もう諦めない!目標を達成する7つの方法
目標達成したいけど、やる気がでない…
あなたには、達成したい「目標」がありますか?
例えば「仕事」でいうと、
- 会社でトップの業績を叩き出したい
- もっと会社で評価されて自分のポジションを築きたい
- 同期のライバルよりも早く昇進したい
- 管理職として最適なマネジメントを行いたい
- 海賊王になりたい
このように、ビジネスに関する目標を掲げている方も多いでのではないだろうか?
(海賊王になりたい人は、少年ジャンプを読んでみてください)
目標を設定しても達成できないという人や、途中で諦めてしまうという人は多いが、
その「理由」や「原因」をちゃんと突き詰める人は少ない。
「原因」があって「結果」が存在するのだから、
「目標を達成できない原因」を知ることは、目標達成のために必要である。
- 「自分なりのやり方」しかやろうとしない
- 「モチベーション・やる気」に波がある
- 決意して始めてもすぐ挫折してしまう
- 途中で面倒くさくなって止めてしまう
- 上手くいかないと落ち込んで諦めてしまう
- すぐ他のことに気が行ってしまう
- 怠け癖が邪魔をして達成できない
- 失敗するのが怖くてチャレンジできない
このような理由で、途中で挫折したり、諦めてしまっていないだろうか?
こういった「心のブレーキ」を放置していると、仕事や人間関係など、
人生における大小様々な目標を達成できず、挫折を繰り返してしまう。
どんどん自信を失っていき、最後には
「最初から挑戦しない」「やりたいことがあっても動かない」人生になってしまう。
人間には「現状を維持しようとする本能」が備わっている。
人類が地球上に生まれた時代の環境(石器時代)は、
「他の動物に食われる」「同族に殺される」「病気になると終わり」など、
すぐに死んでしまうようなハードな環境だった。
そんな厳しい世界を生き残るために、
「とりあえず安全が保たれている現状」を維持しようとする本能が生まれた。
だから私たちは、本能的に「変化」を恐れるし、現状を維持しようとする。
大きな「挑戦」や「目標」を前にした時、
本能は「恐怖」と「めんどくさい」を、あなたの心に植え付ける。
なぜか?
大きな目標を達成してしまうと、自分も成長するし、状況も良くなっていく。
そう、変化するのだ。
本能の仕事は「現状を維持すること」だけ。
それが「苦痛な現状」であっても維持しようとする。
多くの人は、現状維持の本能に振り回されて目標を達成できない。
しかし「本能」は、あくまで人に備わった自動的な反応、機能であり、あなた自身の思考ではない。
本能に振り回されている限りは「本能の奴隷」として生きることしかできないのだ。
目的を達成できる『技術』とは
しかし、諦める必要はない。
目標達成とは「技術」である。
「車の運転技術」と同じなのだ。
私自身も、昔は何一つ達成できない人間だったが、
今では「会社員時代の3倍の年収を稼ぐ」「株式会社の代表取締役になる」
「セミナーを主催する」「全国で活動する」など、
多くの目標を達成しながら、充実の人生を送っている。
もちろん、私のクライアントの方々もそれぞれの目標を達成し、成果を手にされている。
上手くいく「やり方」を身に付けることで、
誰でも目標を達成することは可能である。
7つの目標を達成する技術
①「やる」と決断する
目標について語る時「やりたいです」「〜したいです」と言っている人は、まず成功しない。
「やりたい」「〜したい」は、ただの願望でしかない。
「いつか〜したいです」などは論外である。
何も決めていない。
今まで膨大な数の人間を観察してきたが、
そんな言葉を使っている人で、実際にやって成功した事例を知らない。
決断しなければ、何も始まらない。何も動かない。
目標を達成する人は、まずそれを「やる」と決断した人である。
必然的に、言葉でも「やる」「やります」と断言する。
あなたに達成したいことがあるなら、まず最初に「やる」と決断しよう。
関連記事:「決められない」を卒業!今すぐ決断する為の2つのステップ
②正しいゴール設定をする
達成したい目標のことを、コーチング用語では「ゴール」と呼んでいる。
ゴールを設定する時は、必ず「今の自分では到底無理なこと」という基準で設定しよう。
ゴールは、高く設定してこそ機能する。
例えば、
年収500万円の会社員が「年収5000万円」を達成したいと目標設定したとしよう。
必然的に「今までの自分の考え方・やり方」では不可能である。
ゴールを高く持つことで「今までのやり方」では達成不可能と考え、
「今までにないやり方」を模索するようになる。
