あなたが「ネガティブな感情」に囚われている時に忘れているもの

誰しも「ネガティブな感情」に囚われる事はある。
ただ、我を忘れて、感情に身を任せて、相手との関係性が崩壊するような、
取り返しのつかない言葉を吐いてしまう等、
後で後悔するような事態は避けたいものだ。
あなたが、
「怒り」「憎しみ」「悲しみ」といった「ネガティブな感情」に囚われている時、
元の「冷静な状態」に戻す為のコツをお伝えしたい。
例えば、
あなたが「怒り」に囚われている時。
今まさに、冷静さを失いそうになっている瞬間。
あなたは「怒り」の「反対の感情」を忘れているのだ。
「怒り」の場合は「喜び」の感情を忘れている。
「憎しみ」の場合は「慈しみ」を忘れている。
もちろん、人の感情は明確に区分けできるものではない。
自分が「感じているもの」の反対をイメージしたらいい。
イメージして思い出すと「感情のシーソー」のバランスが取れてくる。
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感情を「忘れている」ことは「存在していない」事と同義なのだ。
『「怒りの感情」に囚われ「怒りの感情」だけで行動する人間』
考えてみると、なかなか恐ろしい。
ちなみに私の場合、相手の「表情」「仕草」「雰囲気」といった、
「非言語」の部分から、かなり感情の奥深いところまで読み取る事ができる。
相手の「闇の深い部分」を察して、ゾッとする時がある。笑
「喜怒哀楽」あって人間である。
全ての感情は「必要なもの」であり、
「ネガティブな感情」も役に立つ場合はあるが、
「囚われ」たり「支配」されたり「乗っ取られた」りしないように、
気を付けていきたいものだ。
人間だけが「感情をコントロール」できる、
高次元な存在なのだから。
明日は明日の風が吹く。