晴れ時々、風邪
どうやら、久しぶりに風邪をひいたようだ。
喉の痛みと、頭の痛みと、熱っぽさを感じる。
頭がボーっとして、意識が「冷静と情熱の間」を彷徨っているあのカンジ。
仕事が終わって帰宅し、
バタンと気を失うように寝て(前日3時間しか寝ていなかった)、
起きてみると、この有様である。
「不覚」というしかない。
ちなみに「不覚」の正確な意味は、
- 常からの心構えが不足なこと。特に、油断して、し損ずること。
- 油断して失敗すること。
- 覚悟がしっかり決まっていないこと。
何かの油断から、マズい状況を招いてしまった時、
「不覚!」
と心の中でつぶやいてみよう。
自分で失敗したことなのに、
少し格好いい。
オススメである。
せっかく「風邪をひいた」ので、
この経験を有意義なものにしたいと思う。
少し、向き合ってみよう。
熱が出て、あまり思考が働かない状態。
熱で意識がボーっとしている状態。
こうやって熱が出ているのは、
体が「休め」というアラームを発しているということ。
腹痛や高熱など体内の異常を知らせる生体の警告信号を生体アラームと言い、「痛み」「発熱」は多くの人が体からの警告として自覚しています。ここに「疲労」を加えて、三大生体アラームと言われています。
問題なのは、疲労は「作業能率の低下状態」で、「休め」という重要なシグナルにもかかわらず、「疲労」を感じていても、「痛み」や「発熱」ほど危機感を持たない人が多いことです。その理由は「疲労」は「痛み」ほど脅威を感じないことと、体温計のように疲労を客観的に評価する物差しがないからではないかと言われています。疲労は「休め」を命じる生体アラームと認識しておくことは重要なことなのです。(alinamin.jpより)
体からは多くの「サイン」が発せられているが、
それに耳を傾けることなく、ついつい無理をしてしまう。
自分の体だから、一番大切にするべきものであるはずなのに、
ついつい無頓着な扱いをしてしまう。
「体があって当たり前」
「体が動いて当たり前」
「健康で当たり前」
痛い目に遭って、ようやく気付く。
健康には気を使っているつもりだったが、
少し過信しすぎたようだ。
ゆっくり休もうと思う。
ちなみに、
風邪をひいて発熱し、うなされた後に完治した時、
意識がすごくクリアで爽快に感じないだろうか。
ゴチャゴチャした「思考のゴミ」が、
熱とともにデトックスされていったような・・・
あれが「本来のあなた」の「素の意識」である。
意識が「何にも捉われていない」状態。
今度熱にうなされることがあったら、注意深く観察し、
体感してみるといいだろう。
日頃の自分が、いかにゴチャゴチャとした思いに捉われているか、
よくわかると思う。
そういった「思考のゴミ」を掃除するためには、
「好きなことに熱中する」ことが有効である。
くだらないことを思い出す暇もない位に、
好きなことに集中しよう。
好きな漫画を読んだり、映画を観たり、
そんなことでもいい。
ジョギング等の運動をするのも良い。
そういった「意識を整えるテクニック」
を知って置くことが、大切だといえる。
明日は元気に、頑張ろう。