陰キャ専門ビジネスコーチ

自分で「運を悪くしている人」の6つの特徴

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「仕事で結果を出すスキル」「無敵の人間関係を創る技術」「ストレスリーのマインドセット」「自分の能力を発揮する技術」を教える専門家。「職場性ストレス」の第一人者。自身も元国営企業に17年間在籍。派閥や忖度が横行する弱肉強食の世界で、異例の若さで管理職に昇進。300人以上の部下をマネジメントし、あらゆる「仕事のトラブル」「人間関係の問題」を解決してきた経験を持つ。活動開始から5年間で様々な業種の会社員/管理職、起業家、経営者、コーチ/カウンセラーなど約500名をコーチング、1500人以上にサポートを行う。コーチングの世界的権威から学んだメソッドと、自身の壮絶な人生経験に裏打ちされたコーチング技術は、社会人が抱える悩みや問題を解消し「現実の成功/内面の成長」を掴む技術として定評がある。
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突然ですが、あなたに質問をしたい。

「運」というものは、存在するだろうか?

 

多くの人が、運を「あやふやなもの」「スピリチュアルなもの」という風に捉えがちである。

「運などというものはない」と考える、現実主義的な人もいる。

しかし、私がこれまで生きてきた「複雑な幼少期」「辛い学生時代」

「引きこもり時代」「17年間の苦難に満ちたサラリーマン時代」

そして、そこから這い上がって行った経験によって導き出された結論は、

「運は確かに存在する」である。

決してスピリチュアルなものではなく論理的に説明が付き、

ある程度、自分でコントロールできるものだと考えている。

 

「運が悪い人」も世の中には存在する

こんな人に出会ったことはないだろうか?

  • 何をやっても上手くいかない
  • 嫌な出来事が次々と起こる
  • いつもチャンスを逃してしまう
  • 悩み・不満が尽きない
  • 周囲に嫌な人ばかり寄って来る
  • 「不幸な人生」から抜け出せない

 

例えば、昔の私は自分のことを「運が悪い」と思っていた。

複雑な家庭環境で育ち、

高校3年の時に鬱になって引きこもり、

卒業後は、アルバイトを転々とした。

鬱状態だったので、思考や集中力がまるで働かない。

必然的に、ろくに仕事もこなせず、

他人からバカにされたり、見下されるばかりの惨めな毎日だった。

なんとか20歳の時に「元国営企業」に入社することになったが、

腐敗し切った企業体質で殺伐とした雰囲気の中を、

毎日嫌な思いをしながら働いていた。

その会社にいた人達は、大半が人生で挫折したり、

自分の人生を諦めたり、悪い意味で開き直った人達だった。

共通して言えることは「運が悪い」だった。

そして、当時の私も含めて、

そういった人達には「共通点」があることに気付いたのである。

 

自分で「運を悪くしている人」の6つの特徴

ネガティブ思考が癖になっている

まずはこれ。

あらゆることに対し、常に「否定的」「悲観的」な考えを持っている。

後ろ向きな発想ばかりで、物事を内向的に捉えているから、

必然的に「チャレンジ精神」がなくなったり、消極的になっていく。

常に「ネガティブなパワー」「ネガティブな雰囲気」「ネガティブな言葉」

を発していて、必然的に周囲の人間に不快感や不信感を与え、

人から好かれなかったり、人間関係を悪化させてしまう。

この人間関係の悪化が、ますますネガティブ思考に拍車をかけ、

孤立してしまうといった「悪循環」「負の連鎖」に陥るのである。

こういった人は、

たとえ目の前に「幸運に繋がるような出来事」があっても、

タイミングを逃したり、判断を間違えてしまい、いつのまにか「不運」に変えてしまう。

自分の人生に対して「暗いイメージ」「嫌な予感」を持っていて、

漠然と「自分の人生・未来は良くならない」という風に感じている。

常に気分が沈み込んでいるから、自分を奮い立たせたり、鼓舞することもできない。

 

