「自分に甘い人の末路」はどうなる?【3つのタイプ別に解説】
「仕事に結果を、自分に誇りを」
ビジネスメンタルトレーナーの木下空です。
今回は、
「自分に甘い人の末路」をタイプ別に解説します。
- 本当に「自分に甘い」は悪いことなのか?
- 「自分に甘い人」が嫌われるパターン
- 「自分に甘く他人に厳しい人」「考えが甘い人」の末路
までお伝えしていきます。
目次
自分に甘い人の末路
ドキッとするタイトルですよね…。
今、この記事を読んでくださっているあなたは、
「自分は甘いかもしれない」
「こんな甘い考えで、自分の仕事が務まるのだろうか」
と、不安になっているのかもしれない。
「このままじゃ、将来とんでもない末路が待ってるんじゃないか…?」みたいな。
ちなみに、
私は「自分に甘い人博士(何者…?)」と呼んでいいレベルで、この分野に関して熟知しています。
理由は3つあります。
- 元国営企業で管理職をしていた頃、様々な「自分に甘い人」をマネジメントしてきたこと。
- 現在は「マネジメントとメンタルの専門家」として、多くの会社員・管理職・起業家の方にコーチングを行なっていること。
その中には「自分に甘さが抜けず、仕事で結果が出せない」という方も多いです。 - そして何を隠そう、私自身が子どもの頃に甘やかされ、自分に甘い人間として育ち、社会に出てからかなり苦労した人間だからです。
自分に甘過ぎて、引きこもりニートになっていた時期もあります。
いわゆるガチ勢である(?)
そんな私が、仕事と人生の両面から、「自分に甘い人の末路」について考察していきます。
「自分に甘い」は悪くない?
そもそも論ですが、「自分に甘い」って、悪いことなんでしょうか?
「自分に甘い」の反対の言葉は「自分に厳しい」だと思いますが、では、自分に厳しければ、それで正解なんでしょうか。
結論から言うと、
「自分に甘い」ことそのものが悪いわけではない。
問題なのは、
- どの場面で自分に甘いのか
- その甘さが、周囲や未来の自分にどんな影響を与えているのか
この判断をミスってしまうことです。
まずは「自分に甘い」という言葉の定義を、少し整理してみましょう。
自分に甘いとは?仕事における「甘さ」との違い
一般的に「自分に甘い」とは、
- やるべきことより「目先のラク」「目先の快楽」を優先する
- 不都合なことから目をそらし、決断や行動を先送りにする
共通しているのは、「今の自分を守るために、未来の自分にツケを回している」ということ。
「自分に甘い人」の特徴と解決法はこちら
関連記事:「自分に甘い人」7つの特徴と、直したい人がやるべき4つのこと
そして「仕事」においては、
仕事に対する「基準値」が低い
という意味でも使われます。
「プロ意識が高いかどうか」という話にも繋がってきます。
ただ、これは他人や一般的なレベルと比較して
「基準値が高い」
「基準値が低い」
と判断するから、相対的なものになってくる。
たとえば、入社1年目のAさんが仕事を自分なりに頑張っている。
しかし、仕事に厳しくストイックな上司Bさんから見たら、「甘いな…」と判断されるかもしれない。
一方で、職場の同僚Cさんから見たら、「何の問題もない」と判断されるかもしれない。
そもそも、
「自分に甘い」という言葉が抽象的過ぎるんです。
人それぞれ価値観が違うから、それぞれの見方も違ってくる。
「自分に物凄く厳しい人」は、世の中の大半の人を「甘い」と判断するだろうし。
ただ、
「自分に厳しいのは、自分がやりたいからそうしているはずなのに、いつの間にか、その厳しさを人に押し付けたり、常にイライラしている」
こんな人にならないよう注意したい。
大体、40代以上の大人から見ると、殆どの若い世代は「自分に甘く見える」もの。
「最近の若いモンは…」と溜息をつく。
人類の歴史で、ずっと繰り返されてきたことです。
このように、「甘い」の基準は人それぞれの価値観、性別、年齢、立場によって違うし、自分の判断基準を人に求めることも間違っている。
他人の判断基準を気にする必要もないし、自分に厳しくなり過ぎても、しんどくなるだけです。
何でもかんでも自分に厳しく、ストイックにやっていたら身が保たない。
人間の心身には限界がある。
ひたすら自分を追い込んでいたら、最後には壊れてしまう。
仕事で、常に自分を追い込んでストレスを抱えている人も多い。
疲れ果ててしまった自分には、時には思いっきり甘やかして、楽しいことをさせてあげて、元気を出してもらうことも必要です。
そんな時があっていい。
自分の人生において自分を尊重するのは、当たり前のことである。
それを「悪いこと」にしてしまったら、とんでもなく生き辛くなる。
ビジネスパーソンにとっての「危ない甘さ」
ここまでお伝えした通り、
自分に優しくすること自体は、全く悪いことではない。
ただ、仕事においては「ここから先は気を付けたほうがいい」というラインもあります。
- やるべきことを後回しにして、直前にならないと本気を出さない
- 「このくらいでいいか」と、毎回テキトーにやってしまう
- ミスをしても、改善策を考えずにすぐ忘れる
- 数字管理をしない、お金の管理がどんぶり勘定
- フィードバックや話し合いを避け、問題が大きくなってから慌てる
