【逃げ道の先にあるもの】『自分自身』から逃げるな!
あなたも私も、
「人生という旅」の途中である。
目の前には、広大な景色が広がっている。
たくさんの人々が歩いている、大きな道があるかと思えば、
人通りのない、全く舗装もされていない道もある。
海へと続く道もあれば、山に向かう道もある。
どの道を歩いて行くかは、人それぞれ。
あなたが選んだ道を、堂々と歩いて行けばいい。
ただ、何が起こるかわからないのが人生。
心が折れ、傷付き、前に進めなくなった時。
そんな時は、この名言を思い出してほしい。
道はいくらでもある
でも、逃げ出せば道は一つしかない
「逃げ道」という道だ
武田鉄矢が演じる「金八先生」の有名な台詞である。
「人生の道」は、決して平坦なものではない
頑張っても「前に進んでいる」と感じられない時。
「上手く行かない」と感じてしまう時。
「この道は間違っているんじゃないか」と疑問が生じる時。
「この道は、自分に合っていなんじゃないか」と迷いが生じる時。
「自分の力では、この道を進むことは無理だ」と諦めてしまいそうな時。
そういった「辛さ」や「苦しみ」を伴う状況に遭遇した時、
あなたは、どんな「選択」をするだろうか。
まだ、目に見えるような結果は出ていなくても、
そのまま前に進み続けるだろうか?努力を続けるだろうか?
それとも、自分には出来ないと判断し、別の道を探すだろうか?
ただ、どんなに苦しい時であっても、
前さえ向いていれば、道はいくらでもある。
しかし、
目の前に、どんなにたくさんの道が通じていても、後ろを向いて逃げ出せば、道は一つしかない。
薄い暗闇へと続く「逃げ道」である。
そして、逃げ道を走り続けるほど、心には「自己嫌悪」「自己否定」等の「劣等感」が生まれる。
なぜか?
「逃げる」とは、自分自身から逃げることである。
目の前に広がる「全ての道(可能性)」から目を背ける。
それはつまり「自分自身を諦めること」なのだ。
そして、どれだけ逃げ道を走り続けても、その逃げ道の先には「ゴール」はない。
何から逃げても『自分自身』からは逃げるな!
「どこを向くか」で、目の前の景色は変わる。
そこから見える、道の数も変わる。
あなたの「人生の視点」の高さ、広さ次第で、思いもよらなかった方向に続く、新しい道を発見できるかもしれない。
しかし、後ろを向いてしまえば、あるのは「逃げ道」だけなのだ。
それでも、あなたは後ろを向きますか?
それとも、前を向きますか?
人生の『逃げ癖』から抜け出そう
後ろの「逃げ道」に逃げてしまいそうな時、その瞬間こそ、あなたという人間の「本質」が試される。
長い人生、立ち止まる時もある。
少し位、後ろを振り向いてもいい。
一人で進めない程に辛い時は、誰かの力を借りたらいい。
自分では見付けられなかった「新しい道」へと案内してくれる人との「出会い」もある。
しかし、
「自分自身」から逃げると、待っているのは「後悔」だけである。
前さえ向いていれば、たくさんの道がある。
何度でもチャレンジすることができる。
何より、自分自身を好きでいることができる。
命ある限り、前を向いて歩き続けて行けばいい。
「この人生」を生きていることに、感謝しながら。
明日は明日の風が吹く。