【作業に集中したい時に】集中力を高める6つの方法
目の前に、
「片付けなければならない作業」が溜まっている。
「明日も早いし、さっさと片付けないと・・・」
気が滅入りながらも、作業に取りかかる。
しかし、なかなか集中して取り組むことができない。
アレコレと考えている内に、ダラダラと時間が過ぎていく。
そして睡眠時間が、どんどん削られていく。笑
よくあるパターンである。
『やるべきことを、もっと「効率的」に「短時間」で仕上げることができたら・・・』
その為には「集中力」を発揮することが大前提である。
今回は、
ここ一番で作業に集中したい時に、
「集中力を高める6つの方法」をお伝えしよう。
まずは、
よくありがちな「集中できない原因」を探っていこう。
目の前の作業に集中できない原因
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誘惑が多い環境にいる
人間とは「楽をしようとする生き物」である。
「楽しい誘惑」があると「やるべきこと」よりも、誘惑の方に気が向いてしまう。
テレビやネット、漫画、雑誌。
そして、最強の敵「スマホ」である。
スマホのディスプレイには、
「友人のSNSの書き込み」「LINEのメッセージ」
「新着ニュース」や「ブログ」などの更新通知が表示されている。
こんな環境下では、気が散って集中できないのは当然である。
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体調が良くない
疲れが溜まっていたり寝不足だったり、体のコンディションが整っていないと、
高いレベルで集中し続けることは難しい。
特に「目」が疲れていると、集中力が低下することが分かっている。
環境を整えると同時に、体調を整えることも頭に入れておこう。
コンディションを整える為の基本は、生活リズムを一定にすること。
起床時間と就寝時間を決め、生活のリズムを作る。
これだけで驚くほど生活は安定するようになる。
集中力を高める6つの方法
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具体的で小さな計画を立てる
漠然と、何かを「集中してやろう」と思っても、長続きしないことが大半である。
対象がボヤけていると、注ぐパワーも分散されてしまうのだ。
「今から自分は何をやるのか?」「何に集中するのか?」
そこを明確化、限定化することが大切である。
「集中する」=「他のことをやらない」なので、
「今、やるべきこと」と「今、やらないこと」をハッキリさせる。
「~と~をは我慢しよう」と、我慢する項目をイメージしたほうが効果的。
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集中できる環境に身を置く
自分が作業に集中できる環境に身を置いたり、なければ創ることが大切である。
作業の捗るような「お気に入りの場所」を見つけよう。
何処が「お気に入りの場所」になるかは、人それぞれである。
例えば、図書館、スタバなどのカフェ、貸し会議室など。
知り合いに「作業に集中する為」にホテルに泊まる人がいる。
私もやったことがあるが、おカネはかかるものの、効果は高い。
作業をする場所には「関係ないもの」は置かないことが基本である。
「仕事部屋」には、仕事に無関係であったり、
気が散ったり、誘惑してくるものを置かない。
「スマホを触らない」と決めた場合には、目の届くところに置かないようにしよう。
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とりあえず、何も考えずにやり始める
やる気が起こらなかったり、メンドくさかったとしても、
そういった感情は置いといて、とりあえずやり始めてみる。
何でもいいので前に進めてみる。そこから次へと広がっていくこともあるし、
作業をしている内に、いつのまにかやる気も出てくる。
詳しくは当グログ記事の、
「やり始めるとやる気が出る」を参照していただきたい。
- 水分を補給する
身体から水分が不足すると、集中力と記憶力が低下する。
例えば、真夏にハードな運動をしたり、サウナに長時間入った場合などは分かりやすい。
脳の大半は「脂質」と「水分」で構成されているので、当然といえば、当然である。
ポイントとしては、まず「知的な作業」に集中する前に水を飲むこと。
作業中は、1〜2時間にコップ1杯の水分を補給するのが望ましいとされる
私の場合は、糖分のや香料の入っていない炭酸水をよく飲んでいる。
喉ごしの爽快感に加え「血流の促進」「疲労回復」などの効果もある。
- 適度にカフェインを摂取する
「コーヒー」「エナジードリンク」
「紅茶」「お茶」などに含まれるカフェインは、
脳に対する「覚醒作用」「集中力アップ」
「気分の高揚」「記憶力アップ」などの効果をもたらす。
カフェインが効果を発揮するのは、摂取してから20〜30分後なので、
先の予定を見越して摂取しておきたい。
オススメは、カフェインを摂取してそのまま10〜20分ほど仮眠を取る方法である。
仮眠が脳のメモリをクリアにし、カフェインの覚醒作用と相まって、
シャキーンとした意識で作業に集中することができる。
コーヒーなどでカフェインを摂取すると、水分の補給にもなるので一石二鳥である。
注意事項としては、過剰に摂取しないこと。 過剰に摂取してしまうと、
逆に「不安・焦燥感」「落ち着きがなくなる」「神経過敏」「頭痛」などの症状が現れる。
あくまで、適度な摂取が望ましい。
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ガムを噛む
ガムを「噛む」という動作によって神経が刺激されるため、
脳の血流が良くなり、頭の回転が良くなったり集中力がアップすると言われている。
ガムは弾力性があり、長い時間噛み続けることができるし、
口臭予防やストレス軽減効果も期待できるのでオススメである。
仕事や勉強中に「気分が乗らない時」は、ガムを噛んでみよう。
ただし、日本社会では「ガムを噛みながら仕事をする」という行動が、
失礼にあたる場合も多いので、職場では休憩中に噛んだ方が無難である。
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ヘッドホンで音楽を聴きながら作業する
これは人によって合う・合わないがある方法だが、
個人的には効果が高いと思っている。
私がブログを書く時は、AKGのヘッドホンで好きな音楽を聴きながら書くことが多い。
ちなみに、今回の記事の文末には「私が最も集中できる曲」を貼ってみた。
今回は、作業に集中したい時に、
「集中力を高める6つの方法」をお伝えさせていただいた。
そして集中力は筋肉と同じで、鍛えることができる能力である。
長期的に集中力を鍛えたいと考えている方は、
「集中力」という名著を読んでみることをお勧めしたい。
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明日は明日の風が吹く。