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【もう自分を責めるな!】「反省」ではなく「検証」する

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職場性ストレス/組織マネジメントの専門家 元国営企業に17年間在籍。 派閥や忖度が渦巻く組織で、管理職として300名以上をマネジメント。 重大アクシデント、人間関係の悪化、チーム崩壊といった修羅場を何度も乗り越え、 「成果に繋がる行動設計」「人間関係の立て直し」「チームの活性化」など、 現場で数多くの問題解決と組織改善に取り組んだ経験を持つ。 これまで会社員・管理職・起業家・経営者など、1500名以上を支援。 職場のストレスや人間関係の問題、成果が出せないスランプに悩む方へ、 心理技術と現場知見を統合した「実践的かつ本質的な解決策」を提供。 売上アップ・転職・独立・人間関係の改善など、 「理想の働き方」を実現するサポートをしています。 まずは、公式LINEまたは体験セッションでご相談ください。
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日本人は「反省」が大好きである。

 

どこの会社でも、ミスした人間に求めるのは、

心情的な「反省」の場合が多い。

 

「反省会」とかいうものをやる会社もあるが、

あんな不毛な空気感の中に身を置いていても、

苦痛だわ、セルフ・イメージが下がるわと、良いことがない。

 

反省という名の「自分を責める」行為。

自分の「マイナス面」を探し、あげつらうこと。

自分の「悪いところ」を探し、苦しむこと。

 

「反省し、後悔すれば、そうやって【痛い思い】をすれば、

二度と繰り返さないだろう」

だから、再発防止策として効果的だという理屈らしい。

 

確かに、表面上は改善されるかもしれない。

 

だが、「反省」ばかりしていると、

自分に「自信」がなくなってしまう。

 

「チャレンジ精神」を失い、

「失敗の恐怖」に怯えるようになってしまう。

「安全思考」「守ること」しかできない意識になってしまう。

 

「反省」によってもたらされる「後悔」は、

人間の脳に、大きな「苦手意識」を受け付ける。

「苦手意識」が植え付けられると、どうなるか?

「失敗」しやすくなるのである。

スポーツの世界では「イップス」という名で呼ばれる。

 

世の中を見渡して、つくづく思う。

「反省」ばかりを求めるこの国は、

それで果たして良くなったのだろうか?

 

失敗することは誰にでもあること。

多くのチャレンジをするほど、

失敗の数も多くなるだろう。

その度に、いちいち自分を責めるのだろうか?

それでは前に進めない。

 

必要なのは、

「反省」ではなく「検証」である。

 

 

感情論ではなく、論理的に「上手くいかなった原因」を分析し、

「では、どうすれば上手くいくか?」と、

「可能性」に意識を向けることである。

仕事などは、日々検証していけば、

飛躍的に向上していくことだろう。

 

「検証」することで、感情に流されることなく、

建設的に「次の行動」を起こすことが出来る。

 

反省して「一旦停止」している暇があったら、

検証してさっさと歩き出そう。

 

私たちの「人生」は、有限なのだから。

 

 

 

 

明日は明日の風が吹く。

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職場性ストレス/組織マネジメントの専門家 元国営企業に17年間在籍。 派閥や忖度が渦巻く組織で、管理職として300名以上をマネジメント。 重大アクシデント、人間関係の悪化、チーム崩壊といった修羅場を何度も乗り越え、 「成果に繋がる行動設計」「人間関係の立て直し」「チームの活性化」など、 現場で数多くの問題解決と組織改善に取り組んだ経験を持つ。 これまで会社員・管理職・起業家・経営者など、1500名以上を支援。 職場のストレスや人間関係の問題、成果が出せないスランプに悩む方へ、 心理技術と現場知見を統合した「実践的かつ本質的な解決策」を提供。 売上アップ・転職・独立・人間関係の改善など、 「理想の働き方」を実現するサポートをしています。 まずは、公式LINEまたは体験セッションでご相談ください。
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