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人生の絶望を乗り越える!立ち直るための7つの方法

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人生の絶望と孤独
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「仕事で結果を出すスキル」「無敵の人間関係を創る技術」「ストレスリーのマインドセット」「自分の能力を発揮する技術」を教える専門家。「職場性ストレス」の第一人者。自身も元国営企業に17年間在籍。派閥や忖度が横行する弱肉強食の世界で、異例の若さで管理職に昇進。300人以上の部下をマネジメントし、あらゆる「仕事のトラブル」「人間関係の問題」を解決してきた経験を持つ。活動開始から5年間で様々な業種の会社員/管理職、起業家、経営者、コーチ/カウンセラーなど約500名をコーチング、1500人以上にサポートを行う。コーチングの世界的権威から学んだメソッドと、自身の壮絶な人生経験に裏打ちされたコーチング技術は、社会人が抱える悩みや問題を解消し「現実の成功/内面の成長」を掴む技術として定評がある。
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人生、生きていると色んなことが起こる。

残念ながら「楽しいこと」「嬉しいこと」ばかりではない。

人生に絶望してしまうような出来事が、突然やってくることもあるかもしれない。

今回は、人生の絶望的な状況を乗り越え、立ち直るための7つの方法をお伝えします。

 

人生で絶望的な状況に陥ってしまったら?

  • 深刻な仕事のミス
  • 人間関係の破綻
  • 上司からのパワハラ
  • 信頼していた人の裏切り
  • 経済的な危機
  • 失恋
  • 騙される
  • 受験の失敗
  • 就職の失敗
  • 会社をクビになる
  • 大切な人との死別

他にも、全く想像もしていなかった「深刻なトラブル」「致命的な大失敗」や、

「人生の破滅」を感じるような危機的状況。

そんな絶望に直面した時、あなたならどうするだろうか?

 

人生の「3つの坂」

先人曰く、人生には「3つの坂」があるそうだ。

「上り坂」 「下り坂」

そして「まさか」である。

「人生の上り坂」

「人生の上り坂」は、何をやってもうまくいくような「良い流れ」に乗っている時。

万事が好調、心身共に満たされ、充実している状態。

ただ、冷静さを欠いて「調子に乗る」「傲慢になる」「有頂天」になって足元をすくわれる危険もある。

油断や慢心をせず、常に謙虚に自分を律することが「最良の備え」となる。

 

人生の下り坂

「人生の下り坂」は、何をやっても思い通りにならない「悪い流れ」に陥っている時。

嫌なことが続いたり、物事が衰退、停滞し、心身共に良くない状態。

そんな時は、プロ野球のピッチャーのように『悪い流れの時に、いかに最少失点で抑えて切り抜けるか』という意識が大切である。

一喜一憂せず、冷静に状況に対応し続けることで、いつか流れは変わっていく。

 

「人生のまさか」

そして厄介なのが、「人生のまさか」である。

「そんな、まさか…」

「まさか、こんなことが起こるなんて…」

ある日突然、全く想像もしていなかった逆境に立たされる。

平和な日常が一瞬で崩壊し、巨大な絶望に襲われる。

「人生のどん底」に叩き落されるような、まさかのトラブル。

「もう駄目だ…」致命的とも思われるようなダメージ。

目の前が真っ暗になり、希望はどこにも見当たらない。

 

私が人生に絶望した2つの経験

ちなみに、私自身もいくつかの「人生のまさか」を経験しているが、特に大きな出来事はこの2つ。

  1. 高校2年の時にクラスメートから毎日「気持ち悪い」と言われ続け、鬱病とパニック障害を発症し、不登校&引きこもりになった経験(鬱病は完治するまで10年かかった)
  2. 会社員時代、管理職に昇進した時に会社の腐った体質を変えようと戦い、ほぼ全員を敵に回し、最後はノイローゼになって致命的なミスをし、心が折れて休職した経験

