陰キャ専門ビジネスコーチ

【こうはなるな!】人が駄目になっていく「4つのパターン」

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「仕事で結果を出すスキル」「無敵の人間関係を創る技術」「ストレスリーのマインドセット」「自分の能力を発揮する技術」を教える専門家。「職場性ストレス」の第一人者。自身も元国営企業に17年間在籍。派閥や忖度が横行する弱肉強食の世界で、異例の若さで管理職に昇進。300人以上の部下をマネジメントし、あらゆる「仕事のトラブル」「人間関係の問題」を解決してきた経験を持つ。活動開始から5年間で様々な業種の会社員/管理職、起業家、経営者、コーチ/カウンセラーなど約500名をコーチング、1500人以上にサポートを行う。コーチングの世界的権威から学んだメソッドと、自身の壮絶な人生経験に裏打ちされたコーチング技術は、社会人が抱える悩みや問題を解消し「現実の成功/内面の成長」を掴む技術として定評がある。
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私の17年間に及んだ「サラリーマン時代」

企業体質の腐敗し切った会社で、数多くの人間を見てきた。

 

 

私がいた会社は「人を駄目にする会社」だった。

どんなに前職がキッチリした職種の人間が入ってきても、

大半の人間が「悪い習慣」「駄目な空気感」に染まり、

徐々に「人としてのパワー」がなくなっていく。

 

 

「ああ、こうやって人間は駄目になっていくのか・・・」

「人が駄目になっていくところ」を、ウンザリするほどたくさん見てきた。

長い年月をかけて、リアルタイムで観察・検証してきた。

豊富なデータによる検証の結果は、既に出ている。

 

 

私が駄目にならなかったのは、悪い慣習に染まらなかったのは、

ある意味で幸運だったのかもしれない。

もしくは、相当な変人だったのかもしれない笑

 

 

そこで分かったのは、

「人が駄目になっていくパターン」は、

大体決まっているということ。

 

シンプルなのである。

「人が駄目になっていくパターン」は、大きく4つに分けることができる。

 

  • 他人を馬鹿にする

他人を口撃したり罵ったりして馬鹿にすること、

「下品な噂」や「他人の失敗の話」に嬉々として参加し、

嘲笑する人間をたくさん見てきたが、

例外なく当人のセルフ・イメージ(潜在的な自己評価)は低かった。

当然といえば当然である。

「他人を馬鹿にすることで安心している自分」を、心から尊敬できるだろうか?

そして、他人を馬鹿にすることが好きな人間は、いつもどこかビクビクしていた。

何故か?

「自分も馬鹿にされるかもしれない」という「無意識の前提」が生まれるのだ。

常に心のどこかで「他人に馬鹿にされる恐怖」「他人に口撃される恐怖」

を抱えるようになってしまう。

他人を嘲笑している瞬間は気持ち良いのかもしれないが、

終わった後に残るのは「虚無感」「劣等感」である。

 

  • 他人を憎む

誰もが「アイツが嫌い」「コイツが嫌い」「アイツとは仕事をしたくない」

私がいた職場の人間関係はドロドロだった。

あなたが誰かを嫌ったり憎み続ける限り、永遠に「心の平穏」は訪れないだろう。

私の職場で、社内の大半の人間とトラブルを起こす「人嫌いの人間」が何人かいたが、

例外なく、年月が経つほどに苦しそうな人相、表情になり「悪い歳のとり方」をしていった。

常に過大なストレスとともに生きているのだから、当然といえる。

こういったタイプの人間は「アイツのせいで気分が悪い」

「あいつさえいなければ幸せなのに」という思考パターンに陥る。

「自分の人生の幸・不幸は他人によって決まる」と思い込んでいる。

「自分の人生に対して自分が責任を持つ」という大原則を放棄している。

「人を許すこと」は、自分自身のために行うことだ。

「自分が幸せになるために許す」のである。

 

  • 物事に対して「本気」で取り組まない

仕事に対してやる気がない。誇りもない。隙あらば手を抜こうとする。

本人は、それで「楽ができた」「得をした」と思っている。

実は、とてつもなく大きな代償を払っているのに・・・。

そういったことを続けていると、やがてその「意識」が習慣化し、

何に対しても「本気を出す」ことができなくなってくる。

どんなにやりたいことでも「中途半端な努力」しかできなくなる。

必然的に「成功体験」と無縁の人生になってくる。

「人生の負け癖」がつくのだ。

そして、最後には「自分の人生」を諦めてしまう。

人生を諦めると、どうなるか?

