心が疲れた時に元気を出す方法【会社員必見】
世の中を見渡してみると、
「みんな疲れてるな」
「元気ないな」と感じる。
抱えきれないほどの業務量、
ストレスの多い人間関係、
毎日疲弊していて、
心身の不調を抱えている人も
多いんじゃないかと思います。
心が疲れて、元気になれない
特に「人生に疲れている会社員」を多く見かける。
自分の人生に対して、緩やかな失望と共に生きている人。
仕事では我慢ばかり。
何をやっても評価されない。
皆どこかで自分を諦め、折り合いを付けて、それでも何とかやっていこうとしている。
それでも人生に「楽しみ」を見つけられていたり、
「愛する家族」の為に頑張れるならいいのだけど、
そういった張り合いもなく、
虚しい毎日を送っている人は、段々と元気が出なくなってくる。
何をしてもつまらない。
好きだったことにも興味を持てない。
休日は、身体がダルくて起きているのが辛い。
かといって、ずっと寝ているのもしんどい。
口から出てくるのは、悲観的な言葉とため息ばかり。
こんな毎日をくり返す意味なんてあるんだろうか？
「もう嫌だ・・・」そんな悪循環に陥っている人が多い。
そういった人達の気持ちは、
身に沁みてわかっている。
私自身、そうだったからです。
高校３年の時に鬱&引きこもりになり、
それを機に性格が一変してしまった。
子供の頃は「ジャイアン」のような活発で気が強い子供だったが、
鬱になってからは、気弱で無口、いつもオドオド、ビクビクしていて、
劣等感の塊になってしまった。
「自分の人生は失敗だ」
「何をやっても上手く行かないしムダだ」
「自分は落ちこぼれで、出来損ないの人間だ」
「もう全てから逃げて楽になりたい」
毎日ボンヤリと思いながら生きていた。
自分では「今日は珍しく気分が良いな」という時に、
人から「何でそんなに落ち込んでるんですか？」と聞かれる有様だった。
そういった「悪循環」の状態から自分を立て直すのは、本当に難しかった。
何しろ、自分を良くする手立てもノウハウも何もないので、
自分の「その日の体調」に振り回される事しかできなかった。
そこからスタートして、色んなことを試行錯誤しながら、
最後には溜め込んでいた劣等感を払拭し、
自分らしく生きることができるようになった。
今では、
そういった経験を活かして人材育成の仕事をしています。
自分の人生を良くする為に、まず「目標とすべきこと」は、
自分自身の内に眠っている「活力」「エネルギー」を取り戻すことである。
つまり、元気を出すこと。
ただ、そもそも
「元気」って、
どういう状態のことだと思いますか？
元気とは？
元気とは、
「元の気」に戻ること
なんです。
つまり、
子供の頃の「純粋な自分」に戻ること。
幼稚園児くらいの頃を
思い出してみてください。
明るく純粋で、
人を恐れることもなく、
人と自分を比べることもなく、
自分を卑下したり責めることもなかった。
活力、前向きさ、
エネルギーに満ち溢れていた。
子供の頃の
「純粋な自分」に戻ることが、
「元気な状態」なんです。
では、
どうやって戻ればいいのか？
心を元気にする方法
もし、元気が枯渇した場合は、
まず「自分と向き合う」ということをやりましょう。
自分の「本心」「本音」から
目を逸らして生きている人は多いが、それでは「ある種の辛さ」をずっと抱えたまま生きることになってしまう。
「こんな自分が嫌」なのであれば、
「幸せを感じながら生きたい」のであれば、
まず「自分を責めること」をやめましょう。
「ネガティブ思考の悪循環」から抜け出そう。
それが「習慣」になっていると、いつまで経っても変わらない。
習慣を変える為には、
毎日コツコツとやって行く意識が大切です。
「できない自分を責める」ことに意味はない。
「どうすれば出来るだろう？」
「どうすれば良くなるだろう？」
常にこういった「良質な質問」を自分に問いかける事で、試行錯誤しながら改善して行きましょう。
そうやって、少しずつ「小さな成功体験」を積み重ねながら、徐々に自信を付けていく。
階段を一段一段上がるように。
そして、
自分を大切にすること。
「自分を犠牲にしてでも周りに尽くす」
「自分以外の、何かのために生きる」
そういうのを、やめる。
そもそも、あなたは
奴隷でもロボットでもないんだから。
人間なんだから。
だから、もっと
人に弱みを見せてもいい。
人に甘えてもいい。
素直に気持ちを伝えてもいい。
自分の本音で生きていいんですよ。
その他の「元気の出し方」
身体からのアプローチ
- カラオケに行く
- 散歩に出かける
- ゆっくりお風呂に入る
- 整体やマッサージを受ける
- スポーツをする
- 良質な睡眠をとる
身体のコンディションを整えたり、鍛えることで「元気」を呼び覚ますアプローチ。
身体を動かすと、効果的にストレス発散をすることが出来る。
元気が出ないのは「日頃の睡眠不足」が原因だったりと、案外簡単な理由だったりすることもある。
気分転換をする
- 音楽を聴く
- 映画を観る
- 本を読む
- 旅行に行く
素晴らしい物語や音楽に触れると、良い意味での「現実逃避」になり、気分をリフレッシュさせることが出来る。
元気がない時は、どうしても心が内向きになったり、狭い視点でしか物事を考えられなくなる。
新しい環境・価値観に触れることで、前向きになれるような「気付き」を得ることもあります。
食生活に気をつける
- 良質なコーヒーを飲む
- 身体に良いものを食べる
- たくさん水を飲む
- サプリメントで補う
- 発酵食品（乳酸菌）を摂る
人間の身体は「自分が食べたもの」で構成されている。
ジャンクな食生活では、当然メンタルに悪影響が出てくる。
一人暮らしで自炊が苦手な人は、とりあえず「たくさん水を飲むこと」と「良質なサプリメントを摂ること」を心がけましょう。
元気に生きていこう
最後にお伝えしたいことがあって、
「心身の疲れ」が起こっているのは、
「本当は、甘えたい」
「本当は、我慢したくない」
「本当は、本音で生きたい」
という、身体からのメッセージなんです。
もちろん、時には無理や
我慢が必要な時もあります。
ただ、
あくまで「時には」です。
「緊急エンジン」みたいなもの。
緊急エンジンを
常に全開にしていませんか？
フツーに、
危なくないですか？笑
もう、
「我慢ありきの人間関係」は、
断捨離しましょう。
仕事は、適度に休みましょう。
別に、自分の尊厳を
踏み躙ってくるような相手には
毅然とした対応をしていいですし、
なんなら、
嫌われてもいいですから。
「元気なあなた」でいるために、
一番大切な事は、
「これは、自分の人生なんだ」と、自分事で考えること。
誰かのせいにしているのも「自分」
今日「最悪な気分」でいることを選んでいるのも「自分」
自分を変えることができるのは、
自分だけなのだから。
もっと、
自分の気持ち
本音
喜怒哀楽を、
表現させて
あげてくださいね。
