いつまでも「辛い状況」から抜け出せない時にすべき事
「人生を生きるのが辛い」
「会社に行くのが辛い」
「家庭に問題があって辛い」
そういった時期は、誰にでもあるもの。
しかし世の中には、
いつまでも、いつまで経っても、
「辛い状況」から抜け出せない人がいる。
何故だろうか？
「いつまでも【辛い状況】から抜け出せない人」
「状況が好転しない人」
そういった人を、前職のサラリーマン時代に山程見てきたし、
何を隠そう、私自身がそうだった。
例えば、私は高校３年の時に「人間関係の悩み」から不登校になり、
鬱状態になったが、それが改善するまでに４〜５年、
「完治した」と言えるようになるまでに、結局１０年以上の月日を要した。
「鬱の治し方」も分からなかったし「鬱の対処法」も知らなかった。
何より、自分自身が何もしなかった。
何をする気力もなかったのだ。
そういった経験を踏まえた上で、
「いつまでも続く【辛い状況】から抜け出す方法」をお伝えしよう。
【辛い状況】から抜け出す方法
答えはシンプル。
「問題がなくなるまで行動する事」である。
考えてみてほしい。
問題の中「渦中」に身を置いているから、辛いし苦しい。
そして、問題と向き合わない事は、ある意味「楽」である。
何も行動を起こさなくて良いのだから。
人間の脳は、本能的に「現状を維持」しようとする。
しかし、その目先の「楽」を選択してしまうと、
いつまでもいつまでも、辛い状況が続く。
１０年その状況が続いたら、どうなるだろう？
３０年続いたら、どうなるだろう？
その「辛さの総量」は、莫大なものになっているはずである。
一体、自分の人生にどれだけ大きな影を落とすのか。
想像して見てほしい。
例えば、
「引きこもりになった人間が、そのまま３０年間過ごした」
時々、ニュースなどで目にする。
今や「引きこもり」は、大きな社会問題になっている。
私自身も、そうなる可能性があった。
今思い返しても、運が良かったと思う。
親友の助けもあって、何とか家から出ることが出来たし、
今では別人のように成長することができた。
「引きこもり」は、解決できる問題である。
ただ、本人が目先の「楽」に逃げて、
何も行動せずにいると永遠に続く。
３０、４０年経って引きこもりが治っても、
もう取り返しがつかない。
辛い状況の中で、ただただ何も行動せずにいる事は、
「いつまでもサウナから出ない」ようなものである。
「ドアを開けてサウナ室から出る」という行動をとれば、
状況は一変し、爽快な気分を味わうことができる。
美味しいビールを呑むこともできる。
行動できないのは、「問題」と向き合うことが怖いから。
目の前の「現実」と向き合うことが怖いから。
じっと耐えていた方が「楽」だと錯覚してしまうから。
あなたの「人生」の主人公は、誰だろうか？
あなたしかいないはずである。
しかし多くの人が、自分の人生を「脇役」として生きている。
そんな風に生きる必要はない。
「自分に自信がないんです」
そんな人は、
「どうしたら、自分に自信が持てるようになるだろう？」
考え続ける。行動し続ける。
「会社に行くのが辛いんです」
そんな人は、
「どうしたら、会社にいる時間を楽しめるようになるだろう？」
考え続ける。行動し続ける。
シンプルである。
自分の頭で考え、行動すること。
それは、
「自分の世界を創り出す」
ということ。
「元・引きこもり」の私に出来たのだから、
少しの「勇気」さえあれば、誰にだって出来る。
自分の道を切り拓いて、進んでいこう。
明日は明日の風が吹く。
