陰キャ専門ビジネスコーチ

【最後に勝つ為に】「勝負に負ける人」3つの特徴

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【最後に勝つ為に知る】「勝負に負ける人間」の3つの特徴と共通点
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「仕事で結果を出すスキル」「無敵の人間関係を創る技術」「ストレスリーのマインドセット」「自分の能力を発揮する技術」を教える専門家。「職場性ストレス」の第一人者。自身も元国営企業に17年間在籍。派閥や忖度が横行する弱肉強食の世界で、異例の若さで管理職に昇進。300人以上の部下をマネジメントし、あらゆる「仕事のトラブル」「人間関係の問題」を解決してきた経験を持つ。活動開始から5年間で様々な業種の会社員/管理職、起業家、経営者、コーチ/カウンセラーなど約500名をコーチング、1500人以上にサポートを行う。コーチングの世界的権威から学んだメソッドと、自身の壮絶な人生経験に裏打ちされたコーチング技術は、社会人が抱える悩みや問題を解消し「現実の成功/内面の成長」を掴む技術として定評がある。
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人類の長い歴史を振り返ってみると、
超人的な能力、
才能、カリスマ性などを備えながら、

志半ばで失敗したり負けてしまい、
「非業の最後」を遂げた人がたくさんいる。

 

逆に、能力はそこまで高くないのに、
勝者となり、大成功を納めた人もいます。

 

「歴史は勝者によって書かれる」の言葉通り、

私達が知っている「歴史」とは、
常に「勝者側」に都合の良いように
改竄されてきたものです。

 

プロ野球の名監督として名を馳せた
野村克也氏の名言として、

「勝ちに不思議の勝ちあり、
負けに不思議の負けなし」
があります。

(厳密には江戸時代後期の平戸藩主であり、
文人、武人でもある松浦静山の言葉を引用したもの)

 

勝負事には、
「勝った当人でさえもわからないような不思議な勝ち」がある。

 

「タイミングが良かったから上手くいった」とか、
「ビギナーズラック」とか。

 

しかし負ける時は、
必ず「負けに繋がる必然的な要因」があるんです。

「勝負の綾」を知り尽くし、
幾多の名勝負をくぐり向けて来た、
野村監督らしい言葉だといえます。

 

勝つ前に「まず、負けないこと」が大切

「孫子の兵法」には、
『まず「負けない態勢」を整え、次に必勝の好機を待て』

という言葉があります。

「攻撃されても絶対負けない」
状況をつくれるかは、
こちら側の働き、準備次第で決まること。

 

「今攻撃すれば絶対勝てる」
という状況になるのは、
敵側の状況次第で決まること。

 

つまり、いかに戦上手の名将であっても、
「絶対勝てる」という状況を
確実につくることは不可能なんです。

 

だから、
私達に出来ることは
「負けない」という状況を整え、準備しながら、

突然に訪れる、
「絶好のタイミング」を待つことなんです。

 

そして、
多くの人が見落としているかもしれませんが、

 

「勝つこと」よりも、
「負けないこと」が大切なんです。

 

「負ける原因」は、
常に自分の中にある。

だから、まず自分に出来ることは
「負けない努力」をすること。

 

「攻め」ではなく、
「守り」から入るのが定石なんです。

柔道しかり、
合気道しかり、あらゆる武道は、
まず「守ること」から学ぶ。

最初は、
徹底的に「受身」の練習を行う。

 

現代社会において、
「負けない」為に必要なことは何だろう?

 

「勝ち組」「負け組」
などの薄っぺらな勝負ではなく、

自分の人生を、
望む方向に切り拓いていくこと。

自分の「心の声」に従って、
正直に、誠実に生きること。

 

その過程で、
避けて通ることが出来ない
「勝負」が必ずある。

 

この勝負こそが、
「絶対に負けられない戦い」である。

 

ここで負けない為にも、
負けない為の努力、学びを深めていくことが、

人生において、
非常に重要になってきます。

 

勝負に負ける人の3つの特徴と共通点

今回のテーマに関連して、
「いつやるの?今でしょ!」
の名言で有名な林修氏が
素晴らしい考察をされていたので、
シェアさせていただきます。

 

彼は「歴史から学ぶことは多い」と言う。

「歴史上の勝者というのは、
運だったり実力だったり様々な要因で天下を取ってきた」

「反対に、敗者というのは
必ずと言っていいほど共通点が存在する」

 

林修氏が「歴史上の敗者から学んだ共通点」
「失敗の要因」は、以下の3つ。

  1. 情報不足
  2. 慢心
  3. 思い込み

順番に解説していきしょう。

 

①情報不足

林氏は、この3つの共通点の中で
「情報不足」が最も危険だと断言していた。

情報不足とは
「相手に関する情報」だったり、
「環境」「状況」や
「組織の情報」「協力者の情報」だったり、

考えられ得る、
「全ての情報」のことを指す。

自分自身のことに関しても
「自分の能力」「性格」
「スキル」「リソース」などを、

しっかり自己分析をして、
「情報」として持っておく必要がある。

 

ビジネスであれば
「人・モノ・カネ」の情報はもちろん、

常に「市場の変化」を
アンテナを全開にして観察し、

積極的に情報を仕入れ、
分析することは必須である。

 

その「情報」を知らなければ、
それは選択肢の中に出てこないし使えない。

 

常に情報を仕入れておくことは
「負けない」為の最高の
リスクマネジメントだといえます。

 

そして、
現代社会とは「情報社会」

その情報を
「知らなかった」ことで破滅することもある。

その情報を「知った」ことで
ビジネスを成功させることも出来る。

 