その結果、革新的な自己成長が起こっていく。
高いゴール設定のメリットはここにある。
ゴールを高く掲げることで「現状の自分の枠」を飛び越え、
新しいステージに行くことができる。
何かにチャレンジする時、多くの人が無意識に「現状の自分の枠」に執われ、
「今までと同じやり方」「今までと同じ考え方」で取り組もうとする。
そして「今までと同じような結果」しか生み出せない。
つまり、変化しない。成長しない。
「今までの自分のやり方」が「上手くいくやり方」なら、それでいいかもしれない。
しかし、全く成果を生み出さない「上手くいかないやり方」だった場合、
「上手くいかない人生」になってしまう。
世の中には、事業で莫大な借金を抱えたものの、そこから見事完済したという人達がいる。
おそらく彼らは、半強制的に「莫大な借金を返済する」という
ゴール設定をすることになり、「現状の自分の枠」を超えた思考や行動を取ったはずである。
「今までのやり方では、絶対に無理だ。では、どうすればいいのか?」と。
私の場合、会社員時代に管理職に昇進した時に、
会社の腐った体質を変えようと戦い、多くの人間を敵に回し、最後はノイローゼのようになって休職した。
どん底の状態で思ったことは、
「今の自分では、いずれまた同じような問題を起こすだろう。自分を成長させよう。二度とこんな惨めな思いを自分にさせないために」だった。
そこから会社に復帰し、2年かけて全てを取り戻し、ケジメを付けて退職した。
ゴール設定は、非現実的な位でちょうどいい。
「会社で昇進する」ではなく「会社の取締役になる」
「営業成績で社内No. 1」ではなく「営業成績全国No. 1」
高いゴールを設定すれば「今までのやり方で頑張ればなんとかなる」の域を超えるため、
抜本的に「考え方」「やり方」を変えざるを得なくなる。
そして、「なぜそれをやりたいのか」を明確にすることが大切である。
紙に、ゴールを達成したら得られる「メリット」を、思い付く限り書いてみよう。
ここがぼんやりしていると、
目先の「めんどくさい」が勝ってしまい、結局やらないのだ。
たくさんのメリットを自覚して、自分の目の前に人参をぶら下げよう。
③ヴィジュアライゼーションをする
ヴィジュアライゼーション(視覚化)とは、
「目標を達成した状態をイメージすること」である。
普通の空想(妄想)との違いは、臨場感(リアリティー)を持ってイメージすること。
実は、脳の潜在意識には「想像と現実の区別」がない。
人間の脳は実際に起こったことも、
視覚化したイメージを見ているときも、同じように反応する。
臨場感が高ければ高いほど「情動的な反応」は強くなる。
そして、人は「自分が強くイメージした方向」に行こうとする。
「失敗したらどうしよう」ばかり考えている人が失敗するように。
コツとしては、
「実現したい」「あれが欲しい」「こうなりたい」と願うのではなく、
「すでにそうなっている」でイメージすること。
実現したいことや欲しいものを求めている状態は、
逆に、それが「ない」という「欠乏」が強化されてしまう。
そうではなく、
ゴールを達成している世界で「ワクワク」「充実感」「幸福感」「達成感」などの、
心地良い感情や感覚を感じてみよう。
今まで気付いていなかった情報に気付いたり、新しいアイデアが浮かぶこともある。
視覚化したイメージが潜在意識に定着すると、
「ゴールの世界の方が自分に相応しい」「ゴールの世界の自分の方が自分らしい」と感じるようになる。
つまり、ゴールの世界の方が「現状」になる。
すると、今まで邪魔をしていた「現状維持の本能」が、ゴールに向かわせる強力なパワーになる。
④自分を信じる(自己評価を高く保つ)
ゴールを達成するには、自分を信じることが不可欠。
具体的にいうと「自己評価を高く保つこと」である。
「自分にはそれが出来る」「自分なら大丈夫だ」という自信が必要なのだ。
・肯定的なセルフトーク
そのためには「セルフトーク」を意識してみよう
セルフトークとは、「自分自身にかけている言葉」のこと。
人は、心の中で自分に膨大な回数の言葉がけをしている。
そのセルフトークがネガティブだったり悲観的なものだと、パワーを失う。
自分を罵倒し続けているのと同じである。
「肯定的なセルフトーク」を使うことを、常に意識しよう。
「大丈夫」「出来る」「すごい」
あなたのパワーになる言葉なら、好きに選んでいい。
あなたが使う言葉が、あなたの人生を決めている。
言葉は強力である。
関連記事:【自分が嫌いなあなたへ】「セルフトーク」があなたの幸せを決める
・加点方式
仕事などで、「減点方式」で自分を評価していないだろうか?
