10日間の瞑想修行から帰還しました

お疲れさまです。
マネジメンタルトレーナーの木下空です。
10日間の瞑想修行が終わった…
本日、10日間の瞑想修行を終え、無事に帰還しました。
帰宅してすぐに、倒れるように熟睡してしまいました。
滞在期間は12日間、修行日数は10日間。
朝の4時に起床し、夜の9時半に就寝するまで、
合計12時間ほど、ひたすら瞑想を行う。
他人と喋ることは禁止。スマホも使用禁止。
宗教施設ではないので、数珠や十字架などの宗教装具の持ち込みも禁止。
食事は肉と魚を除いた、菜食中心の質素なもの。
寝室には暖房器具はないので、相当寒い。
本物の「修行」です。
この現代社会で、自分と向き合う為に、
敢えて「修行」というものをやってみる。
「ナンセンスだ」と思う方もいるかも知れない。
しかし、今日帰宅したばかりで、
言葉にならないことも多いですが、
自分にとって本当に貴重で、かけがえのない経験になりました。
どん底の状態から、頑張って努力して、這い上がって、徹底的に克服してきたけれど、
完全には打ち消すことができずに(当たり前)心の奥底でくすぶっていた、
本当の意味での「自分の弱さ」と向き合うことができました。
「子供の頃の辛い記憶」「会社員時代の辛い記憶」
「去って行った恋人の記憶」「不安や恐怖心」
そういったものに、キッチリと決着をつけることができました。
「頑張って成長した自分」と「昔の弱い自分」
分離していた両者を、自然な形で統合することができました。
この「統合」こそが、私にとって人生の大きなテーマであり、
自分が追い求めていたものでした。
もちろん、人間である以上、色々と浮き沈みはあります。
しかし、心の土台に「純粋な自信」「慈しみの心」
そういったものがあれば、どんなに辛いことがあっても、
前を向いて歩き続けることができる。
自分が満たされてこそ、本当の意味で、
人に優しく接することができる。
「慈しみの心」を持つことができる。
今夜は、一人で祝杯をあげよう。
晴れやかな気分で。
明日は明日の風が吹く。