ビジネスメンタルトレーナー

【体験することの大切さ】消えゆく築地市場と「場の情報」について考察する

WRITER
 
【体験することの大切さ】消えゆく築地市場と「場の情報」について考察する
この記事を書いている人 - WRITER -
「仕事で結果を出すスキル」「無敵の人間関係を創る技術」「ストレスリーのマインドセット」「自分の能力を発揮する技術」を教える専門家。「職場性ストレス」の第一人者。自身も元国営企業に17年間在籍。派閥や忖度が横行する弱肉強食の世界で、異例の若さで管理職に昇進。300人以上の部下をマネジメントし、あらゆる「仕事のトラブル」「人間関係の問題」を解決してきた経験を持つ。活動開始から5年間で様々な業種の会社員/管理職、起業家、経営者、コーチ/カウンセラーなど約500名をコーチング、1500人以上にサポートを行う。コーチングの世界的権威から学んだメソッドと、自身の壮絶な人生経験に裏打ちされたコーチング技術は、社会人が抱える悩みや問題を解消し「現実の成功/内面の成長」を掴む技術として定評がある。
詳しいプロフィールはこちら

私は大阪在住の関西人だが、

東京でも、毎月出張でコーチングセッションを行なっている。

 

そんな「大阪〜東京往復生活」を送るようになって半年。
(2022年6月追記:気付いたら、今年でもう5年経ったよ……笑)

まったく観光する時間もないどころか、

食事も通りがかった店でサッと済ませる場合が大半であった。

 

ちょっと色々と哀しくなってきたので、

今回は、一計を案じることにした。

 

汐留のホテルに泊まり、

帰りに早めにチェックアウトして、すぐ近所にある「築地市場」に行く計画を立てた。

現在の築地市場は、来年辺りには移転してしまうだろうし、

築地市場ならではの「新鮮なネタの寿司」や、

「きつねや」のホルモン煮込みなどを食べてみたかった。

 

何より、

「消えゆく昭和の面影」を色濃く残した、

築地市場の「場の情報」を体感してみたかった。

 

汐留のホテルから、徒歩20分ほどで到着。

築地市場

 

1947年(昭和22年)創業の老舗「きつねや」で、

名物のホルモン煮込みを食べる。

大きな鍋で煮られたホルモン煮込みは、創業以来タレが継ぎ足されている。

長い歴史を感じさせる、深い味わい。

築地市場築地市場

 

次に、お寿司をつまみに老舗の寿司屋へ。

寿司寿司

 

「新鮮なネタ」と、寿司職人の「細やかな仕事」が合わさった、

芸術作品のような寿司をいただく。

 

築地市場ならではの「美味しいもの」を堪能しつつ、

築地市場の「場の情報」を感じ、

失われつつある「昭和の面影」に想いを馳せる。

 

「場の情報」とは、
「雰囲気」「風情」「趣」「歴史」「背景」などと表現することもできる。
その場所でしか体感できない「非言語の情報」である。

 

例えば、

出雲大社や伏見稲荷にお参りしたことはあるだろうか?

うまく言葉で説明出来なくても「空気感が違う」と感じるはずだ。

 

 

本を読んだり、ネットを使って得られるものは「知識」である。

それはそれで重要なものだが、

知識は知識であり、それ以上でも以下でもない。

 

そして、本やネットからは「場の情報」は得られない。

 

「場の情報」にこそ、物事の「本質」と呼べるものが包摂されている

「ローマの古代史」や「ローマ神話」について知りたいと思った時、

古代ローマ神殿に足を運ばなければ「本質」を体感できない。

 

「相撲」という国技について造詣を深めたければ、

両国国技館に足を運び、相撲を観ること。

 

その場所がなくなったら「場の情報」も消滅する。

そういった、たくさんの「失われてしまった情報」について、

想いを馳せることがある。

 

1度きりの人生に「深み」を出そうと思ったら、

出来るだけたくさんの「(非言語の)情報」に触れるために、

色々なことにチャレンジしたり、

色々な場所に足を運んだり、

色んな人に会うことが大切だといえる。

 

 

コーチング的な視点でいうと、

私達は、自分で「体感した」もしくは「確信した」ことの「情報場」に、

いつでもアクセスし、臨場感を持ってイメージすることができる。

私は築地市場に足を運び「場の情報」を体感した。

これからは、いつでも、その「情報場」にアクセスすることが出来る。

 

 

さらに、いまだ体感していない「ゴール(目標)」についても、

それまでの「経験の蓄積」や「知識の体系」を踏み台にして、

臨場感を高めていくことができる。

臨場感を高めていくと、ゴールが「当たり前に達成可能な現実」として認識出来るようになる。

コーチは、クライアントと一緒に「アファメーション」や、

「ヴィジュアライゼーション」などのスキルを使い、

効果的に臨場感を高めていく。

 

自分が望む「ゴール」を達成する為に、

「コーチング」は、最も効果的なスキルである。

 

 

 

明日は明日の風が吹く。

この記事を書いている人 - WRITER -
「仕事で結果を出すスキル」「無敵の人間関係を創る技術」「ストレスリーのマインドセット」「自分の能力を発揮する技術」を教える専門家。「職場性ストレス」の第一人者。自身も元国営企業に17年間在籍。派閥や忖度が横行する弱肉強食の世界で、異例の若さで管理職に昇進。300人以上の部下をマネジメントし、あらゆる「仕事のトラブル」「人間関係の問題」を解決してきた経験を持つ。活動開始から5年間で様々な業種の会社員/管理職、起業家、経営者、コーチ/カウンセラーなど約500名をコーチング、1500人以上にサポートを行う。コーチングの世界的権威から学んだメソッドと、自身の壮絶な人生経験に裏打ちされたコーチング技術は、社会人が抱える悩みや問題を解消し「現実の成功/内面の成長」を掴む技術として定評がある。
詳しいプロフィールはこちら

コメントや感想はこちら

Copyright© 木下空 公式サイト , 2017 All Rights Reserved.