「出会い」も「別れ」も美しい
木下空です。
私事ですが、
明日は引っ越しです。
今も、
段ボール箱に荷物を詰め込んでいます。
2年半暮らした家と、
家の近所にあった
南森町の天満宮さんとも、
いよいよお別れ。
色んなことがあった。
2年半前。
もうすぐ生まれてくる娘のために
南森町の家に引っ越したのですが、
臨月だった奥さんが
夜にいきなり産気づいて、
病院にタクシーで連れて行ったんです。
そのまま出産することになったのですが、
当時はコロナ禍で
私は病院内に立ち入ることすらできない。
仕方がないので、
南森町の天満宮に
コッソリ忍び込んで
必死で願掛けしました。笑
結局、
1時間の超安産でした。
娘が生まれてから、
一緒にお風呂に入るのが日課になった。
それも、
毎日この家で。
娘が自分で歩けるまで成長してからは、
毎日、娘と天満宮を散歩していました。
天満宮は
私にとって、
思い入れの深い場所になった。
2年半の
思い出がいっぱいだ。
今日は、
娘を保育園に迎えに行った。
娘は、
友達や保育士さんと
お別れをしていた。
「ありがとう」
「さようなら」
別れは寂しい。
でも、
「出会い」も「別れ」も、
同じくらい美しい。
次に向かう
新しい場所が、
私たちを待っている。
そうやって、
出会いと別れを繰り返しながら、
人生は続いていく。
そして、
いつか訪れる
人生の最後
出会ってきた人たちの
顔を思い浮かべながら、
「わたしという物語」が
幕を下ろす。
そんなことを思った。
ただ、
まだまだ仕事がたくさんある。
人生をかけてやることが、残っている。
最後に笑って終えるために、
「よくやった」と
自分に言えるように、
生きていく。