人生は「選択の連続」で成り立っている
人生は「選択の連続」で成り立っている。
人生の選択の話
例えば、
今日の１日だけでも、あなたは多くの「選択」をしたはずである。
「今日、何時に起きるか」
「今日、何をするか」
「今日、何を食べるか」
「今日、どこへ行くか」
「今日、誰と会うのか」
こういった日常の「小さな選択」から、
人生の方向を左右するような「大きな選択」まで、
数多くの「選択」が存在する。
人生は「自分が選択したことの結果」であるといえる。
あなたがその時、どんな選択をするかが、
あなたの人生を決める。
「人生、選択ミスばかり」と嘆くのは時間のムダ
もし、あなたが今の現状に不満があるのであれば、
それは「自分が望んだ状態に向かう選択ができていない」
ということを意味する。
今すぐにでも「自分が望んでいる状態」
に人生をシフトする「選択」をできるはずなのだから。
とはいえ、
自分が選択したことの結果が「自分の望んだ通りのもの」になるとは限らない。
「運命のいたずら」とでも呼べるような、
ほんのちょっとした差で、裏目に出てしまうことだってあり得るだろう。
しかし「結果」にばかり捉われて、
選択する勇気を持たなくなってしまっては、本末転倒である。
「やるか、やらないか」という選択で
「やらない」を選ぶことがある。
もちろん、戦略的に「やらない」という選択をすることは妥当である。
敢えて今は動かず、様子をうかがい、大きなチャンスに備える。
最終的な勝利を掴むために。
歴史を振り返って見ても、そんな事例は山ほどある。
しかし気を付けなければいけないのは、
それが「【おそれ】による選択」
になっていないかということである。
失敗することを恐れて、やらない。
本当はやりたいけど、努力することが面倒くさいからやらない。
（「失敗して努力がムダになったらどうしよう」というおそれ）
あの子に告白したいけど、振られるのが恐いから、言わない。
あの大学に入りたいけど、頑張ってもムリだろうから、挑戦しない。
やらない「言い訳」はいくらでも思いつくし、
出来ることならいつまでも後回しにしていたい。
でも後回しにするということは、結局後でやらなければいけない。
それは、未来の自分を苦しめることになる。
「おそれ」からくる「逃避のための選択」
「楽な方へ流される選択」をしてしまうと、
最終的に待っているのは「自己嫌悪」である。
２つの「人生の選択」
大切なことがある。
すべての「選択」は、突き詰めると、
「愛か、恐怖か」という二者択一になるということ。
おそれによる「ネガティブな選択」ではなく、
愛による「ポジティブな選択」をする。
「自分の中のおそれ」と向き合い、
自分に正直に、本当にやりたいことを、
自分の心に聞くことである。
「自分のことは自分で決める」
当たり前のことだが、そこから逃げている人は多い。
「自分の責任」を誰か他人になすり付けるようなことをしたり、
やらない自分を誤魔化すための「言い訳」に終始したり、
誰かに依存し、流されるまま人生を送ってしまったり・・・
そういった生き方をしていると、「後悔」だけが増えてくる。
あの時、チャレンジしておけば・・・
あの時、あの子に告白していれば・・・
あの時、あの大学に入るために勉強しておけば・・・
「あのとき、違う選択をしていたら、今の自分はどうなっているんだろう？」
そんな「たられば」に支配されながら、
一番大切な「今」と向き合おうとせず、
諦めとともに人生を終えてしまう。
では、どうすればいいのか？
迷ったら「やってみる」ことである。
恐れを感じても、
自分の直感に従い「やってみる」ことである。
自分に正直になれば、自分にとって一番正しい選択ができるようになる。
そして、自分で決めた道であれば、成功しようが失敗しようがどちらでもいいのである。
「結果」は、あなたに「経験」という収穫をもたらすだろう。
そして「結果」がどうであろうと、
「自分で決めた」ということに、大きな価値が生まれる。
他人に流されて決めたことではなく、自分が決めたことであれば、
最後まで堂々としていられる。
「自分のことを自分で決める人間」にしか持てない「自信」がある。
自分の決断に、自信を持てばいい。
自分を信じて、選択すればいい。
明日は明日の風が吹く。
