陰キャ専門ビジネスコーチ

【欠点を受け入れる】愛すべき「人間という生き物」の取扱説明書

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【欠点を受け入れる】愛すべき「人間という生き物」の取扱説明書
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「仕事で結果を出すスキル」「無敵の人間関係を創る技術」「ストレスリーのマインドセット」「自分の能力を発揮する技術」を教える専門家。「職場性ストレス」の第一人者。自身も元国営企業に17年間在籍。派閥や忖度が横行する弱肉強食の世界で、異例の若さで管理職に昇進。300人以上の部下をマネジメントし、あらゆる「仕事のトラブル」「人間関係の問題」を解決してきた経験を持つ。活動開始から5年間で様々な業種の会社員/管理職、起業家、経営者、コーチ/カウンセラーなど約500名をコーチング、1500人以上にサポートを行う。コーチングの世界的権威から学んだメソッドと、自身の壮絶な人生経験に裏打ちされたコーチング技術は、社会人が抱える悩みや問題を解消し「現実の成功/内面の成長」を掴む技術として定評がある。
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この世に、

「人間」ほど、厄介なものはない。

 

こんな言葉がある。

 

神は、

我々を「人間」にする為に、

何らかの欠点を与える

 

シェークスピア

 

 

そして、

「人間」ほど面白いものはない。

 

あまりにも不完全で、完璧な存在。

それが「人間」なのだ。

 

 

多くの人は、自分の欠点に対して、

ネガティブなイメージを持っている。

 

しかし、欠点のない人なんているだろうか?

 

そして、

欠点が、その人の「人間的魅力」になっていたりする。

ある人は「欠点」だと言うが、

別の人は「強み」だと言う。

 

そもそも、人間には共通する「特性」がある。

 

そして、人間の「特性」を理解しておくことは、

自分自身を律して、豊かな人生を送る為に必要だといえる。

 

 

人間が持つ「7つの特性」

初心を忘れる

人は「初心を忘れる生き物」である。

理想と情熱を持って始めた事でも、

必ず途中で初心を忘れ、

横道に逸れたり、停滞して進まなくなる時が来る。

「〜したい」で始めた事が、

「〜しなければいけない」に変わってしまうと、

それは、もはや苦痛である。

わからなくなった時は、

「自分は、何の為に始めたのか」を思い出そう。

 

「自分が正しい」という前提で生きている

人は、どんなに極悪人だったとしても、

「自分が正しい」という前提で生きている。

「こうなったのは、俺のせいじゃない」

「親のせい」「環境のせい」「会社のせい」「他人のせい」

こういった風に、常に人は「自分が正しい」という前提を保とうとする。

どんなに利己的で身勝手な行動をする人でも、自分が正しいと思っているから、

そうしているだけなのだ。

必然的に、人の数だけ「正義」が存在する事になる。

そして、自分の正しさの根拠を覆すような意見には、

本能的に抵抗してしまう。

「とにかく一切批判されたくない」という人は多い。

合理性よりも、自分の感情が優先されるのだ。

「朝まで生テレビ」などを見てみると、わかりやすい。

往々にして、相手の「フィードバック」の中に、自己成長のヒントがあったりするので、

他人の意見に耳を貸さない、器の小さい人は「成長とは無縁の人生」を送ることになる。

 

誘惑に弱い

「目先の誘惑」に、滅法弱いのが人間である。

目先の誘惑なので、それは長期的な「自分の幸せ」に繋がらないことも多い。

「ダイエットしているけど、つい焼肉を食べた」

「面倒臭いから、仕事を途中でバレないようにサボった」

「負け続けているけど、またパチンコに行った」

「真面目に付き合っている彼女がいるけど、つい浮気した」

誘惑に打ち勝つには「我慢する力」を鍛えるしかない。

長期的な「自分はどうしたいか」という視点を持って生きることで、

目先の誘惑に惑わされなくなる。

 

嘘をつく

人は、嘘をつく生き物。

どんな聖人であっても、

一度も嘘をつかずに生きた人など、存在しないのではないだろうか。

「自分をよく見せたい」

「相手に失望されたくない」

「怒られたくない」

そういった「しょうもない嘘」もあれば、

その人の幸せを願って、敢えて嘘をつくこともある。

「嘘も方便」なのだ。

ただ、人が嘘をつく時、相手に対してだけではなく、

自分自身に対しても嘘をついていることを、覚えておいたほうがいい。

低俗な嘘ばかりついていると、自分を好きになれなくなる。

 

自分の心がわからない

人は「自分のことは、自分が一番よくわかっている」という前提を持っている。

しかし、

サラリーマン時代、管理職として数百人の従業員と関わり、

コーチとして、色んなクライアントを見てきたが、

自分の事をわかっている人は、殆どいなかった。

そもそも論として、

自分自身から目を逸らして生きている人は、

自分の事をわかるはずがない。

人生が上手くいっていない人は、

程度の差はあれ、自分自身の内面と向き合わずに生きている場合が多い。

自分の本心をわかろうとしたら、徹底的に自分と向き合い「内観」する必要がある。

私は「自分と向き合うこと」ほど大切なことはないと考えているが、

このご時世にそんなことをやるのは「物好きな人」なのかもしれない。笑

 

努力が苦手

人は、継続して努力することが苦手である。

コツコツと努力して自己研鑽に励み、目標を達成する人は、

圧倒的な少数派だといえる。

そもそも「努力する方法を知らない」のだ。

継続して努力する為には、自分のモチベーションや苦手意識をコントロールする必要があるが、

「自分の感情をマネジメントする方法」は、学校で教えてくれない。

自分で直感的に「経験則」で学んでいくか、

もしくは、良い出会いに恵まれる必要がある。

 

愛されたい、認められたい

「愛されたい」「認められたい」「憧れられたい」

「評価されたい」「ちやほやされたい」「モテたい」

私達は、そういった「自己承認欲求」に支配されている。

その為に建設的に努力したり、行動したりする「モチベーション」に変えることもできるが、

悪い意味で自己承認欲求を満たそうとして、自分の心を殺してしまうこともある。

「失望されるのが怖いから、我慢して相手の言う事を聞く」

「嫌われるのが怖いから、相手に振り回されても我慢する」

こういった風に。

まず、自分自身が自分を愛し、大切に生きることが「スタート」なのだ。

それによって、自己承認欲求が暴走することもなくなる。

 


 

今回は、

人間が持つ「7つの特性」をお伝えさせていただいた。

この「7つの特性」理解する上で気を付けたいことは、

「良い」とか「悪い」とか、「プラス」とか「マイナス」、

そういった観点で捉えるのでなく、

ただ「そういうもんなんだ」と認識することである。

 

キリンの首が長いのは、ただ「そういうもん」だから。

ゾウの鼻が長いのも、ただ「そういうもん」だから。

私が男前なのも、ただ「そういうもん」だからである。

最近視力が落ちたので、時々文章を打ち間違えることがあるかもしれない。

 

こういった、スタート地点の「人間の特性」を理解し、

そこから成長、向上させていけば良いのだ。

人は、自分が認識しているものしか見ることができないのだ。

 

 

他人に対しても、ただ「人間はそういうもんだ」という認識を持っていれば、

あまり腹も立たなくなるだろう。

 

人間は、面白い。

 

 

 

明日は明日の風が吹く。

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