「居心地の悪さ」の中に「成長のカギ」がある
先日、とあるビジネス系のセミナーに参加する為に、
新潟まで行ってきました。
サラリーマン時代に「どん底の状態」にまで落ちた経験をキッカケに、
自己成長・自己啓発系のセミナーには、今まで数多く参加してきたが、
ビジネス系のセミナーには、数える程しか参加したことがなかった。
当然、参加者の層が違う。
とんでもないスケールの経営者、起業家の皆さんばかりで、
正直、久しぶりに「良い意味での居心地の悪さ」というものを体感した。
「うわぁ・・・、物凄い人ばっかりやん・・・・」みたいな。笑
コーチングを学ぶことによって「マインドの使い方」を習得したので、
普段は、そういった心理的な「反応」に呑まれず、
俯瞰で見ることができるのだが、今回は自分と周囲の「ステージ」が違い過ぎた。
元々が貧乏な家庭で育ち、高卒で17年間サラリーマンをやっていた人間である。
高校の学費も自分で働いて返さなければならず、大学にも行けなかった人間である。
長い間「惨めな人生」を送ってきた人間である。
なんてことを久ぶりに感じて、
思わず「なんてしょうもないんだ・・・」と、自分を笑ってしまった。笑
(もちろん、それで自分を責めたり自己嫌悪したりはしないが)
ただ、その「良い意味で居心地の悪い環境に飛び込むこと」が、
どれだけ自分を加速度的に成長させるか。
そこは経験則で、よく分かっている。
今回は特に強烈だったし、
本当に参加して良かったと思う。
こういった「明らかに今の自分では役不足な場」に身を置くことで、
自然に「自分の意識の基準値」を大きく引き上げてもらえるのである。
例えば、とある億単位の年収を稼いでいる方と知り合い、
色々と話をさせていただいた。
彼は「自分の理想」を持って世の中を良くするために、ビジネスに取り組んでいた。
「意識の高さ」「話す言葉」「立ち振る舞い」「空気感」
その全てが衝撃的だったし、大いに刺激を受けた。
どうしても、以前の私を含む大半の「平均的な収入」の人々は、
「お金があれば幸せになれる」と考えてしまいがちだが、
決してそうではない。
お金は大切だが、お金=幸せではない。
そして、多くの人は「自分の欲望」を、
お金に転写しておかしくなってしまう。お金に感情移入してしまう。
お金は、純粋な「パワー」であり、それ以上でも以下でもないのだ。
今回学んだスキルは、自分の活動を大きく加速してくれるだろう。
早速取り組み、使いこなせるように試行錯誤中である。
過去の自分を思い出して、自分を卑下している場合ではない。
それは、誰にでも起こる心理的な「反応」である。
「心の成長痛」のようなものなのだ。
自分は、どういった「ステージ」で生きたいのか?
決めるのは、自分しかいない。
他人が何を言ってきても、気にする必要はない。
「自分の価値」を決めるのは、
いつだって「自分自身」である。
明日は明日の風が吹く。