「チャンス」を引き寄せるための３つの意識

2017年3月10日

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木下空

　

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木下空

｢仕事で結果を出すスキル｣｢無敵の人間関係を創る技術｣｢ストレスリーのマインドセット｣｢自分の能力を発揮する技術｣を教える専門家｡｢職場性ストレス｣の第一人者｡自身も元国営企業に１７年間在籍｡派閥や忖度が横行する弱肉強食の世界で、異例の若さで管理職に昇進｡３００人以上の部下をマネジメントし､あらゆる｢仕事のトラブル｣｢人間関係の問題｣を解決してきた経験を持つ｡活動開始から５年間で様々な業種の会社員/管理職､起業家､経営者､コーチ/カウンセラーなど約５００名をコーチング､１５００人以上にサポートを行う｡コーチングの世界的権威から学んだメソッドと､自身の壮絶な人生経験に裏打ちされたコーチング技術は､社会人が抱える悩みや問題を解消し｢現実の成功/内面の成長｣を掴む技術として定評がある。

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「人生が上手くいかない」

「もっと自分にチャンスがあれば・・・」

あなたは、

こんな風に考えてはいないだろうか？

• やりたいことがあるが「チャンスがない」と感じている。
• 会社で出世したいと考えているが、状況的に「ノーチャンス」だと感じている。
• 自分は「運」が悪いと思っている。
• 物事を進める時「タイミング」が悪かったり、合わなかったりすることが多い。
• 何かにチャレンジしても、心のどこかで「失敗」すると思ってしまう。

自分を「次のレベル」「次のステージ」に高めてくれる、

新しい目標にチャレンジ出来る「チャンス」は、いつも突然やってくるもの。

今回は、

「チャンスを引き寄せるための３つの意識」について、

お伝えしていこう。

人生において、誰の目にもわかるような「大きなチャンス」は、

そう何度もやって来ない。

そして、多くの人は「チャンスに対応するための準備」をしていない。

だから、せっかく訪れた「千載一遇のチャンス」を目の前にしながら、

みすみすそれを逃してしまう。

• チャレンジしたが、準備不足で成功しなかった。
• 未知のチャレンジを前に恐怖し、決断できなかった。

こういった理由で。

そして、一度チャンスを逃すと、同じチャンスは二度と訪れない。

似たようなチャンスはあるかもしれないが、

「状況」も「タイミング」も「その後の展開」も、同じものではない。

「チャンス」というものは、

常に「プレミアムな１点モノ」なのだ。

「チャンスは貯金できない」ということを知る

そして、１度チャンスを逃してしまうと、

「次のチャンス」が巡ってくる可能性が大きく低下する。

例えば、

会社で仕事をしていて、ある上司から期待され、

大きなチャンスをもらったが、その期待に全く答えられなかった。

その上司から、再びチャンスが与えられるだろうか？

「次」が来る可能性は、低いといえるだろう。

これは「人との出会い」にも同じことが言える。

人生で何度も出会えないような、超一流の人物。

尊敬に値する人物や、理想のタイプの女性。

そういった人達と出会える機会というのも、

そう何度もあることではない。

感謝すべき、幸運なことである。

しかし、そんなチャンスに遭遇した時でも、

その時間を活かせなければ、何の意味もない。

巡ってきたチャンスを活かせなければ、

「人生の流れ」が悪くなり、停滞する。

人生を好転させる人は「チャンスを活かせる人」である。

「チャンスが来たら準備をしよう」ではなく、

いつチャンスが来ても慌てないように、

普段から自己研鑽に努めている人間だけが、

チャンスを活かすことができる。

努力することによって、自分からチャンスを引き寄せる。

自分で「人生の流れを引き寄せる」のである。

「成功者」と言われる人、自分の思い通りの人生を歩んでいるように見える人ほど、

水面下で必死に努力をしているものだ。

自分のことを「運が悪い」と思っている人がいる。

当然、そういった不毛な「セルフイメージ（自己評価）」は、

「人生の流れ」を停滞させることにしかならない。

そういった人間は、

チャンスが目の前を通り過ぎていても「自分の都合」で見逃してしまう。

何の努力もしないで「良い話」が向こうから都合よくやって来るのを、

ただただ受け身で待っている。

しかし、当然世の中そんなに甘くはない。

チャンスは「自分で掴みに行くもの」なのだから。

「チャンス」を直接コントロールすることは出来ないが、

「多くのチャンスを引き寄せる自分」でいることは可能である。

• 「チャンスに気付く力」を養う

元気のある人は気付くが、元気のない人は気付かない「チャンス」

ポジティブな人は気付くが、ネガティブな人は気付かない「チャンス」

勇気のある人は気付くが、臆病な人は気付かない「チャンス」

そういったものは確かに存在する。

チャンスは「人生を肯定的に生きる人」の前に現れるのだ。

• 「行動力」を持つ

• 「決断力」を持つ

チャンスを目の前にした時、まずすべき事は「決断」である。

グズグズしていたら、チャンスは逃げて行ってしまう。

とにかく「やる」と決めること。

石橋を叩くのは、それからである。

当然「リスクを引き受ける」という意識がなければ、

決断する事はできない。

決断力を支えるものは「勇気」である。

「失敗の恐怖」に怯えることもあるかもしれない。

しかし「やって後悔すること」と、

「やらずに後悔すること」は、全く別のものである。

失敗しても、チャレンジしたら「経験」が残る。

経験とは「資産」である。

次の成功のための「足がかり」になり得るものである。

いかがだっただろうか。

私自身も、大きなチャンスを逃して後悔したことがある。

そういった思いは、２度とするつもりはない。

過ぎ去った時間は、２度と戻ってこない。

しかし、だからこそ人生は尊く、美しい。

「今」を真剣に、楽しみながら生きていきたい。

明日は明日の風が吹く。