【原因と結果の法則】人生とは「因果応報」である
お疲れさまです。
今回のテーマは「因果応報」について。
人生とは「因果応報」である
私は「苦難のサラリーマン時代」に、
自分の「苦痛」「絶望」にまみれた人生をなんとかしたいという一心で、
「迷い、流されるだけの人生」に意味を見出したいという一心で、
なんとかフラつく足取りで立ち上がり、
「自己成長の旅」を始めた。
「心理学」や「NLP」「合気の精神」「ブッダの哲学」「中村天風の哲学」
コーチングの創始者「ルー・タイスのプリンシプル」など、
自分を成長させる為に、あらゆることを学んだ。
面白いことに、何かを学べば学ぶほど、
複雑に見えていたものがシンプルになっていく。
そして徐々に、
「子供から大人に成長する過程」で身に付いていった、
「小賢しさ」「卑怯さ」「狡さ」「嘘」「利己心」「損得の心」「猜疑心」などを手放し、
「純粋に生きること」を志向するようになっていった。
そして、意外な所に「原点」を見出した。
私は子供の頃に、よくテレビで「まんが日本昔ばなし」を観ていた。
なんとなく、「昔ばなし」が好きだった。
そして、最近痛感していることがある。
結局、
『人生における、本当に「大切なこと」「真理」は、
子供の頃観ていた「昔ばなし」で全て語られていた』と。
「悪いことをすれば、悪いことが返ってくる」
「善いことをすれば、善いことが返ってくる」
「お天道様に恥じない、正直な生き方をする」
原因があって結果がある
この世の理の全て、「原因」があって「結果」がある。
「原因と結果の法則」「自業自得」という言い方をすることもできる。
あなたの目の前にある「現実」は、
あなたが過去に選択してきたことの「結果」なのだ。
あなたが生み出した「因果」が返ってきたものなのだ。
因果とは、自分が作った原因
「因果」とは、
あなたが選んだ「行動」「言葉」「思考」によって生まれたものである。
- あなたが選んだ行動
- あなたが選んだ言葉
- あなたが選んだ考え
密教では、これを「身口意（しんくい）」という。
あなたが選んだ行動、言葉、考え。
これらの全てが、あなたの「未来」に繋がっているのだ。
しかし、これらが「結果」として顕在化するまでには、
ある程度の時間がかかる。
だから、多くの人が気付かない。
目の前の現実が、
自分の「行動」「言葉」「思考」の結果だということに。
卑怯な人間には、因果応報が待っている
どれだけ表面的には「良い言葉」を使っていても、
「考えていること」がドロドロと汚濁していれば、何の意味もない。
誰にもバレないからといって、心の底に「邪な考え」を持っていては、
「不幸の因果」を生むことに繋がる。
人を騙したり、攻撃したり、利用しようとする。
そんな利己的な人、卑怯な人は「相応の結果」が待っている。
ちなみに、
うつ病や神経症になった人が中々改善していかないのは、
何よりも「思考」が汚濁してしまっているからである。
自分の「心」という大地に、
「絶望」「悲しみ」「恨み」といった因果を撒き散らしている。
「こうなったのはアイツのせいだ」
「あんなことさえなければ幸せだったのに」
「なんで私がこんな目に・・・」
「自分には生きる価値がない」
「一体、自分が何をしたというのか」
そういった思考は、「負の因果」を生み出し続ける。
念の為にお断りしておくが、
私が今語っていることは、スピリチュアルなどといった軽いものではない。
心理学的にも、充分な説明が付く話である。
「人は、自分がイメージしている方向に向かおうとする」
という、シンプルな話なのだ。
何かにチャレンジする時に、心の弱さから「失敗」ばかりイメージしていると、
本来の能力を発揮できずに失敗する。
あなたに奥さんがいて、妊娠したとする。
街中を歩くと、やたらと妊婦さんが目に付くようになる。
あなたが「高級車のベンツが欲しい」と熱望したとする。
街中を歩くと、やたらとベンツを目にするようになる。
よくある話である。
それは人間の脳に備わっている「RAS(Reticular Activating System)網様体賦活系」という、
「自分が認識するもの」に対するフィルター機能なのだ。
人は「自分が意識したもの」しか見えない。
「自分が意識した情報」しか受け取れないのである。
「人間関係」も因果応報
「人間関係」でいうと、
全てはあなたの「セルフイメージ（自己評価）」が決めている。
対人関係とは、結局「自己の投影」である。
周りに「嫌いな人だらけ」「嫌な人だらけ」という人は、
結局、自分自身を嫌悪している人である。
人は、他人を攻撃する時、同時に「自分の心」を傷付けている。
つまり、「負の因果」を生み出している。
「因果応報」とは、論理的な法則なのだ。
「善き因果」の種を蒔こう
それは、
- 自分を大切に生きる
- 周りの人を喜ばせる
- 周りの人を幸せにする
まず、自分が心がける。
シンプルなことである。
そして、
世の中には色々な人がいる。
あなたの目の前に「人の道」から外れた人間がいるのなら、その人から逃げよう。
「逃げるが勝ち」である。
戦うことは、出来るだけ避けよう。
戦ってしまうと、相手と「同じ因果」を背負うことになる。
人に嫌なことをされたら、周囲に淡々と事実のみを伝えればいい。
「コイツを懲らしめてやろう」などと思うことは「負の因果」である。
なんにせよ、
「復讐」「報復」「足の引っ張り合い」「腹の探り合い」
そういった行動が、どれだけ「負の因果」を生み出すのか意識しておいた方がいい。
その先に「幸せ」はない。
「因果応報」を理解すると、
「善いこと」をすれば、「善い現実」に反映されるということを理解できる。
「悪いこと」をすれば、悪い現実が返ってくるので、必然的に「悪いこと」をする気がなくなる。
誰かと争ったり、仕返しをしたり、罵り合うことが馬鹿らしく思えるようになる。
その境地に至ることが出来たら、
ある種の「生き辛さ」から解放され、もっと軽やかに人生を送ることが可能になる。
今まで、数多くの人の人生を見てきたが、
「因果応報」から外れた人はいなかった。
「自分がやったことの結果」から逃れられた人はいなかった。
私が行なっている「コーチング」とは、
「善い因果を生み出し、自分の望む未来を切り拓く技術」ともいえる。
自分の頭の中に浮かぶ言葉を選別し、
無意識レベルから「意識の変容」を促していく。
自分が望む未来に繋がる「思考」「言葉」「行動」を、
つまり「より善い自分」を、コーチと一緒に創り上げていく。
それまでの人生で身に付いた、ネガティブな価値観という「制限」を手放し、
「心の自由」「純粋さ」を取り戻していくものである。
もし、あなたが「負の因果」から抜け出すことが難しいと感じているのであれば、
プロのコーチから、コーチングを受けてみることをお勧めしたい。
明日は明日の風が吹く。
