「表情」を意識する

「人間関係の悩み」を解消したくて、
ちょっと仕事帰りに大型書店で、
「コミュニケーション」に関する本を読んだりしている、
そこのあなた。
「コミュニケーションとは、会話術のことである」
と思っていませんか?
「あの有名お笑い芸人のように【話し方】さえ上手くなれば、
もっと人間関係が上手くいくのに・・・」
無理です。
自分に似合わないことを無理に体得しようとしても、
上手くいかないのである。
あなたの才能・気質・性格に合致した、
「コミュニケーションスタイル」を構築することが大切だといえる。
そもそも「トークスキル」に関しては修練が必要なので、
地道な実践が必要となる。
性格が外交的な人はどんどん向上していくが、
シャイな人間は思い立たないと、一向に伸びていかないのである。
(私のことですね・・・)
そこで今回は、
「トークスキル」より大切かもしれない、
「表情」の重要性について書いていきたい。
「彼は、取引先に顔が利く」
「彼は、このチームの顔である」
「彼は、私の顔馴染みである」
こんな言い回しがあるように、コミュニケーションにおいて
「顔」が果たす役割は大きい。
極端なことを言ってしまうと、
「あなたが何を言っているか」より
「あなたがどんな表情をしているか」が
重要視されるのである。
例えば、社内のプレゼンで、
どんなに理路整然とした理屈を聞かされたとしても、
その人の表情が「不安に怯えた表情」だったら?
説得力に乏しいし、通る企画も通らないだろう。
逆に、アイデアとしては凡庸なものなのに、
その人が悠然と、落ち着きと自信に満ちた表情だったら、
人は説得力を感じてしまうのである。
この厳然たる事実について、
あまりにも人は無頓着ではないかと感じている。
付け焼き刃のトークスキルを身に付けようとする前に、
「表情をコントロールする」技術を学ぶべきなのだ。
想像してみよう。
あなたが常に冷静沈着で、
自信に満ちた表情をして仕事をしていたら?
誰もが狼狽えるような状況でも、
一人落ち着いた振る舞いが出来たとしたら?
間違いなく、出世していくだろう。
そういった人材は引く手数多である。
あなたが「人と関わること」について関心があり、
円滑にコミュニケーションしていきたいのであれば、
人から好かれたいのであれば、
「表情」から変えていきましょう。
コストゼロで、効果は絶大である。
影響力があるかないかは、
レディーの資格があるかないかに似ている。
自分で自分はレディーよと言わなければ
分かってもらえないようでは、
レディーの資格はない。
マーガレット・サッチャー