もう「仕事で惨めな思いをしたくない」あなたが意識すべきこと
会社で周囲から怒られ、馬鹿にされている。
見下され、ナメられ、軽く見られている。
そんな状況に苦しんでいませんか？
会社で惨めな思いをしているあなたへ
上司の冷ややかな目線。
同僚や部下の、嘲笑するような表情。
「惨めな思い」
心が張り裂けそうな・・・・。
こんな思いを自分にさせ続けていたら、
いつか自分の心は死んでしまうだろう。
もしあなたが、
職場で「惨めな思い」を抱えながら仕事をしているなら、
私の経験を交えたアドバイスをお伝えしたい。
自分が惨めで情けなかった会社員時代の話
会社員時代の嫌な経験は、今でもよく憶えている。
私がいた会社は、
「自分の欲得」だけしか考えていない、心の薄汚れた人間の巣窟だった。
元々が国営企業だったこともあり「親方日の丸」的な雰囲気が漂う、
腐り切った企業体質の中、足の引っ張り合い、蹴落とし合いが横行する、
文字通り「弱肉強食」の職場で、１７年間やってきた。
「舐められたら終わり」の世界である。
もちろん、数え切れない位痛い目に遭ってきたし、表現できない程の「惨めな思い」もしてきた。
例えば、
仕事でミスをしてしまった時に、かつて自分が指導してきた部下から、
歪んだ笑顔で「大した優良社員ですね」と面と向かって言われた時。
自分の利己心だけで生きてきたクズのような上司に、
理不尽な理由で否定され、怒鳴られた時。
会社の企業体質を変えようとして多くの人間を敵に回し、
そのストレスからウツ状態になり、大きなミスをしてしまった時。
「人の悪意に殺される」と思うほど叩かれ、バッシングを受けた時。
異例の若さで管理職に昇進し、少なからず将来を期待されていたが、
前述のミスで全ての信用を失い、最底辺の位置にまで転落した。
そのまま体調を崩し、１ヶ月ほど休職した。
自分の人生において、とことん「惨め」な時期だった。
「自分自身が、自分に絶望する」あの瞬間。
「自分自身が、自分を諦める」あの瞬間。
それでも必死に自分を励まして、泥沼をのたうち回るような思いをしながら、
何とか前に進み続けた。
もう「惨めな人生」を生きることに我慢ができなかったし、
「惨めな自分」のまま、人生を終えたくなかった。
「自分の心に涙を流させ続けること」は、二度としないと誓った。
その当時の自分にあったのは、
「反骨心」「プライド」「復讐心」
「怨念」「覚悟」「決意」
その時は「ネガティブ」だろうが「ポジティブ」だろうが、何でも良かった。
とにかく「パワー」が欲しかった。
目の前の「クソみたいな現実」を切り裂き、
そそり立った「壁」を粉砕するような「パワー」が。
今思えば、
どん底まで落ちた時に「スイッチ」が入ったのだろう。
心の底から「もうこんな惨めな思いはしたくない」
それだけだった。
「自分の心を立て直す」為には、この状況から這い上がる必要があった。
周囲の「信用」がマイナスの状態から、立て直す。
周囲の「仕事の評価」がマイナスの状態から、立て直す。
「こんな絶望的な状況では不可能だろう」
正直、その時はそういう風にしか思えなかった。
しかし、やるしかなかった。
「それでも前に進むか、惨めな自分で終わるか」
二者択一だった。
惨めな自分を変えるためにやったこと
やるべきことは一つ。
「仕事で結果を出す」
結果を出せなければ、虫ケラ同然の扱いを受けることは、よくわかった。
どんなに理不尽な扱いを受けても文句が言えないことは、よくわかった。
そこからは「結果を出す」それだけにフォーカスした。
「善・悪」「常識・非常識」「規則・ルール」
そういった基準ではなく、
ただただ「結果を出す」ことに全てのパワーを注いだ。
徹底的に「勝つ為の戦略」を練った。
仕事のやり方、進め方を徹底的に研究し、
あらゆる状況・パターンに対応できるようにし、
それぞれの上司の思考、価値観を研究し、
徹底的に、相手の求める「ニーズ」に応えた。
それで自分が泥を被っても気にしなかった。
私は周囲の心情的な「評価」を捨てていた。
そこは自分でコントロールできない。
「好かれたい」「嫌われたくない」といった感情に振り回されないように心がけた。
そこに気をとられると「自分の軸」がブレる。
自分がコントロール出来る「仕事の結果」だけを徹底して追求した。
「肉を切らせて骨を断つ」の精神で、常に努力し続けた。
とにかく「結果を出す」ことを渇望した。
その為には、自分の「能力」を高める必要があった。
自分の「メンタル」を立て直す必要があった。
自分の「意識」を高める必要があった。
収入の全てを自己啓発の学びに投資し、
経営者、コーチ、カウンセラー、パブリッシャー、武道家、
あらゆる分野の「超一流」と言われる人達から学んだ。
心理カウンセリングを受け、自分の内面と向き合い続けた。
「速読」や「運動」「IQを向上させるアプリ」などで集中力を鍛えた。
完全に自分の中の「メーターの針」が最大値を超えて振り切っていた。
結果を出す為なら、何を犠牲にしても良かった。
何故か？
「二度と惨めな思いを自分にさせない」
そう自分に誓ったから。
それは「自分を奪還する」為の闘いだった。
そして約２年後には、その目標を達成することができた。
誰かに陰口を叩かれることはあっても、
仕事で馬鹿にされることはなくなった。
周囲の雑音を「圧倒的な結果」で黙らせた。
その内、周囲から畏怖の目線で見られるようになった。
「コイツは本気だ」と全員が分かっているから、
仕事でやる気のない人間も、私に合わせてくれるようになっていた。
その頃には、あれほど苦痛だった職場で、
充実感を持って仕事をすることができるようになっていた。
「問題」だと思うことはなくなっていた。
私自身がカウンセリングやコーチングの技術を習得していたので、
どんなに性格的に問題のある人間とも、円滑にコミュニケートできるようになっていた。
他人に対して攻撃的な人間は「心が弱い人」なのだと分かっていたし、
自分の欲得だけで動く人間は「心が傷付いた人」なのだと分かっていた。
私は、自分を奪還した。
「人生を賭けた闘い」に打ち勝った。
そして、最後に実感したこと。
「自分は、なんて小さなことで悩んでいたんだろう」
そう思えるようになった。
惨めな人生から脱却するために
いかがだっただろうか。
記事の冒頭で「私の経験を交えたアドバイスをお伝えしたい」
と書いたが、
正直アドバイスになったかどうかは分からない。
私個人の、一つのケースである。
人それぞれの正解があると思う。
私が、今も「惨めな思い」を抱えながら生きているあなたに伝えたいことは、
一言に集約するなら、
「惨めな自分を変えるという【覚悟】を決めろ！」
である。
そこからしか、何も始まらない。
どれだけ弱音を吐いてもいいから、
辛くても、前に進み続けるしかない。
あなたが、心から「自分を好きでいたい」のなら。
もし、それが「自分だけでは難しい」と思うのなら、
自分を変える技術「コーチング」を受けることをお勧めする。
「コーチング」とは、人生の「成功」を阻害する、
「弱気」「ネガティブな思い込み」「心理パターン」
を変えるメソッドである。
「自分の人生を切り拓く技術」と言ってもいい。
いつか、あなたとお会いすることがあれば、嬉しく思う。
（私にコンタクトを取りたい方は、公式LINEからどうぞ）
明日は明日の風が吹く。
