【鎧を脱ぎ捨てよう】「フラットに生きる」ための5つの方法
私は、この現代社会において、
多くの人達が「人生の途中で置き忘れて来てしまったもの」に、
再び気付いてもらえる存在でありたいと考え、日々活動している。
どこを見渡しても、幸福感を感じながら生きている人が、あまりにも少ないと感じている。
「この社会は、このままでは危ない」そういった危機感を持っている。
多くの人達が「人生の途中で置き忘れて来てしまったもの」
それは、
「人生を自立的に生きる覚悟」であり、
「野生」や「パワー」「志」といった言葉で表現すべきもの。
もう一つは、
人生を軽やかに、ニュートラルな意識で、
執着心にとらわれず、自由に生きること。
「フラットな生き方」である。
「人生を自立的に生きる覚悟」は、
人生の道を切り拓くための「剣」
「フラットな生き方」は、
世の中に蔓延するネガティブな想念から身を守る「盾」
この表現が、一番わかりやすいかもしれない。
まぁ、結局この二つも相反するように見えて、
根源的には繋がっているものなのだが・・・。
今回は、悩みや執着心という「重荷」を手放し、
もっと人生を軽やかに生きるための、
「フラットな生き方」について、お伝えしていこう。
ちなみに、
「フラット(Flat)」とは「平らであること」「起伏がないこと」を意味する。
例えば「フラットな人」は、
「誰とでも上手く付き合える、棘(トゲ)のない人」
というニュアンスで使われる。
フラットに生きるために大切なことは、5つある。
-
肯定的な意識を持つ
まず、人生に対して「肯定的な意識」を持つということが前提であり、基本である。
あらゆることに対してネガティブな「否定癖」を抱えたまま生きている人が多いが、
そういった人はどんどん重苦しくなり、疲弊していってしまう。
そしてこれは「とにかくポジティブになれ」ということとは、少し意味合いが違う。
「肯定し、認める意識」で、生きるのである。
人生に対しても、自分に対しても、他人に対しても。
あらゆることに。
どんなにくだらない人間がいたとしても、理不尽な経験をしたとしても、
「人生、そういうこともあるよね」と認めて、サッと次に進むことである。
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「バランス感覚」を持つ
フラットに生きるために不可欠なものが「バランス感覚」である。
悩みを抱えていたり、生きることに苦しんでいる人は、
「極端」に振れてしまっているのである。
例えば、世の中には受験や就活に失敗して自殺してしまう人間がいる。
他人から見たら「なんでそんなことで・・・」と感じてしまうが、
当人は「俺の人生は終わった」と思い込んでいる。
優れたバランス感覚があれば、そういった極端に振れることなく、
常にニュートラルな意識の状態を保つことができる。
多様な価値観に触れ、知見を深めることが、優れたバランス感覚を養うだろう。
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広い視点を持つ
「目先の感情」「目先の問題」「目先の誘惑」
物事が上手くいかない人は、常に「目先のこと」に振り回されてしまう。
遠くにある目的を達成するためには、目先のことに左右されない、
「広い視点」を持つ必要がある。
そうすることで、自分を俯瞰で見ることができる。
目先の感情に振り回されず、目的達成のための選択を取ることができる。
「どうすれば成功できるか」という「解決思考」に繋がるものである。
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「笑いに変える力」を持つ
どんなに深刻な事態に陥っても、
どこかで、それを「笑いに変える意識」で生きることが大切である。
良い意味での「良い加減さ」「大らかさ」であり、
激しい強風でも折れることのない、柳の木のような「しなやかさ」ともいえる。
今まさに、逆境の矢面に立たされて「ヤバいな・・・」という時でも、
心のどこかで「でも、この経験オイシイな・・・」位に思えたら理想である。
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執着心を手放す
愛されたい、評価されたい、良く思われたい、
嫌われたくない、笑われたくない、見返してやりたい、
陥れてやりたい・・・
そういった他人に対する執着心を手放さない限り、
精神的な安らぎとは無縁の人生を送ることになる。
評価を求め、努力することは建設的だが、
執着することは「自分を失くし、他人軸で生きること」に繋がるものである。
そういった「他人の評価の奴隷」でいる限り、
心の重荷を手放すことはできない。
それよりも「なりたい自分」「尊敬できる自分」であることを目指し、自己研鑽に励むことの方が重要だといえる。
いかがだっただろうか。
「フラットに生きる」ことは、
「いかに不要な重荷を手放し、軽やかになれるか」ということでもある。
だれもが悩みや執着心、悲観的な意識、深刻さ、ネガティブ思考、そういった重荷を手放せずにいる。
いや、抱えていることにすら気付いていないのかもしれない。
もしあなたが、
重苦しい、辛い日々から抜け出せずにいるのなら、
一旦立ち止まり、自分の内面と向き合ってみよう。
「独力では難しいな・・・」という場合には、
コーチングを受けることをお勧めしたい。
もし、私がお手伝いできる機会があれば、
全力で取り組ませていただこう。
明日は明日の風が吹く。
Comment
競輪選手を25年やって、今は自転車屋です。店は7年前に始めました。店の名前は、じてんしゃ屋FLATと言います。名前を考えた時に、フラットとは木下さんと同じようなニュアンスでとらえていましたので、共感いたします。ちなみに語呂合わせにもなっていて、ファイト、ライフ、アクティブ、チームのアルファベットの頭文字でもあります。これからはレースではなく、フラットに生きていこうと思いました。
松本さん、コメントありがとうございます。
プロの競輪選手を25年間も・・・・
どれほどストイックな方なのか、想像がつきます。
私も自転車は好きで、車などよりも魅力を感じてしまいます。
人生の第二章を、楽しんでください(^^)