【仕事術】「手帳にメモ」の習慣が、あなたを飛躍的に成長させる
先日退職した際、会社のロッカーを整理し、
不要なモノはすべて処分したのだが、
なんとなく、捨てられなかった物がある。
私が仕事に使っていた「手帳」である。
合計で3冊。
「仕事で大切なこと」
「仕事で忘れてはいけないこと」
「仕事に対する心構え」などを書いていた。
間違えて洗濯機に入れて洗濯してしまった時も、
天日干しにして使い続けた(笑)
仕事を覚えるためには「手帳にメモをとる」ことは必須であり、
基本中の基本である。
ちなみに、
私の手帳の最初のページには、こう書いてある。
『ここは自分という「人間」が試される場である』
どれほど理不尽な会社だったのか、想像していただけるだろうか(笑)
そしてもう一つ、
『課題の区別をつける』
これは『「人の課題」は「人の課題」だから、
それについて腹を立てたり「自分の課題」にして悩んではいけないよ』
という意味の格言をメモしたもの。
当時の自分が、どれほど人間関係に悩んでいたのか想像していただけるだろうか(笑)
それはさておき、
仕事において「メモを取る習慣」を持つことには、大きなメリットがある。
- 仕事の知識を蓄積できる
少しの「言葉の断片」だけでも、そこに込められた「情報」は、
自分にとって重要且つ役立つものになる。
コツとしては「学んだこと」は大切なポイントだけに絞って、
出来るだけ「シンプルにまとめること」を心がけよう。
後から見返す時に分かりやすい。
- 忘れることを防ぐ
一生懸命に覚えたことでも、時間が経つと忘れてしまったり、
記憶が曖昧になって「あれ?どうだったっけ?」みたいなことになりがち。
書いておくだけで、覚えたことを再確認できる。
簡潔な情報でも、自らの手で記したことは忘れにくいものだ。
- 同じミスを防ぐ
ミスをしたら、必ず再発防止のために書いておこう。
「5W1H」で書くとわかりやすい。
5W1Hとは「いつ(When)、どこで(Where)、だれが(Who)、なにを(What)、なぜ(Why)、どのように(How)」という6つの要素をまとめた、情報伝達のポイントのこと。
同じミスを繰り返すことは、社内での評価を著しく落とす原因になってしまう。
メモを取り、いつでも思い出せるようにしておこう。
- 成長の速度が上がる
メモを取ることで「仕事に対する熟練度」を高め、
成長の速度を上げることができる。
自分の「考え」や「感じたこと」「やるべきこと」
「指針となり得る言葉」「気に入った名言」なども書いておこう。
そういったことを書き出して自分自身を「俯瞰する」ことが、
「自己の成長」のために大切なことだといえる。
こういったことを書いた手帳は、
それそのものが「お守り」的な存在になる。
ポケットに忍ばせているだけで、心強いものだ。
ちなみに、メモを取るための「ボールペン」は最強の逸品がある。
「ゼブラ サラサシリーズ」の4色ジェルボールペンである。
サラサのジェルボールペンは、
名前の通りサラサラとなめらかな書き心地で使い勝手が良い。
クリップが「可動式バインダークリップ」なので挟みやすく、
瞬間的に胸ポケットに装着したり取り出したりできる。
私はメモを取る時には内容によって色を使い分け、
分かりやすく見れるようにしていた。
複数の色の線や矢印、マークやイラストを使って、
情報の相関図を作ると、 分かりやすく整理できる。
超オススメである。
いかがだっただろうか。
仕事に限らず、あらゆることで「メモを取る習慣」は役立つものだといえる。
あなたの「人生を豊かなものする」ことの一助になるだろう。
どんな場面においても、積極的に活用していきたいものだ。