「何もできない自分」を変えるために必要なこと

お疲れさまです。
今回のテーマは、
「何もできない自分」を変えることについて。
「何もできない自分が嫌い」なあなたへ
自分の人生に対して、
「何も出来ない」と絶望しながら生きる人達がいる。
「自分の人生を、自分で良くしていく事が出来ない」
そういった「無力感」に支配されてしまった人達である。
私自身、20代の頃は毎日自分に絶望しながら、自分を卑下しながら生きてきた。
高校を卒業してから、半年間無職の引きこもりニートだった。
自分の人生を「完全な失敗」だと思って生きていた。
だから、こういった考えに陥る人達の気持ちは、自分なりに理解できる。
「なんで何も出来ないんだろう?」
「なんでこんなに駄目な人間なんだろう?」
頭に浮かぶのは、自分を否定し、責める言葉ばかり。
周囲からは「努力が足りない」とか「甘ったれるな」と言われるかもしれない。
自分自身も、それは痛感している。
しかし、自分を鼓舞し、立ち上がり、現状を打開できるかと言ったら、それも難しい。
今、そんなエネルギーはない。
では、どうやったら自分に絶望せず、前向きに生きているだろうか?
「無力感に苦しまない自分」
「自分で自分の人生を切り拓いていける自分」になれるのだろうか?
私は17年間、元国営企業に在籍し、管理職として300人以上の部下をマネジメントしてきた。
たくさんの人を見てきた。
そして、その経験によって相当な「人を視る目」が身に付いた。
そこから得たことをお伝えしていこう。
何もできない自分を変えるために必要なこと
例えば、部下から業務の相談を受けてアドバイスをしたとする。
それを「すぐやる」部下Aと、
「なかなかやらない」部下Bがいる。
「すぐやる」部下Aは、とりあえずやってみて、そこから更にフィードバックを求めてくる。
「なかなかやらない」部下Bは、
「こういうことをやろうと思っているんですけど」と言うので、
こちらは「じゃあ、とりあえず形にして持ってきて」と答えるが、
次の週も、なんだかんだと実行には移さず、
「やっぱりこうしようと思うんですけど」と話だけ持ってくる。
同じ頃「すぐやる」部下Aは、前回の結果を踏まえた改善案を持ってくる。
その2人の部下は、1年後どうなっているだろうか?
失敗してもいいから、なんでもいいから、外に出してみる
「やるべきことを実行出来ない人」は、世の中に多い。
頭の中で計画を立てたり、あれやこれやと思案を巡らせる。
良く言えば「慎重なタイプ」だと言えるし、それは別に悪いことではない。
しかし、人間が「自分の望む方向」に人生を切り拓いていく為には、
自分の頭の中にあるものを、「外の世界(現実)」に出して、カタチにしていくしかない。
それは「アウトプット(発信)」であり、「行動」である。
「不完全で、未熟なものかもしれないけど、とにかく出してみる」という覚悟。
「笑われたくない」「批判されたくない」「恥をかきたくない」という恐れ、
その「恥の一線」を越える勇気が必要なのだ。
そういった、
「失敗」のリスクを取れる者だけが、
「成功」を掴むリターンを得ることができる。
そして実は、失敗も「成功の為に必要な経験」である。
つまり、外に出した時点で「成果」なのだ。
「どうやったら良いですか?」
「このやり方で合っていますか?」って聞く前に、やってみよう。
「やって、失敗したらどうしよう?」 って思う前に、やってみよう。
むしろ、積極的に「失敗=経験」を積み重ねていくことが大切なのだ。
わからないことは、やってみたらわかる。
やってみないと、永遠にわからない。
やってできなくても、問題ない。
あなたの命まで取られることはない。
困ったことは、その時になったら考えればいい。
とりあえず、生きていればそれでいい。
人生、やったもん勝ちなのだ。
あなたの「想像」を、
現実として「創造」していきましょう。
明日は明日の風が吹く。