「仕事やしがらみから自由になりたい…」自由になる方法をお伝えします
仕事を辞めて自由になりたい…
「仕事がイヤで堪らない・・・。辞めて自由になりたい」
「人間関係、人付き合いが苦痛だ・・・。しがらみから解放されて自由になりたい」
「毎日がストレスだ・・・。全てを捨てて自由になりたい」
とかく「自由」を追い求める現代人。
サラリーマンにとって「自由」という言葉は、
「黄金の雫」とでも言えるような輝きと魅力を放つものだ。
もし、あなたも日々の仕事に嫌気が差し、
「自由になりたい」と思っているのであれば、１つ質問させていただきたい。
「自由とは何だろう？」
世の中に、
この質問にハッキリと答えられる人が、どれ位いるだろうか？
誰もが求めているはずなのに、
誰も明確に「自由」を定義できない。
言葉って、面白い。
そんな「あやふやさ」を孕んでいるからこそ、
それぞれの都合の良いように解釈され、
「渇望の的」になっているのかもしれない。
自由になるには？
私自身、元国営企業での１７年間のサラリーマン生活から脱却し、
一からプロフェッショナルコーチとして活動を始めた経験がある。
外から見れば、「自由」になったと言えるかもしれない。
しかし、そういった中で色々な「気付き」もあった。
「自由」とは、
「自分勝手に生きること」ではない。
「利己的に生きること」でもない。
まず、ここで多くの人が勘違いをしている。
「自分以外の存在に心配りをしながら、自分が好きな生き方を選ぶ」のが自由である。
「たくさんの制限の中に身を置いても、そこから自分の好きな生き方を選ぶ」のが自由である。
人間は、全知全能の存在ではないし、
この世界には、あらゆる困難が待ち受けている。
しかし「自由」な人は、どんな苦しい状況に身を置いていても、
そこから活路を見出そうとする。
「自由」とは「自らに由る」と書く
「自由」である以上、自分の行動に対する責任は自分自身にあり､
自分で物事を選択し、決定しなければならない。
他人に命令されたり、他人に追従したり、
他人の真似をしていたのでは「自由」とは言えない。
必然的に、自由とは同時に「孤独」でもある。
そもそも、多くの人が自由を求めているはずなのに、
起業家よりも、サラリーマンの方が圧倒的に多いのはどうしてだろう？
結局人間とは、本能的に「完全なる自由」の下では困惑し、
孤独を感じ、最後には「自ら支配されること」
「集団に所属すること」を望む生き物なのだ。
「自由」はあまりにも甘美な脚色がされている
例えば、野生に生きる動物は、みんな「自由」である。
トラも、ライオンも、ゾウも。
だが、明日生きている保証はない。
「じゃあ、どうすればいいんだよ」
という声が聞こえてきそうだが、
要は『あなたが求めている「自由」に、あなたが求めているものはない』ということ。
「自由＝楽」ではないのだ。
「しがらみから解放されたい」のかも？
なぜあなたは「自由」を求めるのだろう？
あなたが日常において、
「不自由」を感じているからではないだろうか。
なぜ、不自由を感じるのか？
原因は？
そして、その「不自由」は、いつから感じているのか？
最初から、そんな思いではなかったはずだ。
それが、ちょっとしたキッカケ、
嫌な出来事、失敗の経験、挫折であったり、
誰かに嫌悪感を抱いたり、職場に失望を覚えたりが積み重なった結果、
気が付けば「不自由な人生」を送るハメになってしまった。
では、どうすればいいのか？
全てから自由になる方法
「甘美に脚色された自由」に逃避するのではなく、
自分自身に対して「質問」を投げかけてみよう。
『この「不自由」から抜け出すには、どうしたらいい？』
「自分の望んだ通りに出来ない」
「自分の考えた通りにならない」
「出来ない」と思った瞬間に、あなたの意識の中でそれは「真実」となる。
しかし、その「出来ない」と向き合い、真摯に取り組むことが、
本当の意味で、あなたが求める「自由」に近付くことなのだ。
「出来ないことが出来るようになること」ほど、
「自由を感じること」はないのではないだろうか？
そして実際、自由度も増える。
その「プロセス」を続けることが大切である。
結局、「不自由」と感じているのは自分自身の意識であり、
本当は、あなたはいつだって自由なのだ。
現状の自分の、自由に出来る時間や行動範囲の中で、
少しずつでもいいから、「自由を広げる為のアクション」を起こすこと。
こういった意識で生きることが
あなたの人生を切り拓き、望んだ未来に繋がっていく。
仕事を辞めて自由になりたいのなら、
それを本当に望むなら、
自分の判断に従って生きればいい。
会社に身を置きながら、自由を求めるのもいい。
結局、
自由とはあなたの「心の在り方」であり「生き方」なのだから。
もっと、自由を楽しんでいきましょう。
あしたは明日の風が吹く。
