こだわりが強いと疲れる。「損するこだわり」見極めて手放すコツ

こだわりは大事。
けれど、
強すぎるこだわりは疲れる。
そして、
仕事や人間関係で
損をすることも増える。
それでも、
「これが正しいはずだ」と
頑なになってしまう。
今回は、
こだわりが強すぎて
仕事や人間関係に弊害が出ている
そういった悩みを持つ方に
「必要なことだわり」
「損をするこだわり」の見分け方
不要なこだわりを
手放すコツをお伝えしていこう。
こだわりが強いと疲れる理由
断言しますが、
人間、変わる時は一瞬です。
そんな場面を
たくさん見てきました。
ただ、
「変わりたいけど変われない」
ということも確かにある。
その原因は「現状維持の本能」
人間の脳は大きな変化を嫌う。
ここまでは、よくある話。
でも、
変化を止めるものが
もう1つある。
それは「こだわり」です。
自分が持っている、こだわり。
「こだわりって、むしろ
あっていいんじゃないの?」
と思ったかもしれない。
もちろん。
こだわり自体は悪くない。
むしろ「自分らしさの証」だといえる。
強すぎるこだわりは「傲慢」に変わる
ただ、
「強すぎるこだわり」は別。
それは、
実は「傲慢」と言います。
そもそもですが、
自分のことを「傲慢だ」と
思っている人はいない。
(思っていたら改めるので)
つまり、
本人は気付かない。
自分では「こだわりを大切にしている」
「筋を通している」と思っている。
でも実際は、
自分の正しさに他人を合わせようとしていたり、
物事を思い通りにしようとしてしまう。
人は傲慢になっていくほど、
全てを「自分の都合」で
コントロールしようとする。
「全てを自分の思い通りにしようとする」って、
傲慢そのものでしょ?
もちろん、人生は
そんなに自分の都合のいいようにはならない。
必然的に
イライラすることが増える。
人と衝突したり、浅い関係しか作れなくなる。
人間的な成長が止まる、伸び代が萎んでいく。
その生き方だと、
一時的に思い通りになることはあっても
長期的な視点で見ると、
自分の可能性を制限していく。
ただ、傲慢さは
大なり小なり、全ての人にある。
垢みたいなもので、生きている限り生まれ続ける。
完全に消そうとするのは無理。
重要なのは、
「傲慢さを人にぶつけない」
「傲慢さをベースに物事を考えない」
ということ。
「こだわり」と「傲慢」の見極め方
傲慢さが顔を出す時って、
大体「怖い時」なんです。
・自分が否定されるのが怖い
・負けるのが怖い
・馬鹿にされるのが怖い
・失敗するのが怖い
・恥をかくのが怖い
その怖さを「正義感」という
見栄えの良い包装紙で包んで誤魔化しながら、
相手や現実をねじ伏せようとしてしまう。
ただ、冒頭でも書きましたが、
「傲慢になろう」と思ってなる人はいない。
どこまでが「こだわり」で
どこからが「傲慢」なのか、
自分で判断するのは難しい。
では、どうすればいいのか?
自分への3つの質問
「こだわり」と
「傲慢」を見極めたい時は、
こう自問自答してみてください。
そのこだわりは、 自分の可能性を広げているだろうか? 狭めているだろうか? |
仕事・人間関係・健康にとって、 プラスかマイナスか? |
それは、本当に自分が望んでいることか? 何の為に、こだわっているのか? |
深〜く自問自答してみる。
そして、もし
「このこだわりは、もう役割を終えている」
「これからの自分には必要がない」
と気付いたら、
勇気を持って、
こだわりを捨てよう。
人が一瞬で変わる時。
それは、自分の
「役割を終えたこだわり」を捨てた時です。
大丈夫。
物事を思った通りに
コントロールしなくても、
あなたは幸せになれる。
人を思った通りに
コントロールしなくても、
幸せになれるから。