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【上手にヘコむ】気分が「落ち込んだ時」の対処法

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「仕事で結果を出すスキル」「無敵の人間関係を創る技術」「ストレスリーのマインドセット」「自分の能力を発揮する技術」を教える専門家。「職場性ストレス」の第一人者。自身も元国営企業に17年間在籍。派閥や忖度が横行する弱肉強食の世界で、異例の若さで管理職に昇進。300人以上の部下をマネジメントし、あらゆる「仕事のトラブル」「人間関係の問題」を解決してきた経験を持つ。活動開始から5年間で様々な業種の会社員/管理職、起業家、経営者、コーチ/カウンセラーなど約500名をコーチング、1500人以上にサポートを行う。コーチングの世界的権威から学んだメソッドと、自身の壮絶な人生経験に裏打ちされたコーチング技術は、社会人が抱える悩みや問題を解消し「現実の成功/内面の成長」を掴む技術として定評がある。
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長い人生、色々なことがあるものだ。

仕事で嫌なことがあったり、突発的なアクシデントが起こったり、

トラブルに巻き込まれたり・・・

 

そういった時は、気分が落ち込んでしまう。

何とも言えない、辛い気分を味わうことになる。

 

私もサラリーマン時代、星の数ほど「落ち込む」という経験をしている。

落ち込んだ気分を引きずりながら、

自分の感情に振り回されながら、

何とも言えない表情で、毎日会社に行っていた。

 

そして、そんな自分を変えたくて「人の心」「心理」について学び、

実践を続けているうちに、あることに気付いたのである。

 

「落ち込むこと」にはコツがある

「正しく落ち込むこと」で、

嫌な気分を引きずることなく、すぐに立ち直ることができる。

 

今回は「落ち込んだ時の正しいマインドセット」

「すぐに立ち直るためのコツ」について、お伝えしていこう。

 

そもそも、なぜ人は「落ち込む」のか?

  • トラブルやアクシデントが発生して、物事が「自分の思い通り」にいかなかった時
  • 他人から「自分を否定された」時

 

この2つの事象によって、気分が落ち込むことがある。

 

例えば、こんな例がある。

 

12月に引越しをしようと思い立ち、

新しい住まいを探していた。

年の瀬で時間もあまりなかったが、

一日中、仲介業者の方と物件を見て回り、

ようやく理想の物件を探すことができた。

部屋は綺麗だし、間取りもバッチリ。

バルコニーからの眺めも最高だ。

「ここにします!」

仲介業者に伝え、仮の手続きをして、

ワクワクしながら帰った。

ギリギリだったが、年内に引っ越して、

新たな気持ちで新年を迎えることができそうだ。

しかし、

翌日に仲介業者から電話がかかってきた。

「すいません、家主の方からNGが出ました・・・」

「ええええ!?」

「自営業の方は預金が400万円ないと嫌だそうです」

「そんなアホな!?」

なんとかならないかと色々と掛け合ってもらったが、

結局駄目になってしまった。

引越しの手配、臨時ゴミ回収、そう行った手続きも全てキャンセル。

これで、年内に引っ越すことは無理になった。

 

 

正直、久しぶりに落ち込んでしまった笑

 

気分がヘコんだし、腹も立った。

少し自分を否定されたような気にもなった。

 

ただ、それを引きずることはない。

 

まず、こういったアクシデントが発生して落ち込んだ時にすることは、

その落ち込んだ感情をしっかりと味わうことである。

ヘコみたいなら、ヘコんでいい。

腹が立ったら憤慨し、怒ってもいい。

悔しさを噛み締めてもいい。

我慢して、自分を押し殺す必要はない。

キッチリと感情を消化し、昇華させる必要がある。

そうしないから、ネチネチとしたものが残るのである。

純粋な感情は、サッパリとしているものだ。

 

 

そして、落ち込んだ時にやってしまいがちなこと、

注意したいことがある。

それは、

「自分」や「他人」を責めることである。

「憎むこと」「恨むこと」である。

 

そういった「執着心」を生み出してしまうと、一気に苦しくなってくるし、

後々まで引きずってしまい、立ち直りにくくなる。

「下手な落ち込み方の典型パターン」といえる。

 

とにかく、落ち込んだ時に注意したいことは、

「執着しないこと」

「痕に残さないこと」である。

 

気分が落ち込んだ時は、

こういった対処法を実践してみるのも効果的である。

 

気分が「落ち込んだ時」の対処法

  • 「こんなことがあった」と誰かに聞いてもらう

誰かに洗いざらい聞いてもらい、全てを吐き出してしまうと、

落ち着いてくるし、気分もスッキリとするものである。

 

  • その日は早めに寝る

睡眠を多くとることで、翌日にはスッキリと目覚めることができる。

ネガティブな感情を解消するには、睡眠が効果的である。

 

  • 運動をする

ジョギングや散歩などの運動、スポーツをすることは、

良い気分転換になる。運動で汗をかくことは、

大きなストレス解消効果がある。

 

  • 好きなことをやる

気分転換に街に出かけたり、サウナや岩盤浴に行ってみたり、

映画を見たり、友人と食事に行ったり、自分が好きなことをやって楽しもう。

楽しいことに没頭していると、いつの間にか嫌なことを忘れているものだ。

 

 

そして、少し気分が落ち着いてきたら、

「では、どうするか?」という意識に切り替えよう。

起きたことを検証し、対応策を考える。

アクシデントがあって、落ち込んだ。

では、どうするか?

「今できること」は、なんだろう?

どうすれば、状況が良くなるだろうか?

「起きたこと」は、もう仕方ない。

起きてしまったのだから。

それは「過去」である。

あなたがどうこうできるのは「今」しかない。

 

いつだって、目の前には「今」しかない。

「今」からどうするか?

それだけに集中すれば良いのである。

 

「過去」に引きずられて「今」をダメにすることほど、

無駄で虚しいことはないのだから。

 

 

明日は明日の風が吹く。

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「仕事で結果を出すスキル」「無敵の人間関係を創る技術」「ストレスリーのマインドセット」「自分の能力を発揮する技術」を教える専門家。「職場性ストレス」の第一人者。自身も元国営企業に17年間在籍。派閥や忖度が横行する弱肉強食の世界で、異例の若さで管理職に昇進。300人以上の部下をマネジメントし、あらゆる「仕事のトラブル」「人間関係の問題」を解決してきた経験を持つ。活動開始から5年間で様々な業種の会社員/管理職、起業家、経営者、コーチ/カウンセラーなど約500名をコーチング、1500人以上にサポートを行う。コーチングの世界的権威から学んだメソッドと、自身の壮絶な人生経験に裏打ちされたコーチング技術は、社会人が抱える悩みや問題を解消し「現実の成功/内面の成長」を掴む技術として定評がある。
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