陰キャ専門ビジネスコーチ

自分で「運を良くする」5つの方法

WRITER
 
この記事を書いている人 - WRITER -
「仕事で結果を出すスキル」「無敵の人間関係を創る技術」「ストレスリーのマインドセット」「自分の能力を発揮する技術」を教える専門家。「職場性ストレス」の第一人者。自身も元国営企業に17年間在籍。派閥や忖度が横行する弱肉強食の世界で、異例の若さで管理職に昇進。300人以上の部下をマネジメントし、あらゆる「仕事のトラブル」「人間関係の問題」を解決してきた経験を持つ。活動開始から5年間で様々な業種の会社員/管理職、起業家、経営者、コーチ/カウンセラーなど約500名をコーチング、1500人以上にサポートを行う。コーチングの世界的権威から学んだメソッドと、自身の壮絶な人生経験に裏打ちされたコーチング技術は、社会人が抱える悩みや問題を解消し「現実の成功/内面の成長」を掴む技術として定評がある。
詳しいプロフィールはこちら

 

「運というものは合理的に説明できるものである」

前回記事:自分で「運を悪くしている人」の6つの特徴

 

 

前回は、運を悪くする具体的な原因についてお伝えした。

「運を悪くしている原因」はわかったが、

では、運を良くするにはどうすれば良いのか?

 

「運が良い人」も世の中には存在する

こんな人と出会ったことはないだろうか?

  • 何をやっても、大抵上手くいってしまう
  • ラッキーな出来事が起こりやすい
  • いつもチャンスが巡ってくる
  • いつも笑顔で楽しそうに生きている
  • 「良い空気感」「良い雰囲気」を感じさせる
  • 他人から好かれ、助けてもらえる

 

自分で「運を悪くしている人」は「運が良い人」に対して、

「あの人は生まれつき何の努力もすることなく、ただ運が良いんだ」という風に

「妬みの目線」で見てしまいがちだが、決してそうではない。

あらゆる「結果」には「原因」が存在する。

運が良い人は、自分で運を良くするような働きをしている。

そう、自分で「運を良くする」ことは可能なのだ。

 

自分で「運を良くする」5つの方法

「前向き」「肯定的」な思考を心がける

「人生の質」は、

その人が使う「言葉」「 イメージ」「 感情」で決まると言っていい。

「運がいい人」と「運が悪い人」は、物事に対する捉え方が全く違う。

起こった出来事に対する「捉え方」や「考え方」が違うと、行動も変わる。

例えば、大きな失敗を経験してしまった時、

運が悪い人は、「やっぱり駄目だった」「こんなに努力したのに」

「努力が無駄になった」「誰も認めてくれない」など、

過去の失敗に対して「ネガティブな感情」を抱き、そこに縛られたり制限されたりする。

「もう2度と挑戦なんかするもんか!」などと、自分の未来に対して制限をかけてしまう。

 

「失敗したから、もう努力しない」

「裏切られたから、もう人を信用しない」

「どうせやっても無駄だから」

「どうせ失敗するから」

これが、ネガティブ思考の「最大の弊害」である。

 

しかし、運が良い人は違う。

失敗した原因を客観的に分析し、改善しようとしたり、

良い意味で切り替えて、別の事に取り組んだりする。

多くの人は、成功者の「成功した一面」だけを捉えてしまいがちだが、

影では、成功に到るまでには膨大な失敗をしている。つまり、経験を重ねている。

「発明王」エジソンが、電球を発明するまでにした実験の回数は1万回である。

成功するまでに、1万回失敗したのだ。

運がいい人は「上手くいかないこと」があっても、

「失敗」というネガティブな捉え方をせず、

後に成功する為に役立つ「経験」という肯定的な捉え方をする。

必然的に、過去の「上手くいかなかったこと」に縛られたり、制限されることもない。

常に「どうすれば上手くいくだろう?」と、未来に繋がる思考をして行動する。

「あらゆる事は自分の人生に役立つ」という前提を持っているので、

自然と「自分は運が良い」と思える。

いい意味で楽天的であり、感謝の心を忘れない。

 

もちろん、私達は「人間」という生き物だから、

ムカつく時やイライラする時、

ネガティブな感情が沸き上がる時もあるだろう。

私もある。

でも、そのことに対して「ネガティブな反応」をする必要はない。

自分の感情を否定する必要はない。

ただ、感情をしっかりと感じつつ、俯瞰で見てみる。

感情に支配されて取り返しのつかない行動をするのは良くないが、

感情そのものは認めてあげよう。

その上で、「でも、私はこうする」と決める。

「前向きに生きること」を志向し、

最後には「ポジティブな気持ち」を選ぶ。

感情を消したり我慢するのではなく、

「自分の意志で感情を選ぶ」という意識である。

そして「理想の自分」をイメージし、そのように生きる。

人生は、意外とシンプルである。

 