自分の「目の前の現実」から逃げるようになる。

「現実と向き合うこと」を放棄し、ひたすら「現実を忘れさせてくれるもの」

「ネット」「パチンコ」「酒」「タバコ」「競馬」「ゲーム」「漫画」「アニメ」

といった娯楽に逃避するようになる(どれも楽しいものだが、それしかやらなくなるのはマズい)

心の奥底で「自分の人生はもう失敗なんだ」「もう何をやっても無駄なんだ」

こういった強固な「自己暗示」を、自分に対してかけ続けることになる。

自虐的なヒロイズムで「悲劇の主人公」を演じることは「気持ちいい」のである。

しかし、最後に待っているのは「後悔」でしかない。

 

  • 「否定的、ネガティブな言葉」を口癖にする

「最悪だ」とか「ついてない」「駄目」「アホ」「馬鹿」

「失敗」「無理」「〜しない」「所詮」「どうせ」「でも」「だって」

場合によっては、そういった「否定的、ネガティブな言葉」を使うこともあるだろう。

問題は、それが「口癖」になってしまった場合である。

自分が言った言葉を一番身近で聞いているのは「自分自身」である。

人間の脳は「他人に対して言った言葉」と「自分に対して言った言葉」を区別できない。

自分に対して「ネガティブな言葉」を浴びせ続けたら、どうなるだろうか?

「否定的な言葉」を浴びせ続けたら、どうなるだろうか?

私がいた職場では「こんな会社で人生終えるんだから、俺の人生大失敗だよ」

と、冗談めかして言う光景をよく見かけた。

ある時いたたまれなくなって「冗談でもそういう事は言わない方が良いですよ」

と忠告したが、バツが悪そうに苦笑いしているだけだった。

自分に対して「ネガティブな言葉」を浴びせ続けていると、

「劣等感」に苛まれるようになってくる。

「劣等感」は、あなたの人生に悪影響しかもたらさない。

「絶対的に不要なもの」である。

 

 


 

いかがだっただろうか。

17年間、

こういった典型的な「人が駄目になるパターン」を数百人単位で見てきた。

「ああ、またこのパターンか」

「もうそのパターン見飽きたから・・・」

最後の方は「駄目になるパターン鑑定人」とも呼べるような、

ある種の「プロ」になっていた笑

これらの「駄目になるパターン」は、強力な「負の連鎖」を誘発する。

最初は自分の現状に対する「小さな不満」を誤魔化すために行うが、

やればやるほど、不満を抱えやすい「ネガティブな体質」に変化していく。

海で遭難した人間が、喉の渇きを癒そうと海水を飲むようなものだ。

飲めば飲むほど喉の渇きは強くなり、やがて死に至る。

 

 

 

これは「本で読んだ知識」ではない。

私自身が身をもって体験し、

肌身で感じてきた「教訓」である。

 

もし、このブログを読んでいるあなたが

「駄目になるパターン」に当てはまっているのであれば、

相当な覚悟で決別することをお勧めする。

 

 

 

明日は明日の風が吹く。

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「仕事で結果を出すスキル」「無敵の人間関係を創る技術」「ストレスリーのマインドセット」「自分の能力を発揮する技術」を教える専門家。「職場性ストレス」の第一人者。自身も元国営企業に17年間在籍。派閥や忖度が横行する弱肉強食の世界で、異例の若さで管理職に昇進。300人以上の部下をマネジメントし、あらゆる「仕事のトラブル」「人間関係の問題」を解決してきた経験を持つ。活動開始から5年間で様々な業種の会社員/管理職、起業家、経営者、コーチ/カウンセラーなど約500名をコーチング、1500人以上にサポートを行う。コーチングの世界的権威から学んだメソッドと、自身の壮絶な人生経験に裏打ちされたコーチング技術は、社会人が抱える悩みや問題を解消し「現実の成功/内面の成長」を掴む技術として定評がある。
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