「最初に満点からスタートして、ミスをする毎に減点」
「上手くいかないことがある毎に自分を責めて減点」
こんな風に。
これだと、まず心が休まらない。どんなに完璧に仕事をして終えても、
スタート時のままなので、満点なのに「及第点」のように感じてしまうのだ。
「ストイックな人」「完璧主義者」は、減点方式でやっていることが多い。
加点方式は「ゼロ」からスタートして、何か行動する毎に点数を加点していく方式である。
これだと、「積み上がっていく感覚」「ゴールに近付いていく感覚」で取り組むことができる。
加点方式で取り組むことで、自己評価を高く保ちやすくなる。
⑤「成果目標」と「行動目標」を設定する
目標設定には2種類ある。
「成果目標」と「行動目標」である。
「成果目標」は、 最終的に手に入れたい結果のこと。これは皆知っている。
だが「行動目標」については、多くの人が見落としている。
ゴールを達成するためには「行動」をする必要がある。
行動目標とは、この「行動そのもの」を目標に設定することである。
例えば、
「1ヶ月以内に3キロダイエットする」では、何をどうしていいのか、まるで見えない。
しかし「週3回ジョギングする」「夕食をプロテインに置き換える」という行動目標を設定すると、具体的な行動が明確になり、始めやすい。
そして、行動目標は「細分化」することが望ましい。
ベイビーステップ(小さな1歩)から始めよう。
例えば、デスクワークを完了させたいなら「デスクに座る」「パソコンを開く」である。
「そんなことやって意味あるの?」と思われたかもしれない。
もちろんある。「その方が続くから」である。
目標達成の一番の障壁は「できない」ではなく「そもそも続かない」から。
そもそも続かないから、いつしか目標すら忘れていく。
そして、どんなに小さな行動目標でも、
それをやった時点で、あなたは「目標を立てて何もやってない人」より前に進んでいる。
「目標」なので、自分が達成した時点で「できたこと」褒めたり達成感に浸ろう。
それも立派な「成功体験」である。
行動目標の良いところは「するべき行動が明確になること」だ。
だから、迷うことがなくなる。淡々と行動を積み重ねるだけである。
積み重ねていれば、結果は後から付いてくる。
⑥習慣化するための環境を作る
最初は張り切って始めても、やる気・モチベーションを継続させることは難しい。
多くの人が「やる気が出たらやろう」となりがちだが、そこに頼りっきりだと安定しない。
「上がったり下がったりする」からである。
「意志」や「根性」も強力なパワーだが、使えば使うほど疲弊していくというネックがある。
要は、「やる気・モチベーション」「意志」「根性」だけに依存するのではなく、
「行動しやすい環境」を作ることが大切である。
- コワーキングスペースなどの集中できる環境に行く
- 「○月○日の○時から○時までやる」と時間や期限を決める
- 決めた行動目標をやり続ける
自然と出来るようになるまで、
つまり「歯を磨く」「お風呂に入る」のと同じように習慣化するまで続けること。
ちなみに、
一人で行動できない場合には友人や家族にサポートを頼んでもいい。
中でも「コーチを付けること」は最高の選択である。
自分以外のプロにサポートをしてもらうことで、一気に推進力が上がる。
ちなみに、私は「早起き」を習慣化するために、
同じく早起きしたい友人と協力して、毎日朝に電話をしていた時期がある。
このように、苦手な行動を習慣化する時には、
人の手を借りるか、適切な環境をつくることがお勧めである。
⑦タスクの優先順位をつける
「最も重要なことから始めよ」
ピーター・ドラッカー
高いゴールを達成するためには、多くの仕事をこなす必要がある。
仕事が大量になっていく程「今、何を優先すべきか」を明確にする必要がある。
あなたは「最も重要なこと」から始めているだろうか?
そして、
「最も重要なこと」から始めようとする時、
自分で「何が重要か?」を理解していければ、始めようがない。
この目標を達成するために、今やるべき最も重要なことは?
物事の優先順位を明確にしていないと、「重要ではないこと」をやり続けてしまう。
「重要ではないこと」をいくら大量行動し続けたところで、あまり効果は出ない。
結果、疲れて燃え尽きてしまう。
ちなみに、
物事の優先順位を決めるには、名著「7つの習慣」で有名なフランクリン・コヴィー博士が提唱した
「時間管理マトリックス」を使うとわかりやすい。
このマトリックスはタスクを『緊急度』と『重要度』で分類し、四つの領域に切り分けている。
こいうやって見ると私達が、いかに「緊急度」という基準で行動しているかがわかる。
しかし、目標達成において本当に重要な活動は「緊急ではないが重要」な第2領域活動にある。
この第2領域の活動を、いかに意識的に普段の生活に組み込んでいくかが大切である。
関連記事:【仕事術】優先順位を明確化する
次こそは目標を達成するために
いかがだっただろうか?
最後に、シンプルな「目標達成の4ステップ」をお伝えしよう。
- 「現在地」を把握する
- 「目的地」を設定する
- 目的地に向かう「選択」をし続ける
- 達成する
ちなみに、もし一人で目標達成することに自信がないのであれば、
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今回の記事が、あなたの目標達成の一助となれば幸いです。
明日は明日の風が吹く。