この時期は、今思い出しても本当に辛かった。

堪え難い「苦しみ」「絶望」が、一生続くかのような気がしていた。

ただ、そんな私でも、今は自由にやりたいことをやって、毎日充実して生きている。

人生、良くも悪くも、何が起こるかわからない。

そういった経験を持つ私が、今まさに「絶望的な状況」に苦しんでいる人に伝えたいこと。

それは『絶望の先にも、ちゃんと未来がある』ということである。

絶望的な状況、困難な状況の時こそ「人生の正念場」である。

「ここで自分がどうするか」で、未来の方向性が変わる。

立ち止まったり休むことも必要だが、これからも人生は続いていく。

なら、後ろを向いて逃げるよりは、

少しでも前を向いて進む方が、

あなたにとって「後悔のない人生」を送れるかもしれない。

 

では、人生の絶望的な状況を乗り越えるには、どうしたらいいだろうか?

人生の絶望的な状況を乗り越えるための7つの方法

①まず冷静さを取り戻す

まず、絶望的な状況に陥った時に最優先で意識すべきことは、とにかく冷静になることである。

多くの人は絶望的な状況に直面した時、

  • 感情的になる
  • パニックに陥る
  • 焦る
  • 騒ぐ
  • 悲観する
  • 茫然自失する
  • 自暴自棄になる

といった反応を取りがちである。

そしてその結果、さらに状況が悪化する。

絶望的な状況に陥った時に、人は「冷静さ」を試される。

おtりあえず、一旦家から出て、カフェでコーヒーでも飲みながら、今の状況をノートに書き出してみよう。

頭の中にあるものを言葉にしてみると、冷静になってくる。

「大きなもやもやした問題」が、具体的に、明確になってくる。

「打つ手なし」と思っていると、人は絶望するしかない。

しかし、冷静になってノートに書いてみると、案外「打つ手」はあったりする。

 

②合理的/論理的に考えながら進める

絶望の最中にいると、人はどうしても悲観的になり、ネガティブな感情に振り回され、衝動的、感情的な行動をとってしまいがちである。

ただ、目の前の状況をよくしたいなら、

とにかく「合理的」「論理的」に考えることが大切である。

  • 合理的とは「目的に対して無駄なく考えること」
  • 論理的とは「きちんと道筋を立てて考えること」

コツは「事実ベース」で考えながら進めること。

「悲観的な感情による決め付け」を排除し、状況を乗り越えるための方策を考えよう。

自分が持っているリソース「ヒト・モノ・カネ・ツール」

自分が持っている「スキルセット」「マインドセット」

そこから、何を活用したらいい?

状況を打開するために、

いつ、どこで、だれに、なにをする必要がある?

そして、それぞれに優先順位と期限を設定してみよう。

 

自分一人だけで抱え込んでなんとかしようとすると、

どうしても煮詰まったり視野が狭くなってしまうから、

信頼できる、尊敬できる人と会い、客観的な意見を貰うのもお勧めである。

 

③絶望や苦痛を「成長の糧」とする

「まさか」と絶句するような出来事は、 いつか起こる。

しかも、あり得ないタイミングで。

未来に何が起こるかなんて、誰にもわからない。

「人生のまさか」は予測不可能な坂であり、事前に回避することは至難の技である。

私たちに出来ることは『それも含めて人生なんだ』と意識しながら生きること。

慢心、油断せず「万が一」に備えながら日々を過ごすこと。

何が起きても慌てない心構えをしておくこと。

この辛い経験を「成長の糧」とすることである。

今まであなたが出会った人達を思い返してみてほしい。

「絶望を味わった人」にしか出せない優しさがある

「絶望を味わった人」にしか出来ない生き方がある。

そう、絶望はそんなに悪いもんじゃない。

そこから得られるものは、大きい。

(その真っ只中にいる時は、たまったものではないが・・・笑)

