【勝ちに行け!】勝ち癖をつける9つの方法
「勝ち癖」「負け癖」という言葉がある。
一時期に流行った「勝ち組」「負け組」は、
「他人と比べること」でしか自分に価値を感じられない人達が生み出した
くだらない言葉であり、気にかける必要もないが、
「勝ち癖」「負け癖」は、素通りできない大きな意味を持つ言葉である。
今回は、
「勝ち癖」を身に付ける9つの方法についてお伝えしよう。
勝ちグセとは?
「勝ち癖」とは、
物事の「勝ち(成功)」が習慣化されている意識・思考のこと
反対に、
物事の「負け(失敗)」が習慣化されている意識・思考を「負け癖」という。
多くの「成功者」と言われる人達を見てきたが、
彼等を観察してわかったことは、
「この人達は【超人】だから成功したのではない」ということ。
彼等も私達も、同じ「人間」なのである。
では、なぜ彼等は「圧倒的な結果」を生み出せるのか?
それは、物事に取り組む「意識の違い」である。
圧倒的に「高い意識・視点」を持って生きている。
そして、その「意識」「視点」に至るまでに、多くの「成功体験」を積み重ねている。
つまり、必要なのは「勝ち癖」であり、
「目標を立て、それを達成することによって得られる【勝ち】を習慣化すること」である。
「勝ち癖」を身に付けることが、人生を大きな成功へと導くことに繋がる。
勝ち癖をつける9つの方法
①「小さな勝ち」を積み重ねる
いきなり高いところを目指そうとすると、当然上手くいかない。
最初は気負わずに「小さな勝ち」を取りに行こう。
辿り着きたい「最終的なゴール」を決めて、そこに至るまでの道筋を細分化し、
いくつかの「小さなゴール」を設定し、順番に達成していく。
その「小さな勝ち」の積み重ねが「大きな勝ち」を生み出す。
勝ちの「良い流れ」に乗ることができる。
「成功体験」を積み重ねることで、自分に実力と自信が付く。
それが「勝ち癖」を付けることに繋がる。
自分の「現状の能力」を客観的に把握して、自分のレベルに見合った目標を作り、
達成していけば良いのである。
野球選手の大谷翔平も、最初のスタート地点は「初心者」からである。
地道に、小さな成功体験を積み重ねた「結果」が、今の姿なのだ。
②「勝つこと」を意識する
「勝ち癖」が付いている人は、常に「勝つこと」を意識し、集中している。
「勝つこと」「結果を出すこと」に、誰よりもこだわっている。
「何が何でも獲りに行く」という意識である。
やる前から「負けても仕方ない」「失敗しても仕方ない」と思っている人間は「勝ち癖」を付けることは難しい。
勝負する前から「逃げ道」「負けた時の予防線」を作っておくと、結局は負けてしまうことの方が多いのである。
勝ち癖を付けたいのであれば、常に勝利・成功を意識して「結果にこだわること」が大切だといえる。
「勝ちたい」と強く望めば望むほど、その為に努力することが出来る。
例えば、「400戦無敗の男」と呼ばれたヒクソン・グレイシーという伝説の格闘家がいる。
彼は確かに規格外の実力と勝負強さを誇っていたが、もう一つ、見逃せないファクターがある。
現役後半の頃の彼は「負ける公算の高い相手とは戦わないこと」を徹底した。
ルールの選定を含め、試合までの「仕掛け方」を優位に運ぶことを徹底した。
どれだけ泥臭くても、相手から「勝負しろ!」と挑発されても、往生際が悪いと思われても、
とことん「勝てる勝負」にこだわった。
一流のアスリートは、誰よりも「勝つこと」に意識をフォーカスしている。
③結果に「責任」を持つ
勝負に負けて、他人や環境や運など「自分以外」に責任を擦り付けるような、
いわゆる「他責思考」の人間は、
「勝ち癖」を身に付けることはできないし、人も離れていくだろう。
自分の人生において自分が勝負したのなら、当然ながらそれは「自己責任」である。
「自分以外のせい」にはできないのだ。
勝つ為には「自分で責任を持つ」という意識は必須である。
そこに腹を括っていないと「自分に全てを賭ける」ことができない。
そして、もし失敗したとしても「自分の責任」と真摯に結果を受け止め、
その原因を分析することで「なぜ負けたのか」という貴重な情報・学びを得られる。
そういった学びを活かすことが出来れば「次の勝ち」に繋げることが出来る。
④勝つための「準備」「努力」をし続ける
「量質転化の法則」というものがある。
「圧倒的な量」こそが「高い質」を生み出すことに繋がる。
慣れないうちは、とにかく「量をこなすこと」を意識しよう。
最初は四苦八苦するかもしれないが、慣れてくると当たり前にこなせるようになってくる。
一流の成功者、アスリート、芸術家など、
「優れた能力」を持っている人の歴史を紐解いてみると、
何千、何万もの時間をかけて、自分の能力を磨き上げていったことが分かる。
よく「1つの技術を習得する為に必要な時間は1万時間」と言われるが、
それを実際にやる人は、ほんの一握りである。
そして、その一握りの人だけが「成功者」になれる。
人と同じような努力をしていても、勝つことは難しい。
人より努力をするからこそ、勝つことが出来るのである。
キングコングの西野亮廣さんが書かれた記事で、
わかりやすいものがあったので引用させていただこう。
成長しない人って、仕事の『質』と『量』と『スピード』の優先度が間違ってるんですね。 仕事の質をとるか? 仕事の量をとるか? 仕事のスピードをとるか?
