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【中村天風の教え】天風式坐禅法の実践で得られる「4つのメリット」とは?

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【中村天風の教え】天風式坐禅法の実践で得られる「4つのメリット」とは?
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「仕事で結果を出すスキル」「無敵の人間関係を創る技術」「ストレスリーのマインドセット」「自分の能力を発揮する技術」を教える専門家。「職場性ストレス」の第一人者。自身も元国営企業に17年間在籍。派閥や忖度が横行する弱肉強食の世界で、異例の若さで管理職に昇進。300人以上の部下をマネジメントし、あらゆる「仕事のトラブル」「人間関係の問題」を解決してきた経験を持つ。活動開始から5年間で様々な業種の会社員/管理職、起業家、経営者、コーチ/カウンセラーなど約500名をコーチング、1500人以上にサポートを行う。コーチングの世界的権威から学んだメソッドと、自身の壮絶な人生経験に裏打ちされたコーチング技術は、社会人が抱える悩みや問題を解消し「現実の成功/内面の成長」を掴む技術として定評がある。
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以前、当ブログで

関連記事:【中村天風の教え】「天風式坐禅法」の驚くべき効果とは?

という記事をシェアさせていただいた。

 

「天風式坐禅法」を実践して1ヶ月が経ったので、

その中で気付いた「感想」や「得られるメリット」などをお伝えしていきたい。

「瞑想」や「座禅」を行う目的

それは「思考に溜まった雑念(ノイズ)を除去し、本来の純粋な意識を取り戻す」為である。

膨大な情報で溢れる現代社会を生きる私たちの意識は、どうしても

「自分が思考したことの残骸」「欲望の残骸」「嫌な記憶の残骸」

「得た情報の残骸」などが、「雑念」となって、思考活動の負荷になってしまう。

これでは、本来の「純粋な意識」が持つパフォーマンスを発揮出来ない。

例えば「イライラしていると、冷静な判断が出来ない」ように。

 

パソコンやスマホの「メモリークリーン」のソフトと同様に、

意識も定期的に「クリーニング」することが望ましい。

その「クリーニング」が「瞑想」であり「座禅」なのだ。

ちなみに、「天風式坐禅法」の肝ともいえる「ブザーの音源」は、

こちらの書籍に付属しているCDを使っている。

この本が初心者にはお勧めである。

「中村天風 心が強くなる坐禅法 CDブック」

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「天風式坐禅法」を実践して得られる4つのメリット

とにかく簡単にできる

「瞑想」の場合、最初はワークショップや講習会に行って、

熟練したインストラクターから教えてもらう必要がある。

実践しながら「これで良いのかな?」「これで合ってるの?」

と、慣れるまでに悪戦苦闘してしまいがちである。

私は、10日間の瞑想修行で「ヴィパッサナーの瞑想法」をマスターしたが、

やはり若干の「難易度の高さ」「敷居の高さ」は感じた。

関連記事:【始まり】10日間の瞑想修行体験記その1

「天風式坐禅法」は、

「寝ながらブザーの音源を聞くだけ」でも効果が得られる。

「正式なやり方」に沿って行うこともできるし、

天風自身が「足を投げ出しても良い」と言っていたように、

自由なスタイルで行うこともできる。

思い付いたらすぐに実践できる、良い意味での「お手軽さ」がある。

 

頭の意識がスッキリとする

「天風式坐禅法」を実践し終え、ヘッドホンを外して日常に戻ってみると、

「うわ、すごい意識がスッキリしたなぁ」と、ハッキリと感じられる。

意識から、余計なものをデトックスしたような爽快感。

このレベルの爽快感を他の行動で得ようとすると、

「山奥の天然温泉に入り、風呂上がりに生ビールを飲む」位のコストが必要である。

 

「イライラ解消効果」がある

特に「イライラ」に効くと感じた。

朝、寝起きにイライラしてしまう人は、

まず寝起きに水を飲み、

「天風式坐禅法」を実践することを習慣付けることをお勧めする。

寝起きに心を整えることで「1日の入り方」が、ガラッと変わってくるだろう。

 

短時間(10〜20分)で効果を得られる

「天風式坐禅法」は、10〜20分で出来てしまう。

対して、瞑想だと1時間はかかってしまう事が多い。

瞑想も、適切なやり方をマスターすれば効果は高いが、

いかんせん、時間という「資産」を使い過ぎる気がしている。

瞑想を行うのであれば、お風呂に入った時に照明を落としてやるのが良いかもしれない。


 

中村天風の「天風式坐禅法」を実践し、突き詰めていくと、

ある時、心が空っぽの状態「空(くう)」を感じられる瞬間が訪れる。

瞑想を経験した人ならわかるが、

雑念というものを意識から追い払うことは容易ではない。

油断すると、すぐ頭の中に次から次へと浮かんできてしまう。

一般的な瞑想では、初心者の方は「空(くう)」を体験することは難しい。

「天風式坐禅法」を実践すると、初心者でも比較的容易に「空(くう)」の境地を体験することができる。

実際、高名な禅僧である石川素堂(1841〜1920)が「天風式坐禅法」を体験し、

「こんな訳なく接心(精神集中)のできる近道のあることも知らず、何と何と、永い永い間、深山幽谷の中や険しい山坂を苦しい思いをして歩いていたと同じ苦行で修行し、さてさて接心把握の至難のことよとつくづく坐禅行の味得徹底の難しさを痛感していたものであった」

と感想をもらしている。

 

「天風式坐禅法」は、時代の変遷とともに忘れ去られつつあった技術だが、

忙しく情報化社会をサバイバルする現代人にとって、

最も合っている「坐禅法」「瞑想法」といえるのではないだろうか?

ぜひ、試してみていただきたい。

 

 

明日は明日の風が吹く。

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「仕事で結果を出すスキル」「無敵の人間関係を創る技術」「ストレスリーのマインドセット」「自分の能力を発揮する技術」を教える専門家。「職場性ストレス」の第一人者。自身も元国営企業に17年間在籍。派閥や忖度が横行する弱肉強食の世界で、異例の若さで管理職に昇進。300人以上の部下をマネジメントし、あらゆる「仕事のトラブル」「人間関係の問題」を解決してきた経験を持つ。活動開始から5年間で様々な業種の会社員/管理職、起業家、経営者、コーチ/カウンセラーなど約500名をコーチング、1500人以上にサポートを行う。コーチングの世界的権威から学んだメソッドと、自身の壮絶な人生経験に裏打ちされたコーチング技術は、社会人が抱える悩みや問題を解消し「現実の成功/内面の成長」を掴む技術として定評がある。
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