陰キャ専門ビジネスコーチ

【イライラの原因にも】「水と酸素」を補給してメンタルを安定させる方法

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【イライラの原因にも】「水と酸素」を補給してメンタルを安定させる方法
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「仕事で結果を出すスキル」「無敵の人間関係を創る技術」「ストレスリーのマインドセット」「自分の能力を発揮する技術」を教える専門家。「職場性ストレス」の第一人者。自身も元国営企業に17年間在籍。派閥や忖度が横行する弱肉強食の世界で、異例の若さで管理職に昇進。300人以上の部下をマネジメントし、あらゆる「仕事のトラブル」「人間関係の問題」を解決してきた経験を持つ。活動開始から5年間で様々な業種の会社員/管理職、起業家、経営者、コーチ/カウンセラーなど約500名をコーチング、1500人以上にサポートを行う。コーチングの世界的権威から学んだメソッドと、自身の壮絶な人生経験に裏打ちされたコーチング技術は、社会人が抱える悩みや問題を解消し「現実の成功/内面の成長」を掴む技術として定評がある。
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日々、激務をこなすサラリーマン。

こういった症状に悩んでいる方はいませんか?

  • 最近イライラする
  • 情緒不安定なことが多い
  • 憂鬱な気分が抜けない
  • 頭がボーッとする
  • 思考が働かない
  • 集中力がない
  • 疲労感が取れない

 

色々な原因・理由があるが、

それは、あなたが想像もしていない「意外なもの」かもしれない。

 

「水分不足」「酸素不足」

「ストレス」という言葉をよく聞くが、

人間にとって「水分不足」「酸素不足」は、それ自体が大きな「ストレス」である。

生物が生命活動をしていく上で欠かせない「基本の要素」なのだから。

 

当然「水分不足」「酸素不足」は、メンタルにも悪影響を及ぼす。

そして実際、現代人の多くが慢性的な「水分不足」「酸素不足」である。

 

今回は「水分不足」「酸素不足」を予防し、メンタルを健やかに保つ為の方法をお伝えしていこう。

 

 

「酸素不足」の弊害と予防法

脳は、他の臓器と比べて10倍もの酸素が必要だといわれる。

酸素を得る為に必要な行動、それは「呼吸」である。

現代人の多くは「呼吸が浅い」

呼吸が浅いと、身体にもメンタルにも悪い影響が大きい。

呼吸が浅いことによって、脳に酸素が足りない「酸欠状態」になると、

自律神経が乱れ、些細なことで気が散ったり、仕事や勉強に集中できなくなったり、

イライラしたり、不安や焦燥感を感じやすくなる。

例えば、

  • いつも緊張気味な人
  • なんとなく息苦しい
  • 猫背の人
  • 肩コリが酷い人
  • 身体がガチガチに固い人

こういった人の大半は「呼吸が浅い」と言っていい。

 

そもそも、人間は「ストレス」を受けると呼吸が浅くなる習性がある。

ストレスが身体を萎縮・緊張させると、肺を直接膨らませる「横隔膜」の動きを硬くし、

「深い呼吸」をすることが難しくなる。

 

「ストレスがたまる→呼吸が浅くなる」

「呼吸が浅い→ストレスがたまりやすい」

そういった悪循環に陥っている人が多い。

 

 

予防法としては、

常に「胸式呼吸」ではなく「腹式呼吸」を意識するようにしよう。

まずは、「息を吸うこと」よりも「息を吐き切ること」を意識する。

肺が膨らんだままだと、充分な酸素を取り込むことが出来ないので、

一度肺を縮ませるために、息を最後まで吐き切ることが大切。

横隔膜の動きを良くする為に、腹筋やみぞおち辺りの力を抜くと、

長く息を吐けるようになる。

深い呼吸をする為に、常に「リラックス」を心がけよう。

 

お腹に空気を取り込むように、鼻から息を吸い、

今度はお腹の空気を吐くように息を鼻から吐き切る。

基本的には「鼻呼吸」をするべきだが、

息を吐くときは「口」からでも構わない。

出来るだけゆっくりと深く息を吐くようにすると、

副交感神経が優位になるので、リラックスしてくるし、

脳にも酸素が十分に行き渡り、意識もスッキリしてくる。

 

寝起きの時が「最も酸素不足の状態」なので、

目覚めたら、まず「腹式深呼吸」を何分か行うと良いだろう。

仕事中に「心が乱れているな」と感じた時も、

まずは数回、腹式深呼吸をしてみよう。

 

 

水分不足の弊害と予防法

肉体的な健康を保つだけでなく、精神的な疲労を防ぐ為に、

「水分補給」が重要なことは、あまり知られていない。

脳の85%、身体の70%が「水分」

水分不足は、身体とメンタルに重大な影響を及ぼすのだ。

身体の水分が不足していると、イライラしたり思考が停滞したり、

「ストレス耐性」が上手く機能しなくなったりする。

「疲労感が取れない」原因も、水分不足によることが多い。

 

水分を充分に摂っていると、体内の血糖値が安定し、

メンタルの状態も安定させることが出来る。

 

予防法としては、出来るだけ小まめに水を飲むこと。

「喉が乾いた」後に水を飲むのは、実は遅い。

身体がサインを発する前に、小まめな水分補給を習慣にしよう。

ちなみに「ジュース」「コーヒー」「お茶」「アルコール」は、水の代わりにはならない。

むしろ、これらの飲料は身体の水分を排出させる作用を持つ。

これらの飲料を飲む際は、たっぷりの水も一緒に飲んでおこう。

 

 

私の場合は、ペリエなどの「天然の炭酸水」をよく飲んでいる。

血管拡張作用・血流促進作用があり、喉越しも爽快で良い。

ゴクゴクと喉を鳴らして飲むと、酸素も多く補給できるのでお勧めである。

 

注意点としては、一気に大量の水をガブ飲みしたり、

成人の「1日の水分摂取量」を超えて飲まないこと。

腎臓に負担がかかったり、水毒症になってしまい、

却って体調を悪化させてしまう危険性がある。

 

成人が1日に摂取すると良い水分量は「2リットル程度」

「水を1日に2リットル飲む生活」を何週間か続けてみると、

心身ともに、ハッキリとした効果を感じることが出来るはずだ。

 

 


 

今回「水と酸素」と、メンタルの関係について書いてみたが、

私自身も、体調不良に悩んでいたサラリーマン時代、

慢性的に「水分不足」「酸素不足」だったと思う。

 

特に「呼吸」は、緊張したり焦ったりイライラすると、

即座に浅くなるので、常に心にゆったりとした余裕を持ち、

深い呼吸を心がけていきたい。

 

 

 

明日は明日の風が吹く。

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「仕事で結果を出すスキル」「無敵の人間関係を創る技術」「ストレスリーのマインドセット」「自分の能力を発揮する技術」を教える専門家。「職場性ストレス」の第一人者。自身も元国営企業に17年間在籍。派閥や忖度が横行する弱肉強食の世界で、異例の若さで管理職に昇進。300人以上の部下をマネジメントし、あらゆる「仕事のトラブル」「人間関係の問題」を解決してきた経験を持つ。活動開始から5年間で様々な業種の会社員/管理職、起業家、経営者、コーチ/カウンセラーなど約500名をコーチング、1500人以上にサポートを行う。コーチングの世界的権威から学んだメソッドと、自身の壮絶な人生経験に裏打ちされたコーチング技術は、社会人が抱える悩みや問題を解消し「現実の成功/内面の成長」を掴む技術として定評がある。
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