【俺の料理】秘伝!「魔法ちゃんこ鍋」の作り方
こんばんは!
独身貴族の木下空です。
突然だが、私は外食で「ちゃんこ鍋」を食べない。
何故か?
自分が作る「ちゃんこ鍋」より美味しい店がないからである。
凝り性の私は一時期、カンタンに作れて美味しい「男の料理」のレシピ探求にハマっていた。
鉄のフライパン、ステンレス製の高級な鍋などを揃え、休日にスパイスからインドカレーを作ったり(ちゃんとギーを使う)、自宅でスペアリブを焼いたりと、謎の情熱を燃やし続けた。
おそらく、仕事のことを忘れたかったのだろう。
当時付き合っていた彼女より料理が上手かったので、ちょっと嫌がられた。
そんな私が辿り着いた「最も作るのがカンタンで美味しい料理」は「鍋料理」である。
具材を入れて煮込むだけで、各素材が味のハーモニーを奏で、芳醇な味わいを生み出す。
そして様々な鍋を作り、研究した結果「魔法ちゃんこ」が生まれた。
今回かなり迷ったが、このブログを読んでいただいているあなたに、
「魔法ちゃんこ」のレシピを伝授したいと思う。
ちなみに、この「魔法ちゃんこ」は当時私が弟子入りしていた合気道の道場で合宿した時に晩御飯として作り、全員から絶賛されたものである。
あの夜、私は輝いていた・・・。
魔法ちゃんこ鍋のレシピ
具材(必須)
- 白菜
- 魔法つみれ
- 白ネギ (緑の葉部分は刻んで魔法つくねに混ぜる。白い部分は具材にする)
- 薄切り豚バラ肉
具材(お好みで入れてもGood!)
- じゃこ天
- 厚揚げ
- えのき
- シイタケ
- マッシュルーム
調味料
- 味噌(甘め)
- お出汁(極秘ルート)
- 酒(ワンカップ大関で良い)
- みりん
- 醤油
- 鷹の爪(なくても可)
鍋の水分の大部分は、白菜と酒。
次いでお出汁(鍋全体の水分を考慮して、かなり濃い目にしておく)
私はこの出汁に関西お出汁専門店「だし蔵」の「おだしパック」を使っている。
この「おだしパック」8〜10パックを、
前日の夜に2リットルのミネラルウォーターの中に入れておく。
翌日になったら、感動するレベルの「美味しい出汁」が出来ている。
超オススメ。
そしてみりん。醤油を適量。
味噌はマルコメの「無添加みそ 糀美人」がおすすめ。甘めでおいしい。
- 最初に鍋に白菜と酒を投入し、蓋をして白菜が柔らくなるまで煮る(鍋のベース)
- 残りの調味料と具材を、味見しながら投入する。
魔法つみれレシピ
この魔法ちゃんこ鍋の主役「魔法つみれ」である。
反則レベルの美味しさ。
- 鶏ミンチ
- ネギ(緑の部分)
- 卵黄
- 片栗粉(入れないとパサパサになる)
- ショウガ(チューブでOK)
- ごま油(「かどや 純正ごま油」がおすすめ)
- 醤油
- 塩
- にんにく(チューブ、なくても可)
ネギは刻んで入れよう。
配分は空気を読みつつ適当で良いが、
ショウガとごま油と醤油は、かなり多めに入れる事。
特に醤油。写真のように、ちょっと濃い目の色になる位。
このつみれからも、素晴らしい出汁が出る。
- すべてをボウルに投入して、粘り気が出るまでひたすら混ぜる。
ショウガと醤油とごま油が味の決め手。
神戸南京町の豚まん発祥の店「老祥記」の味付けから着想しました。
いかがだっただろうか。
食べた後の「締めの雑炊」も素晴らしい。
とにかくカンタンなので、作ってみてほしい。
「感動するほどの美味しさ」を保証する。
明日は明日の風が吹く。