「被害者意識」を持ちながら生きている

「アイツのせいで不幸だ」「会社のせいで不幸だ」

「あんな親の元に生まれなければ・・・」「あんなことさえなければ・・・」

そうやって「私は被害者だ!」という思いから「怒り」「憎しみ」に執われてしまう。

「過去の嫌な記憶」「トラウマ」に縛られている。

しかし、自分の人生の「責任」を他人に転嫁することは、

「自分が【自分の人生の主人公】として生きること」を放棄することを意味する。

つまり「他人次第の人生」になり「自分で良くすること」ができなくなる。

私達は、それぞれが「自分の人生の主人公」である。

今の「現状の自分」「現実」を創り出しているのは、自分自身なのだ。

自分の「思考」「価値観」「言葉」「選択」によって、創造されたものである。

 

劣等感・コンプレックスが強い

強い劣等感・コンプレックスを持ち、

「自己否定感」「自己嫌悪感」「根拠のない罪悪感」に支配されている人。

自分を卑下し、自分自身に対して失望している。

「こんな自分は、何をしても駄目なんだ」「どうせやっても無駄だ」など、

行動を起こす前からネガティブな結論を出し、それを信じてしまう。

「不幸の自己暗示」を、常に自分にかけ続けているのである。

常に「自分を責め続けること」が習慣化しているから、

必然的に自己評価が下がり、自信を失ってしまう。

劣等感が強い人は、無意識に「そんな自分に見合った現実」を選択しようとする。

本人は「最善の選択」をしたつもりでも、周りから見たら「なんでそんなことするの」

という場合が多い。良かれと思って決断したことの多くが「裏目に出る」のである。

例えば、劣等感の強い女性は「そんな自分に見合ったダメ男」を引き寄せることが多い。

自分を信じていないので、周りの意見に振り回されたり、他人に都合よく利用されてしまうことも。

 

「他人との関わり方」に問題を抱えている

「対人恐怖症」「人間不信」など、

個人差はあれど、他人に対して恐怖心や不信感を抱えている人。

このパターンも「過去の嫌な記憶」「トラウマ」に縛られている。

心に傷を持っているため、過剰に神経質かつ繊細であり、

どこかいじけている人が多い。

他人と関わること自体が、不安やストレスの原因になってしまっていて

深く関わることを怖れているから「浅いコミュニケーション」しか取れない。

つまり「深い信頼関係」を築くことができない。

人間関係に恵まれず、チャンスがあっても、

周囲のサポートを得られないため、成功に結び付けることが難しい。

 

自分の人生を「受け身」で生きている

「自主性」「自立心」に乏しく、自分の人生を「受け身」で生きている人。

嫌なことがあっても「ああ、嫌だ・・・」で終わる人。

目の前の状況に対して、自分でアクションを起こせない人。

 

自分で行動するよりも前に、何かあったらすぐに、

「周りに何とかしてもらおう」「周りに助けてもらおう」とする。

「自分の人生は自分で切り拓くもの」という意識に欠け、

「自分の軸」がないので、周りの意見に振り回されたり、

他人に都合よく利用されてしまうことも多い。

優柔不断で決断力がないので、チャンスを逃がしてしまったり、

目の前の状況に対応できず、右往左往したりする。

こういった人は、自分の自信のなさを埋めてくれるような、

「人」や「モノ」に依存しがちである。

 

ガンコで頭が固く視野が狭い人

考え方が極端に偏っていたり固定的な人。つまりガンコな人。

思考の視野が狭く、他人の意見に耳を傾けない。

独善的で、自分と異なる価値観を許容できない。

「古い習慣」にしがみつき、新しいことに否定的である。

いわゆる「話が通じない上司」のパターンである。

思考の視野が狭いので、せっかくやって来ているチャンスに気付かず、

逃してしまったり、自分で判断して切り捨ててしまうことも。

必然的に、人間関係においても問題を抱えることになる。

 


 

自分は「運が悪い」と思っていると、

いつまでも「ネガティブな出来事」にばかり意識をフォーカスさせてしまう。

「やっぱり自分は運が悪い」と納得してしまう。

そもそも、

自分に対して「私は運が悪い」というセルフイメージを持ったところで、

1ミリも幸せにはならないし、得をすることもない。

何の得にもならないことなのに、

今日も多くの人が「私は運が悪い」という呪いの言葉をかけ続ける。

そのままでは「悪循環」から抜け出すことが難しい。

まずは「運が悪い自分」と決別するために、

「何が運を悪くしているのか」を分析し、

好転させていくことが大切である。

 

次回記事:自分で「運を良くする」5つの方法

 

 

明日は明日の風が吹く。

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