- 自分のコンディション管理(睡眠・健康)を軽く見て、「まあ大丈夫だろう」と考えが甘くなり、パフォーマンスを落とす
特に、部下を持つ管理職や、会社を引っ張る起業家ほど、その影響は大きくなる。
こうした甘さが積み重なると、周囲からは「自分に甘い人」というより、「仕事を舐めている人」に見えてきます。
こういった、仕事上の「自分への甘さ」によって、
- 評価が下がる・昇進のチャンスを逃す
- 大事な仕事を任されなくなる
- 上司や部下、メンバーが離れていく
- 独立している人なら、売上や信頼が目に見えて落ちていく
など、じわじわとボディーブローのように、自分への甘さのツケとして数年〜十数年後に表面化していきます。
では、「自分に甘い人」は、どんなパターンで「危ない末路」に向かってしまうのか。
「タイプ別」に分けて見ていきましょう。
「自分に甘い人」が嫌われる3つのパターン
①自分を甘やかすために他人に迷惑をかける人の末路
自分が自分の人生において、自分に甘くても自由なんですが、
自分を甘やかすために、他人に迷惑をかけてはいけない。
- 自分が楽をしたいから、人に自分の重荷を背負わせる
- 自分が気分良くなりたいから、人に機嫌を取らせる
- 自分が得をしたいから、人から奪うor利用する
- 面倒な仕事を部下や後輩に押し付ける
- 自分のミスの尻拭いをいつも誰かにさせる
他人に迷惑をかけてまで自分を甘やかそうとすると、様々な問題、トラブルが起こる。
当たり前ですが、自分のラクのために人を利用しようとすると、人からの信頼を失う。
「自分を利するためなら、他人を利用したり搾取してもいい」
こういう人間になったら、終わりです。
自業自得の末路が待っています。
「自分に甘い」と「他人に迷惑をかける」は、全く別のこと。
「自分に甘いから嫌われる」のではなく、
「他人に迷惑をかけるから嫌われる」ということです。
②「自分に甘く他人に厳しい人」の末路
「自分に甘く他人に厳しい人」も、同じような末路を辿る。
自分に厳しくて他人にも厳しいなら、まだ肯定的に見てくれる人もいますが、
「自分に甘く他人に厳しい人」は、嫌われる要素しかない。笑
- 自分の欲求や願望を満たすことしか考えず、自分しか見えていない
- 自分に非があっても一切認めない、棚に上げる
こうなってしまうと、人から嫌われ、孤独な未来に向かっていく可能性が高い。
ちなみに、多くの人を見てきた経験から言えるのですが、
「若くて美人の女性」は、自分に甘く他人に厳しい生き方をしても通用することがある。
浮かれた男達がチヤホヤしてくれるから。
しかしその分、年齢を重ねていく中でその「やり方」が通用しなくなり、人生の後半に、一気に「悲惨な末路」に突入するというのも、ありがちなパターンです。
「美人=幸せな人生」とは限らないんです。
補足として、
「自分にも他人にも甘い人」は平等性の価値観があり、その人の立場が上であるほど、周囲から好かれることが多いです。
③「考えが甘い人」の末路
「自分の考えが甘い人」も、人に迷惑をかけることが多いです。
他人や人生を舐めているので、油断が多くなる。
会社とかだと、そのツケが周囲に被弾する。笑
考えが甘い分、物事が自分の計算通りにいかないので、不平不満を抱えやすくなる。
- リスク管理をしない
- 「最悪のケース」を想像しない
- にも関わらず、上手くいかなかった時だけ被害者意識になる
こうした「考えが甘い人」は、すぐ人に頼ったり依存して、自分のラクを得ようとすることが多い。
しかし、それでは
ずっと自立できずに「依存の人生」になってしまう。
人生における「自立」とは、
「自分の人生を自分で決める」
「自分の幸せは自分で決める」
という姿勢である。
逆に「依存」は、
「人に決めてもらわないと不安で生きていけない」
「私の幸せ/不幸は他人によって決まる」という姿勢。
「人からの評価に依存している」とも言えます。
こういった生き方をしていると、
「自分一人では幸せになれないので、他人に依存・執着し続けなければならない」という末路が待っている。
「自分に甘い人の末路」に陥らないために
「自分に甘い」「自分に厳しい」
どっちが良い悪いとか、二者択一とかではなく、
結局は、「時と場合」「バランス」が大切です。
その時、どちらが最善なのかは、自分の心に聞いてみましょう。
最後に、大切なことをお伝えします。
自分に甘いことは、悪いことではない。
しかし、
人生には「逃げてはいけない場面」があります。
仕事でも、人生でも、ここぞという場面がある。
その時は、
逃げずに真正面から向き合うことをお勧めします。
そこで自分を甘やかし、ラクな方に逃げてしまうと、後からツケが回ってくる。
そんな時、自問自答してみてください。
今、自分を甘やかして、自分の人生が
「幸せな方向」に向かうのか?
「不幸な方向」に向かうのか?
自分に甘くてもいい。
しかし、
「自分に嘘をつく」のはやめましょう。
今、逃げるのと
今、逃げずに向き合うのと、
どっちが自分の本音なのか?
怖くてもいい。
もし、あなたが自分の人生を、自分らしく幸せに生きたいなら。
「自分の本音で生きること」を最優先にしましょう。
時には自分に甘く、時には自分に厳しく。
応援しています。