 

「利他の精神」を持つ

他人の幸せを願う時、私たちの脳内では脳内快楽物質が分泌され、

「幸福感」を感じるように出来ている。

他人に対して「与える」人間でいると、結局は巡り巡って自分に返ってきたり、

人から好かれたり、助けてもらえたりすることが増える。

「徳を積む」という言い方をしても良いだろう。

反対に「憎しみ」「妬み」など、他人の不幸を願う時、

そのネガティブな感情は、無意識下で自分自身にも向けられる。

感情は「他人と自分」の区別ができないのだ。

つまり「ネガティブな人」は、常に自分を傷付けている。

自分で運を良くしようとするならば、

自分の幸せだけでなく、他人の幸せを願える人間でいることが大切である。

 

 

自己研鑽に努める

「怠惰に生きること」は、人生の流れを停滞させる。

常に向上心を持って、自分の能力、人格を磨き上げる意識を持つこと。

自分が磨き上げた能力で、人を助けることができる。

自分が磨き上げた人格で、人を勇気付けることができる。

「自分という存在が役に立っている」という風に感じられると、

「自分は必要な存在である」

「自分には価値がある」と信じられるようになり、

大きくセルフイメージ(自己評価)が上がる。

 

 

自分を大切に生きる

「自分自身を肯定すること」

「自分自身に対して誠実であること」

「自分に正直にいること。嘘をつかないこと」

「自分にとって、本当の幸せとは何か?」

自分の「心の本音」と向き合い、

それを表現する勇気を持って生きること。

現代社会は、とかく自分を殺して他人に合わせたり、

自分を責めたり、自分を否定する人が多い。

しかし、それでは運や人生を好転させることは難しい。

自分が自分を肯定し、大切にすることは、

自分の人生を良くする為の基本である。

 

 

行動に心を込める

例えば、仕事にやる気が持てず、

「目先の楽」をとってダラダラと適当にやったり手を抜いたりしてしまう。

しかし、その「ダラけた意識」は、あなたの全ての行動に影響する。

何をやるにしても、

常に「心を込める」という意識を持って行っていると、

周囲からも信頼を得られるし、良い循環を創り出すことができる。

 

 


 

 

今まで「運が良い人」を何人も観察してきたが、

細分化して見ると、合理的に説明がつく場合が殆どだった。

運が良い人は、運が良くなる「習慣」ができている。

「そりゃ、物事が良い方に行くよね」と、自然に納得してしまうのである。

今まで、ネガティブに染まって生きてきた人は、

最初は取り組むことが難しいかもしれない。

嘘くさかったり、胡散臭く感じるかもしれない。

あなたの潜在意識は「運が悪い人生」という現状を維持させようと、

あらゆる手を使ってくるだろう。

ただ、変化とは「居心地の悪さ」の中にしか存在しない。

そこに慣れることで、今の現状から「変われる」のだ。

自分で「運を良くする」5つの方法を、頑張って習慣化してみてみてほしい。

 

少なくとも、惨めだった私の人生は激変した。

あなたも、そうなってくれることを願う。

 

 

 

明日は明日の風が吹く。

この記事を書いている人 - WRITER -
「仕事で結果を出すスキル」「無敵の人間関係を創る技術」「ストレスリーのマインドセット」「自分の能力を発揮する技術」を教える専門家。「職場性ストレス」の第一人者。自身も元国営企業に17年間在籍。派閥や忖度が横行する弱肉強食の世界で、異例の若さで管理職に昇進。300人以上の部下をマネジメントし、あらゆる「仕事のトラブル」「人間関係の問題」を解決してきた経験を持つ。活動開始から5年間で様々な業種の会社員/管理職、起業家、経営者、コーチ/カウンセラーなど約500名をコーチング、1500人以上にサポートを行う。コーチングの世界的権威から学んだメソッドと、自身の壮絶な人生経験に裏打ちされたコーチング技術は、社会人が抱える悩みや問題を解消し「現実の成功/内面の成長」を掴む技術として定評がある。
詳しいプロフィールはこちら

コメントや感想はこちら

Copyright© 木下空 公式サイト , 2017 All Rights Reserved.