われるはず」という認識かもしれないが、

「成長できる環境に身を置くことで、半強制的に自分の甘さを直す」の方が、手っ取り早い。

この「半強制的」がポイントである。

たとえば、私は20年以上、
完全なる夜型人間だったのだが、

とある経営者の
コミュニティに入会してからは、
毎朝のオンライン朝礼に参加するため、
朝6:30の早起き生活に変わることができた。

早起きは健康にもいいし、
1日の体感時間が伸びるのでメリットが大きい。

 

自分を最短最速で変えたいなら、環境を変えよう。

まず、とにかく自宅から出よう。
すぐダラダラするから笑

外の世界に自分から出向き、
「自分に厳しい人」
「基準値の高い人」
「意識の高い人」
そういった人達がいる場だったり、環境に身を置こう。

 

自分の甘さを直して成長していこう

「自分に甘い人」は、
どうしても周りから信用されにくい。

仕事なども中途半端に
やるので結果が出にくく、そして続かない。

自分の甘さを直さない限り、
いつまで経っても、
「いいかげんな人」「だらしない人」という
烙印を押されることになってしまう。

 

私は、それが嫌でたまらなかった。

 

前述した通り、
私自身、自分に甘い人間だった。

そして、ずっと言い訳したり
自分を正当化して生き続けた結果、
最後に待っていたのは「究極の苦痛」だった。

その時、完全に懲りた。
もうこんな苦痛は二度とゴメンだ、と。

そこから、
自分の甘さと徹底的に向き合った。

自分の内面の課題を、
1つづつ改善していった。

自分を成長させるために、
ひたむきに努力した。

 

今では「木下さんはストイックな人ですね」
などと言っていただくことが増えたが、
正直、まだまだ甘いと思う。

 

でも、それは目指す
「理想のゴール」があるからである。

いつだって、
自分の可能性に期待しているし、
自己成長を志して生きている。

それは苦行でもなんでもない。

自分が成長していくのが
「楽しい」からやっているだけ。

 

もちろん、
あなたもできる。

 

「理想の自分」として
生きることができたら

人生楽しいと思いませんか?

 

いつだって、
人は変われるんです。

 

 

そして、もしあなたが
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Comment

  1. より:

    私も自分に非常に甘い人間なので参考になりました。

  2. S より:

    すごく分かります。私の場合は自分が甘やかされていたと気がつく度に常にストレスを抱えていました。
    大人になるまで、自分では気付かないんですよね。それがよくないことだって周りから直接指摘はされませんから。だから、大人になって突然放り出されてから苦労する。ここで被害者意識を持つとまだまだ甘いのですけど、私は自分を甘やかした親を今でも恨んでいます。
    ある程度成長して忍耐や精神的な余裕などができはじめましたけど、やっぱり自分の甘さに腹が立つことが多いです。これはもう一生向き合っていくしかないんでしょうね

    • 木下 空 より:

      Sさん
      素晴らしい自己考察ですよ。
      一生向き合うよりも、
      最短で解決できますよ。
      自分を成長させることです。
      成長して視点が変わると、
      世界が変わります。

  3. 小暮美智代 より:

    言い訳じみた生き方をしていたから何とかしないとまずいと思っていたので勉強になりました。
    甘さが改善されなければ今後の人生かなり危険なので危機感を感じてますのと、最低ラインで仕事してたと思いましたし、学んでないのも甘さがあり、言い訳じみた生き方をしていたことが身に沁みました。
    生涯甘さと向き合わなければなりませんが、学び続けること、周りの人達の感謝を忘れてはだめだとつくづく思いました。
    とにかく勉強になりました。

    • 木下空 より:

      コメントありがとうございます。
      必要でしたら、
      「木下空LINE人生相談」も
      活用されてくださいね(^^)

  4. ri より:

    こんばんは、甘い気持ちを治したいと思いつつ木下空さんの言う通り、
    かなりあてはまってしまいました笑
    手帳とうつ病と発達障害がありますがこれは甘えだと思っています。
    発達障害もただの土台、人間50年ぐらいも生きれば健康だった人も何処かに障害が出てくるでしょう。
    体が動かしづらくなるかもしれないし、脳かもしれない。
    ただの誤差になるはずです。

    • 木下空 より:

      riさん
      コメントありがとうございます(^^)
      あてはまったのですね。

      もちろん、時に甘さもあっていいと思います。
      その上で、
      本当にやりたいことには、
      自分の背中を押してあげる
      勇気を持つことが
      大事かなと思います。

  5. えだまめ より:

    パートナーに指摘されて初めて自分が甘い事に気付き、周りの人にも支障が出ているし私自身も心の隅で思ってた事なので直そうと思いこの記事に辿り着きました。自分のことを説明されてるような内容で、時間はかかってしまうかもしれませんが頑張っていこうと思います。

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