陰キャ専門ビジネスコーチ

【食べることは生きること】「食事を楽しむこと」で人生は豊かになる

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【食べることは生きること】「食事を楽しむこと」で人生は豊かになる
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「仕事で結果を出すスキル」「無敵の人間関係を創る技術」「ストレスリーのマインドセット」「自分の能力を発揮する技術」を教える専門家。「職場性ストレス」の第一人者。自身も元国営企業に17年間在籍。派閥や忖度が横行する弱肉強食の世界で、異例の若さで管理職に昇進。300人以上の部下をマネジメントし、あらゆる「仕事のトラブル」「人間関係の問題」を解決してきた経験を持つ。活動開始から5年間で様々な業種の会社員/管理職、起業家、経営者、コーチ/カウンセラーなど約500名をコーチング、1500人以上にサポートを行う。コーチングの世界的権威から学んだメソッドと、自身の壮絶な人生経験に裏打ちされたコーチング技術は、社会人が抱える悩みや問題を解消し「現実の成功/内面の成長」を掴む技術として定評がある。
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最近、体調を整える為に、

3日間ほど断食していた。

 

固形物は一切摂らず、

摂取したのはプロテインとビタミン・ミネラル、乳酸菌のサプリメントのみ。

断食を終える頃には、体調や意識がスッキリと整っていた。

胃袋が縮まるので、暴飲暴食などの予防にもなる。

 

で、断食明けに食べるものを買おうとスーパーに行き、

アボカドなどのヘルシーなものをチョイスしようとしたのだが、

ふと気が付くと、

「メンチカツ」と「鶏肉と野菜のバジル炒め」と「ビール」を購入していた。

「まぁ、いいだろう」と、他の買い物も済ませ、帰宅した。

テーブルの上に、電子レンジで温めたメンチカツと鶏肉と野菜のバジル炒めを並べる。

ビール缶のプルタブを「プシュ」と開ける。

 

「祝祭」の始まりである。

 

断食をやったことのある人はわかると思うが、

数日間ほど断食して、胃などの消化器官を休ませると、

人間が本来持っている「味覚」が呼び覚まされる。

より鋭敏に「味」を感じるようになる。

つまり「美味しい」と感じる。

 

まずは、メンチカツを頬張る。

 

「フフッ・・・・」

 

思わず顔がニヤける。

メンチカツって、こんなに美味しいものだったのか?

「美味しい」とかいうレベルを超えて「感動」すら覚えていた。

続けざまに、ビールをゴクリと喉に流し込む。

 

 

(※画像はイメージです)

 

「生きてて良かった・・・・・」

心の底から、そう感じていた。

 

食べることは「真実の喜び」である

スーパーの惣菜コーナーで買ったメンチカツを食べ、

ビールを飲んだだけで、私の心は満たされていた。

 

一口食べるごとに「喜び」を感じる。

 

ゆっくりと味わいながら、食べることを楽しんだ。

ただ純粋に、食べることに没頭した。

 

美味しいものを食べられる幸せ。

美味しいものを食べられる喜び。

「恵まれている」と感じ、感謝とともに食事を終えた。

 

「あぁ、おいしかった・・・・」

所用があったので、食事の余韻に浸りながら自転車で出かけた。

道中で、コンビニの前を通りかかったのだが、

そこで、とある看板が目に止まった。

「新発売!プレミアム和栗モンブランソフトクリーム」

 

「プ、プレミアム和栗モンブランソフト・・・・!?」

「胸の高鳴り」を抑えられない自分がいた。

 

思わず、足を止めてコンビニに入り、

店員に告げた。

 

「プレミアム和栗モンブランソフトください。」

 

店員にお金を支払い、プレミアム和栗モンブランソフトを受け取る。

3日ぶりのスイーツ。

プレミアム和栗モンブランソフトを持つ手が、

少し震えていたかもしれない。

 

ゆっくりと、味わいながら食べる。

和栗の上品な甘さが、口いっぱいに広がる。

静かな感動が、心を満たしていく・・・・

 

(※画像はイメージです)

 

その時、

世界には「プレミアム和栗モンブランソフトと私」しか存在しなかった。

「真実の喜びの瞬間」である。

 

結局、その後も夜に寝るまでプレミアム和栗モンブランソフトのことを思っていた。

自分がその日に食べたものを、わざわざ思い出して余韻に浸る。

「ふふっ、さっき食べたプレミアム和栗モンブランソフト、おいしかったぁ〜」

そんなことがあるだろうか?

まさに、幸せルンルン気分であった。

 

 

「食う」「寝る」「遊ぶ」を楽しむ

昔、車のCMのキャッチコピーで「食う寝る遊ぶ」というものがあった。

「食う」「寝る」「遊ぶ(恋愛なども含む)」を純粋に楽しむことが、

「幸せな人生」を送るコツだといえる。

しかし現代人は、

本来素晴らしい体験である「食う」「寝る」「遊ぶ」を、

粗末に扱ってしまっているように感じる。

 

「食べること」は「生きること」

つい、日々の忙しさにかまけて、

ただ義務的に食べたり、

他のことに気を取られながら食べたり、

感覚を麻痺させるような、体に悪いものばかり食べたり、

とかく「食べること」を軽視していないだろうか?

私たちは「食べることの素晴らしさ」と向き合い、

もっと主体的に「食べることを楽しむ」という意識を持つ必要があるのかもしれない。

 

家で食事をするなら、自炊に挑戦してみたり、

こだわりの食器やフライパンなどを揃えてみる。

外食をするのであれば、料理だけでなく、

店の雰囲気や流れる時間も楽しんでみる。

 

今、自分がやることに対して、

いつも「楽しむ心」を持つこと。

そして「楽しむ心の感度」を上げること。

 

「人生」とは、いつか終わる有限なものである。

そして「食べること」もまた、有限なのだ。

 

いつかは、食べられなくなる時が来る。

大好きな食べ物も、死んでしまったら食べることができない。

 

「今、食べたいものを食べられる喜び」を感じながら、

「今、生きていること」に感謝しながら、今日も食事を楽しみたい。

 

もし、あなたの気分が落ち込んでいるのなら、

今すぐにでも、美味しいレストランを予約して、

大切な人と出かけよう。

 

人生を楽しむには、

「ちょっとした心がけ」があればいいのだ。

 

 

空腹では隣人は愛せない

 

ウッドロー・ウィルソン

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「仕事で結果を出すスキル」「無敵の人間関係を創る技術」「ストレスリーのマインドセット」「自分の能力を発揮する技術」を教える専門家。「職場性ストレス」の第一人者。自身も元国営企業に17年間在籍。派閥や忖度が横行する弱肉強食の世界で、異例の若さで管理職に昇進。300人以上の部下をマネジメントし、あらゆる「仕事のトラブル」「人間関係の問題」を解決してきた経験を持つ。活動開始から5年間で様々な業種の会社員/管理職、起業家、経営者、コーチ/カウンセラーなど約500名をコーチング、1500人以上にサポートを行う。コーチングの世界的権威から学んだメソッドと、自身の壮絶な人生経験に裏打ちされたコーチング技術は、社会人が抱える悩みや問題を解消し「現実の成功/内面の成長」を掴む技術として定評がある。
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