「自分を変えたい」と思いながら、変えられなかったあなたへ
「自分を変えたい」
あなたも、そう思ったことがあるかもしれない。
- 自信がない、弱気な自分を変えたい
- やりたいこと、やるべきことに対して努力できない自分を変えたい
- 異性と上手くコミュニケーションできない自分を変えたい
- ダラダラとスマホでネットを見たりゲームばかりする自分を変えたい
といった風に。
そして、ある時奮起して
「自分を変えようとする挑戦」をしてみるものの、
やっぱり変わらない。
ダメな自分は、ダメなまま。
だらしない自分は、だらしないまま。
弱い自分は、弱いまま。
そして、
「変えたい自分」なはずなのに、
その現状に収まっていることに
「どこか落ち着いている自分」がいる。
厄介なものである。
なぜ、こうなるのか?
それは、
人間の脳が「変化すること」を嫌う性質を持っているから。
だから常に「現状維持」したがるのだ。
そういった、
「生物がその内部環境を一定の状態に保ちつづけようとする傾向のこと」を
「ホメオスタシス(恒常性)」という。
困ったことに、脳は只々「現状を維持しようとする」ので、
例えそれが「嫌なこと」「苦痛を伴うもの」であっても、
その状態を維持しようとする。
もちろんそれにも理由があって、
もし人間の「性格」がコロコロ変わってしまうと、
それはそれで大変だし、生物学的にも生き残りにくい。
長い時間をかけて人間が身に付けていった「本能」なのだ。
私も、そんな性格がコロコロ変わるような、
危ない人とは友達になりたくない笑
もし、あなたの中に「なりたい自分」「理想の自分」があって、
そこを目指したいのであれば、
「ホメオスタシスの壁」を突破する必要がある。
では、どうすればいいのか?
「自分を変えたい」と思いながら、変えられなかった時の対処法
まず「自分を変える」とは、
- 自分の内面(性格)を変える
- 自分の現実(結果)を変える
の2つに分けることができる。
しかし、やるべきことは一緒である。
自分の「内面」が変われば「現実」も変わってくるし、
自分の「現実」を変えれば「内面」も変わってくるから。
どちらから攻めるかは、人それぞれである。
「3つの方法」をお伝えしよう。
「やる」と決める
「何を差し置いてでもやる」という、大きな「覚悟」を持って臨む。
正面突破の男前な方法だが、相当なパワーが必要である。
最初からこれができれば苦労しないが、出来ないことではない。
環境を変える
環境を変え「変わらざるを得ない」という状況に持っていく。
自分の尻に火がついたら、誰だって動くものである。
ちなみに私は17年間いた会社を辞め、もうすぐ引っ越す。
環境を激変させることによって、必然的に自分の意識も変化するのだ。
安定という名の「ぬるま湯」に浸かっている限り、自分を変えることは難しい。
習慣化する
これが最も大切だといえる。
とにかく毎日継続して「それが当たり前」になるまでやってみる。
3ヶ月も経てば、習慣化に成功しているはずだ。
私がブログを毎日更新して110日以上が経つが、
最初の1ヶ月は3記事とかだった。
今では、もう誰にも止められない・・・笑
ちなみに先日は所用で忙しく、
ブログを更新する時間を確保するために晩飯を抜いた。
「お手本」を見付けて真似をする
あなたが「こうなりたいな」と思えるような人や、
あなたが達成したい「結果」を既に出している人を観察・分析し、
その人の真似をしてみよう。完全に成り切ったつもりで。
これを心理学的に「モデリング」という。
最初は物真似でも、ずっと続けていると「本物」になってくる。
周囲に宣言する(約束する)
私には、この方法が効果的だった。
ある方と、毎日ブログ更新することを約束したのである。
約束したからには、破ることは許されない。
約束のおかげで「継続する力」を開花させることができた。
「中途半端な自分」を、変えることができた。
あなたにとって大切な人、尊敬する人に「変わること」を約束してみよう。
「自分だけのこと」ではなくなるので、何かあっても踏み止まることができる。
いかがだっただろうか。
変化することに対する「潜在的なおそれ」
それは誰しもが持っている。
ただ、その「おそれの先」には、新しい世界が待っている。
覚悟を決めて飛び込んでいくことも、人生には必要である。
明日は明日の風が吹く。