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【脳はアブラで出来ている】「オメガ3」でクリアな思考を保つ

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「仕事で結果を出すスキル」「無敵の人間関係を創る技術」「ストレスリーのマインドセット」「自分の能力を発揮する技術」を教える専門家。「職場性ストレス」の第一人者。自身も元国営企業に17年間在籍。派閥や忖度が横行する弱肉強食の世界で、異例の若さで管理職に昇進。300人以上の部下をマネジメントし、あらゆる「仕事のトラブル」「人間関係の問題」を解決してきた経験を持つ。活動開始から5年間で様々な業種の会社員/管理職、起業家、経営者、コーチ/カウンセラーなど約500名をコーチング、1500人以上にサポートを行う。コーチングの世界的権威から学んだメソッドと、自身の壮絶な人生経験に裏打ちされたコーチング技術は、社会人が抱える悩みや問題を解消し「現実の成功/内面の成長」を掴む技術として定評がある。
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「油」が、

人間の「思考」に大きな影響を与える

 

 

意外だと思われる方もいるかもしれない。

しかし、驚くべき事実がある。

「人間の脳の60%は脂質(油)で出来ている」

(ちなみに、残りの40%はタンパク質)

誰も知らない豆知識である。

ぜひ、ご家庭や職場、合コンなどの場で、ドヤ顔で使っていただきたい。

 

私達が食べた油は、体内でほとんど分解されることなく、ダイレクトに全身に行き渡る。

もちろん、脳にも。

つまり極端な話、あなたが日常生活でサラダ油ばかり摂取していたら、

あなたの脳の60%はサラダ油で出来ている。笑

 

冗談のような話だが、

現代社会において「キレやすい」性格の人間が、

子供から大人まで増えているように感じないだろうか?

それが「質の悪い油」が原因だとしたら?

 

 

今回は「クリアな思考を助ける油」
不飽和脂肪酸「オメガ3」の重要性について、お伝えしていこう。

 

「油」「脂質」「脂肪」というと、

「現代人に過剰なもの」「健康を害するもの」

というイメージを持ってしまいがちである。

 

 

しかし、油にも種類がある。

 

  • 「飽和脂肪酸」牛肉や豚肉、ラード、バター乳製品など動物性の脂質で、常温で固まるという特徴を持つ。摂りすぎると中性脂肪やコレステロールを増加させてしまい、高脂血症や動脈硬化を起こすリスクがあるので注意が必要。

 

  • 「不飽和脂肪酸」ベニバナやコーン、オリーブ、亜麻仁、ゴマ、グレープシードなど植物性の脂肪で、マグロ、イワシ、サンマ、サバなどの魚類にも多く含まれる。常温で固まりにくく、体内で液体であるというのが特徴であり、血中の中性脂肪やコレステロール値を調節する働きがあるといわれる。

 

不飽和脂肪酸は「オメガ3」「オメガ6」「オメガ9」とさらに細かく分類される。

 

そして「オメガ3」と「オメガ6」は、体内で作り出すことができない。

この2つは「必須脂肪酸」という名称でも呼ばれるほど大切な栄養素である。

健康を保つ為に、必ず食事で摂取する必要がある。

 

オメガ3は、主に3種類の油に分類できる。

  • α-リノレン酸  亜麻仁油・えごま油・しそ油、大豆、くるみ、アーモンドなど
  • EPA・DHA  魚類に多く含まれている

 

ちなみに、人間は体内でα-リノレン酸を原料としてEPAやDHAを生産することができるが、

α-リノレン酸からEPAやDHAに変換される割合は10−15%程度である。

効率は悪いが、魚をあまり食べない人は、

料理にえごま油を使ったり、大豆を多く食べることをお勧めする。

 

 

この「オメガ3」に注目していただきたい。

オメガ3には、様々な効果がある。

  • 脳に良い
  • 血液サラサラ
  • 抗炎症作用
  • 悪玉コレステロール低下
  • ガン予防
  • アレルギーを抑制する
  • 動脈硬化、心臓病予防
  • 出産・妊娠に良い
  • 老化を遅らせる
  • 肥満を改善
  • お肌のトラブル改善・美肌効果

 

そして、オメガ3の欠乏により「学習能力の低下」「視力の低下」を起こすことが報告されている。

 

現代人は「オメガ3」が不足している

 

逆に、サラダ油やコーン油、べにばな油、マヨネーズ、ごま油に代表される、

オメガ6の過剰摂取が「日本人の食事摂取基準」で指摘されている。

オメガ6も人間に必要な栄養素なのだが、

過剰に摂取してしまうと「アトピー」や「花粉症」などのアレルギー症状の悪化や、

身体の不調の原因にもなってしまう。

 

「メンタル」という視点でフォーカスすると、

脳の60%を占める油は、脳の細胞膜になっている。

オメガ3を摂取することで、脳が柔らかくなり、

「クリアな思考」「思考の柔軟性」が向上する。

オメガ3を摂取することで、ADHDやウツの改善が見られたという報告もある。

 

逆に言うと、摂取する油が酸化している油やトランス脂肪酸だと、

脳にその油が巡り、脳が酸化ストレスなどのダメージを受ける。

特に「狂った油」と言われるマーガリン、ショートニング、菓子類、ファストフードに大量に含まれる

「トランス脂肪酸」は、絶対に控えたほうが良い。

その危険性から、2006年にはニューヨーク市が飲食店での全面使用禁止を条例で定めている。

 

日常生活において、良質なオメガ3を取ることを心がけるだけで、

メンタルはもちろん、体調にも大きな良い変化が見られるだろう。

脂質の摂取バランスの見直しだけで、アトピー性皮膚炎や花粉症が緩和したという報告は数多い。

 

現代の医療では、「オメガ3」と「オメガ6」の摂取バランスは

1:1がベストとだと言われている。

そのバランスを考えると、オメガ3は「1日1000mg」が理想である。

 

 

ぜひ、食生活に気を付けるか、

良質なサプリメントで補っていきたいものだ。

 

あなたが食べるものが、あなたを作っているのだから。

 

 

 

 

明日は明日の風が吹く。

 

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「仕事で結果を出すスキル」「無敵の人間関係を創る技術」「ストレスリーのマインドセット」「自分の能力を発揮する技術」を教える専門家。「職場性ストレス」の第一人者。自身も元国営企業に17年間在籍。派閥や忖度が横行する弱肉強食の世界で、異例の若さで管理職に昇進。300人以上の部下をマネジメントし、あらゆる「仕事のトラブル」「人間関係の問題」を解決してきた経験を持つ。活動開始から5年間で様々な業種の会社員/管理職、起業家、経営者、コーチ/カウンセラーなど約500名をコーチング、1500人以上にサポートを行う。コーチングの世界的権威から学んだメソッドと、自身の壮絶な人生経験に裏打ちされたコーチング技術は、社会人が抱える悩みや問題を解消し「現実の成功/内面の成長」を掴む技術として定評がある。
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