小さな例でいうと、
明日の天気予報を見て
「雨が降る」という情報を仕入れたとしたら。

翌日あなたは、
外出時に傘を持参し、雨に濡れずに済みます。

そのまま出かけていれば、
雨に濡れて風邪を引いたり、

身動きが取れず、
約束の時間に遅れてしまっていたかもしれない。

 

その情報を、
「知らなかった」では
済まされないような状況に
陥ることもあるかもしれない。

 

例えば、以前は合法だったものが、
今は法律で禁止されているものも当然あります。

昭和の初期までは、
覚醒剤は普通に薬局で売っていた。

「疲れがポンと取れる」という理由で
「ヒロポン」なる商品名がつけられ、
誰でも買うことが出来た。

これを今購入すると、
人生が破滅するレベルの
「ヤバい状況」に陥るので注意しましょう。笑

これもまた「情報」です。

 

「情報弱者」
「情弱」という言葉がありますが、

情報の流れるスピード、
賞味期限がどんどん高速化している現代において、

素早く情報を取れる能力を持った人間が
「一人勝ち」出来る状況になっている。

 

そして、

情報を上手く扱う為には、
情報の真贋(嘘か真実か)を見抜く為の
「情報リテラシー」
を持つことも重要です。

それがなければ、
国や大企業が流した情報に踊らされたり、

デマや噂を信じて誤った行動に走ったりなど、
逆に「負ける要因」になってしまう。

情報とは、取っておわりではなく、
「取捨選択するもの」です。

その取捨選択の基準となる、
「自分の考え」「自分の軸」を
持つことを意識してみましょう。

 

②慢心

「慢心」つまり、
「思い上がり」「傲慢」「プライド」

これらを持つことで、
自分が見ている視界が曇ってしまう。

「目の前の状況を、ありのまま見る」
ことが出来なくなってしまう。

つまり「情報」が受け取れなくなる。

自分に都合の良い解釈しか出来なくなり
「現状に満足して成長が止まる」ことに繋がる。

 

少し結果を出したからと
思って慢心していると、

足下をすくわれて
ダメになってしまったという話は、
珍しいものではない。

世の中で「一流」と呼べるような
傑出した結果を出している人の多くは、
慢心という言葉とは無縁です。

常に「どうすればもっと良くなるか?」の方を見ている。

目の前の「成功・失敗」に
一喜一憂せず、

大きな理想の
「ゴール」に向かって、
淡々と進んでいきましょう。

 

また、自分で
「私は慢心していないだろうか?」と
自己分析、内観することも大切です。

 

「よし、慢心するぞ〜!」
思って慢心する人は一人もいません笑
みんな、いつの間にか、
無意識にそうなっちゃっているんです。

常に自分でチェックする
癖を持つのがお勧めです。

これは自己管理、
セルフマネジメントの分野ですが、
自分で気付いて直せる人は、
圧倒的な少数派だといえます。

 

ちなみに、
自分ではわからない場合は、
「尊敬している人」に聞いてみるのが
手っ取り早かったりします。

 

③思い込み

物事を「多角的な視点」で見れていないと、
人は1つの視点だけで「思い込み」をしがちになる。

他にベストな選択肢があるのに、
そこに気付かない。見えない。

 

自分では「こうだろう」と思っていても、
事実は全く違う事は良くあるもの。

人は知らずのうちに
「こうだろう」と思っている方向に、
自分の人生を進めてしまう習性を持っている。

 

例えば、
「あの人は私のことを嫌っている」

「どうせ上手くいかない、失敗する」

こういった思い込みを持っていると、
人生が停滞しやすくなる。

 

思い込みとは
「価値観」と言い換えることもできます。

 

「〜〜すべきだ」

「〜〜しなければならない」

「自分の価値観(思い込み)」から外れた行動を
他人がしているのを見ると、
人はその人に対してイライラや不快感を感じ、相手を否定しようとする。

 

「ジャッジ(裁く)」という心理です。

 

あなたの目の前で、
素手で牛丼を食べている人がいたとしましょう。

おそらく、不快に感じるはずです。

「常識・マナーの無い奴だ」「ありえない」

しかし、世界を見渡してみると、
素手で食事をとる文化なんていくらでもある。

インドでも素手でカレーを食べる。

こういったことを言うと
「ここは日本だから日本のルールに従え!」と言う人がいるが、

それもまた自分の
「価値観(思い込み)」を全体化しているだけであり、
視野の狭い「ジャッジ」でしかない。

子供の頃に植えつけられた
「価値観(思い込み)」を、
一度見直してみましょう。

もし、あなたが幸せな人生を送る上で、
その「価値観(思い込み)」が
足枷になっているのであれば、

さっと手放して、
身軽になった方がいいです。

 

思い込みという「制限」が外れると、
目の前には、
「無限の選択肢」
「無限の可能性」があることに気付くはずです。

 

最後に勝つのは「誠実な人」

いかがだったでしょうか?

勝負に負ける人間の「3つの共通点」
この3つを意識しながら、
大切な場面で負けないようにしていきましょう。

 

そして、
今まで多くの人を見てきましたが、
最後の最後で大きな成功を手にする人に共通するものは、

「誠実さ」だと思っています。

 

超一流の成功者って、
みんな「感謝」を口にしていませんか?

利己的な人間は、
「一時的な成功」は手に入れることはあるけど、
最後には落とし穴に落ちる。

向上心を持ちながら、
自分の人間性を磨き続けた先に、
理想の未来が待っている。

 

最後に、林修氏の名言を引用します。

勝つためには、

まず「自分の勝てる場所を探せ」

 

 

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