目の前の「現状」を変えて前に進む為の「4つのマインドセット」
現状ーーーー。
つまり「目の前の現実」であり、
「その現実の中心にいる自分」
「つまらない毎日」「つまらない自分」
日々、延々と繰り返される現状に、絶望していないだろうか?
そんな時は、まず、あなた自身の「内なる声」に、耳を傾けてみよう。
もし、「もうウンザリだ。こんな現状を、自分を変えたい!」
そういった声が聞こえたのであれば、まずは第一歩である。
あなたの「内なる声」を聞けるのは、あなたしかいないからだ。
あなたが、目の前の現状を変えたいと望むのであれば、その目的を叶えられる人間は、この世界で唯一人。
あなただけなのだ。
もう1度言おう。
あなたは、あなたの「現実」を変える事の出来る、
この世界で唯一の人間である。
今回は、
あなたが現状を変える為に役立つ「マインドセット」について、
お伝えしていこう。
現状を変える為の「4つのマインドセット」
今、行動する
身も蓋もない結論かもしれない。
しかし、人生は意外と「シンプル」である。
今の現状を変えたいならば、今、行動するしか方法はない。
口先だけでは、一生目の前の現状は変わらない。
どれだけ「口動」を「行動」に変えられるか。
人間は、自分が危機的状況にならないと、そうそう動けない。
敢えて自分を追い込む事で、口動から行動に変える事ができる。
現状維持に向かう「人間の本能」を理解する
現状を変えるということは、
今の(良くも悪くも)安定した環境を「変化」させるということ。
この「変化」に、往々にして「人間の本能」は逃避反応を示す。
「人間の本能」は、自分の肉体を生きながらえさせる事、
つまり「安全・安定」を求めるように設計されている。
「人間の本能」は、「自己成長」や「挑戦」などに興味はないので、
あらゆる選択肢の中から、常に「現状維持」を選ぼうとする。
結果、「現状を変えたいと願う気持ち」と、「現状維持の本能」が衝突し、
あなたの足を引っ張ることになる。
あなたはアクセルを踏んで前に進みたいが、「本能」はブレーキを踏んで止めようとする。
アクセルとブレーキが同時にかかっている(負荷がかかっている)状態である。
あなたが現状を変えようとする時、必ずかかってくる、この「重荷」に注意し、乗り越える必要がある。
この負荷は「葛藤」や「不安」「恐怖」などの感情となって現れるだろう。
しかし、そういったシステムを知っていれば「そういうものなんだ」と気構えができるし、振り回されることもなくなるだろう。
意識が「負荷」に慣れてくれば、段々とそれが新しい「現状」になり、「負荷」が消えていく。
そこまで行けば、後は楽である。
自分自身に対する「言い訳」を止める
現状を変えようとする時、挑戦しようとする時、私達は不安を覚える。
失敗して痛い目に遭うかもしれない、もっと悪くなるかもしれない。
周囲に笑われたり、馬鹿にされるかもしれない。
「やっぱり、このままで良いんじゃないか・・・?」
そういった「現状維持の誘惑」に引っ張られそうになる。
そして、ご丁寧にも「過去の記憶」の中から、たくさんの「失敗事例」を引っ張り出して「止めておけ!」と警鐘を鳴らす。
そんな時、私達は自分に「言い訳」をしてしまう。
「今はタイミングが悪いから止めておこう」
「今は準備が整っていないから止めておこう」
「いつでも出来るから止めておこう」
こういった風に。
しかし、もしあなたが現状を自分を変えたいのであれば、そういった「言い訳」に耳を貸してはいけない。
いつだって「現状を変えるチャンス」は「今、目の前」にしかないからだ。
言い訳を口にしているうちは、「可能性の中に生きること」が出来るだろう。
「俺は本気を出しさえすれば、やれるんだ」
「今はタイミングじゃないから様子を見ているけど、俺の実力なら成功するさ」
いくらでも大口を叩く事が出来る。
何もやっていないから、失敗する事がない。
安心である。
しかし、やらない限り成功することもない。
結局、言い訳とは「現状維持の本能」がしかけた罠でしかない。
自分を変えたいのであれば、まずは言い訳をやめること。
行動の質・方向性を変える
同じことを繰り返しながら、
違う結果を望むこと、
それを狂気という。
アルバート・アインシュタイン
この言葉からもわかるように、
行動の「質・方向性」を変えなければ、現状を変えることは難しい。
例えば、
「徒歩だと何ヶ月もかかるが、車なら1日でたどり着ける(行動の質)」
「沖縄に行きたいのに、北海道に向かって歩き出しても、辿り着くはずがない(方向性)」
現状を変えたいと願うのであれば、「現状の自分」としっかり向き合い、客観的に分析する必要がある。
自分の「課題」「問題点」を知る必要がある。
そして、それらを把握した上で「目標」を設定し、行動しながら、改善していく事が大切なのだ。
つまり「PDCA」を回すのである。
Plan:計画し
Do:実行し
Check:評価し
Adjust:調整する (旧来のAは「action 改善」)
あらゆる成功者は、例外なく「PDCA」を高速で回し続けた人達である。
回り道も必要だが、常に正しい方向性を見据えて努力する事が大切なのだ。
「心地いい現状」に満足した瞬間に、人は前に進まなくなる。
「苦痛な現状」に納得した瞬間に、人は抜け出せなくなる。
「現状維持の本能」に従って生きている限り、あなたは自由を失う。
まずは「知ること」である。
「知らないこと」には、人は振り回されるしかない。
「知っていること」には、対応できる。
この記事が「現状を打破するキッカケ」になれば嬉しく思う。
明日は明日の風が吹く。