それは努力か苦労か
このブログを通じて、私があなたにお伝えしたいことは、
「あなたは自由だ」
ということ。
あなたは、あなたの人生のあらゆることを、
あなたの意志で決めることができるし、
実際そうやってきた「結果」が、今のあなたである。
自由とは、
他からの束縛を受けず、自分の思うままにふるまえること。
を意味する。
自由とは「無責任な夢物語」ではない。
あなたが、あなたの足で立って歩く。
「自立した精神」
「人生を生きる覚悟」によって得られるものだ。
その前提を踏まえた上で、
「自分はどう生きたいのか?」
そこと向き合うことが大切である。
目指すものがあるのなら、
たどり着きたい景色があるのなら、
そこに向かって努力する必要がある。
「苦労」ではなく「努力」である。
「苦労」とは、
不自由かつ受け身の生き方で、苦しい嫌な思いをすること。
「努力」とは、
自由かつ自立的な生き方で、目的のために頑張ること。
苦労が多い人生を送る人は、
「受け身の生き方」から抜け出せなかった人達である。
「私は自由だ」と気付けなかった人達である。
「どうして、こんなに苦しい思いをしなくてはならないんだろう」
「辛い、もう疲れた・・・」
「もう、こんな人生は嫌だ!」
「後ろ向きな気持ち」でやっていても楽しくない。
その状況を打開するためのモチベーションも湧いてこない。
良い結果を出すことも難しいし、
やがて疲弊して立ち止まってしまう。
逆に、自分のやっていることが「努力」だと思えるとき。
そこにはしっかりとした「目的」がある。
「仕事で結果を出すために頑張ろう」
「ここで踏ん張って、目指す成功を手にしよう」
こういう「前向きな気持ち」でやっていると、
途中のプロセスを楽しみながら進めることができる。
大きな結果を出すこともできるし、
何より、自立的に取り組んだ分だけ
「自己の成長」になるだろう。
「苦労」は後ろ向きな生き方だが、
「努力」は前向きな生き方である。
「苦労」は、目的がない受動的な生き方であり、
「努力」は、目的を持った能動的な生き方である。
大切なことは、
常に目的を持ち続けること。
目的を見失うと、
「努力」は「苦労」に変化してしまう。
人は「初心を忘れる」生き物である。
夢や希望を持って始めたことでも、
当初持っていた「ワクワクする気持ち」
「楽しみ、夢中になる気持ち」を忘れてしまうものだ。
そんな時は、一度立ち止まって思い出してみよう。
「自分は、どんな気持ちで始めたのか」
「何のためにやっているのか」
「それを達成すると、どんな嬉しいことがあるのか」
それを思い出すと、
また夢に向かって「努力」することができる。
再び、歩き出すことができる。
生きていると、大きな困難やトラブルに遭遇したり、失敗してしまうことがある。
大変な状況に心が落ち込んだり、打ちのめされて何も手につかなくなる時がある。
しかし、どんな悪い状況になったとしても、
その状況をどこかで面白がっていられるかどうか。
それが一番大事かもしれない。
努力とは、情熱を持って取り組むことである。
あなたの能力100%を発揮して取り組むことである。
思い出して見てほしい。
それができた時のことを。
子供の頃、
夢中でセミを捕まえたり、川でザリガニを獲ったり、キャンプでカレーを作ったり、
家で好きなゲームをやったり、好きなあの子のことを考えたり、
大好きな音楽を聴いたり、好きな漫画を読んだり・・・・
あなたが目的に向かって努力する時、
子供の頃に夢中になった「感覚」を思い出してほしい。
その「感覚」が、大きな助けになるだろう。
大きな仕事をやり遂げる人は、
失敗やアクシデントも含めて、
楽しみながらやっているものなのだ。
たった一度の人生、
「苦労しながら生きる人生」ではなく、
「努力することを選ぶ人生」でありたいと思う。