「成長しない人」が選ぶ順番は決まって『質』『量』『スピード』なんです。
何の知識も経験もないのに、いきなり『質』を求めちゃうんですね。「仕事の質をとるか、量をとるか?」も何も、何の知識もない新人が「質」なんて取れるわけないんですよ。「質」というのは新人の選択肢に無いんです。
これ、絶対に覚えておいた方がいいと思うのですが、新人が選べるのは「量」か「スピード」だけです。(西野亮廣 公式ブログより)
勝負に勝つためには「実力」
つまり「質」が必要である。
ただ、いきなり実力は身に付かない。
量とスピードを意識しながら、地道に進んで行こう。
⑤常に「学び続ける」という意識を持つ
常に「あらゆる経験」から学ぼうとする気持ちも「勝ち癖」を付けるために必要である。
「勝ち癖」を付けたいと思うのなら「常に学ぶ姿勢」を持ち続けよう。
人は学び続けることで、自分を成長させることが出来る。
学ぶのを途中で止めてしまえば、そこから向上することはできない。
「現状維持」は、広義な意味での「後退」を意味する。
勝ち続ける人間は「学ぶことの大切さ」を知っている。
「学び取る」という意識さえ持っていれば、何からでも学ぶことができる。
失敗からも学んで「経験」として活かすことが出来る。
失敗を恐れずに、失敗を前向きに捉えながら、
大きな「ゴール」に向かって突き進むことが出来る。
⑥「自分の武器」を見付ける
人と「同じ土俵」で勝負しても、人より優れることは難しい。
他との「圧倒的な違い」をもたらす「自分の強み」「ユニークネス」
つまり「自分の武器」を見付けることが大切である。
成功している人は「人がやらないこと」を見付け、そこに集中している。
競合が少ない「ブルーオーシャン」であれば、勝てる可能性も飛躍的に高くなる。
つまり「勝ち癖」を付けるためには「勝てる場所」を見つけることが大切なのだ。
それは「自分の価値を最大限に高めること」でもある。
そうすれば、大きな結果を出すことが出来る。
⑦「決断・行動のスピード」を意識する
「成功者」は、「決断のスピード」「行動のスピード」が早い。
何か良いアイデアが閃いたら、すぐに行動に移すことが出来る。
チャンスがあれば、即決して飛び込むことが出来る。
「誰よりも早く行動する」これだけで、周囲と明確な差別化を図ることが出来る。
つまり、勝ちやすくなる。
常に、迅速に決断し、動き続けよう。
⑧「変化」に対応する
「万物流転」という言葉があるように、この世のあらゆることは「変化」する。
しかし、過去の「勝ちパターン」に固執して、新しい「変化」に付いて行けず、
自滅してしまう企業や人間も多い。
勝ち続けるためには、常に「変化」を察知し、柔軟に対応することが大切である。
「水」のように、あらゆる形に自分を変化させ、対応していく。
新しいものを、積極的に取り入れていく。
そういった意識を持つことで、あらゆる状況の変化に対応し、
勝ち続けることが出来る。
常に、たくさんの新しいことにチャレンジし続けよう。
⑨自分を信じる(自信)
勝つ為に必要なのは「自分を信じること」である。
もし、勝負を目の前にして「自分を信じ切れない」というのであれば、
それは、やるべき努力をし切れていなかったり、どこか自分に嘘を付いているから。
自分のことを一番身近で見続けているのは、自分自身である。
新しいことにチャレンジする時は「恐怖」や「不安」が付き物だが、
それでも努力を続けた人間は、自分を信じてやり切ることが出来る。
そして、常に「自信を持った自分」で在ること。
不遜である必要はないが、オドオドした態度でいる必要もない。
常に「大丈夫、上手くいく!」「私は成功する!」といった、
自分自身を鼓舞する「無言の言葉がけ」を行うことが大切である。
勝ち癖をつけるための行動を始めよう
「勝ち癖」とは、結局は「思考と習慣の産物」である。
常に物事に対して主体的に向き合い、良くなるように動き続けること。
そうやって結果が付いてくれば、それが楽しくなってくるし、
「勝ち癖」が付き、良い流れの中に身を置くことができる。
しっかりと習慣化できるように、頑張って見てほしい。
勝ちにいきましょう!
明日は明日の風が吹く。