絶望という「負荷」が、あなたの心を鍛え、成長させる。

「絶望を焚べよ」

ダーク・ソウル2より

 

④勇気を持って決断する

まず、「目の前の現実」を事実として受け入れる。

そして、絶望的な状況を乗り越えるための決断をする。

そのために必要なものは「勇気」である。

恐怖、苦しみ、不安や絶望が、あなたから「前に進むパワー」を奪おうとする。

それらに打ち勝つために、まず必要なものは「勇気」なのだ。

勇気を出して決断し、前に進むための行動をとっていこう。

 

「状況に流されるな。絶望を退ける勇気を持て」

ブライト・ノア

 

⑤今、絶望的な状況から立て直すことに集中する

絶望的な状況を立て直し、立ち直るために、

「今、自分にできること」「自分の力で変えられること」だけに集中しよう。

「今、自分にできないこと」「自分の力の及ばないこと」を延々と考えたところで、

それはどうにもならない。自分を精神的に追い詰めるだけである。

それよりも「今、自分にできること」「自分の力で変えられること」に集中し、そこにベストを尽くせばいい。

自分を信じて、最後まで諦めずにやり切ろう。

ベストを尽くせば、やり切ったら、必ず「その先の未来」が待っている。

 

⑥少しでも楽観的に捉える

どんなに「もう駄目だ」と思うような出来事でも、

最終的に「どうにかなってきた」から、あなたは今も生きている。

人生を振り返ってみると、私達はたくさんの難局と直面してきた。

「困難」「絶望」「苦痛」「恐怖」「葛藤」

その瞬間は、もう諦めるしかないような、打つ手なしの状況に思えたかもしれない。

しかし、なんだかんだで、今も生活することができている。

「衣・食・住」が保障された、安全な環境の中にいる。

そう、「生きてさえいれば、なんとかなる」のだ。

「楽観的な視点」を、忘れずに持っていることが大切である。

 

⑦後悔をやめ、前を向く

「起きてしまったこと」を後から振り返って、

「もし、〜だったら…」「あのとき~していたら…」「~していれば良かった…」

と激しく後悔したり、未然に防げなかった自分を責め続ける。

そうやって、どんどん自分を傷付け、衰弱させていく。

だが、「もし」も「たられば」も、人生に存在しない。

タイムスリップできるなら話は別だが、不可能である。

不毛な「後出しジャンケン」であり、言ってしまえば妄想でしかない。

それは結局、

「今、目の前の現実」から目を逸らしているだけなのだ。

 

私たちは、「今この瞬間」を生きている。

そして選択や決断というものは、「今、この瞬間」しかできない。

過去を後悔しながら「人生を無駄にしてしまった」「人生を失敗してしまった」

という人は「今という時間をドブに捨てている」ことに気付くべきである。

「過去」は変えられない。

「今、何をするか」「今、どんな選択をするか」が全てなのだ。

前を向こう。

そして、進んでいこう。

 

人生の絶望から復活するために

人生、「全てを投げ出してしまいたい」と感じる時もある。

そんな時が、あってもいい。

全てから逃げたい時があってもいい。

立ち止まって、しゃがみ込んでしまう時があってもいい。

私も、そんな時があった。

ただ、今は決めていることがある。

何かを諦めることがあっても、

「自分の人生を諦めること」だけは絶対にしない。

そこだけは、絶対に譲らないと決めている。

 

あなたは、今、相当に辛い状況にいるかもしれない。

そして、これだけは伝えたい。

「最後は立ち上がって、また歩き出そう」

前を向いて進み続けたら、いつか必ず状況は変わる。

トンネルを抜ける時が、必ずやってくる。

 

生きている限り、人生は続く。

最後まで、自分の味方でいてあげよう。

あなたは、もっと自分を信じていいんだよ。

世界でたった一人しかいない、自分自身を。

 

 

 

 

明日は明日の風が吹く。

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