「仕事が楽しくなくなった…」時に意識すべき2つのポイント
「あれ、おかしいな…」
ふと、気付いた。
「楽しかった仕事なのに、楽しくない」
なぜだろう?
- 責任・プレッシャーが増えてきた
- 忙し過ぎて余裕がない
- 人間関係のストレスで疲弊している
- やりがいがなくなって、つまらない
- 仕事で成果を出せなくなった
- 頑張っているのに評価されないから
いずれにしても、
この状態はマズい。
なんとかしないと…。
こんな風に思っているかもしれません。
そして、
仕事が楽しくなくなった時、
「パーっと遊んでリフレッシュする」とか
「ゆっくり休む」とか
はたまた「転職する」とか
色々ありますが、
何を意識した方がいいのか?
を、お伝えしている人は
少ないと思っています。
結論から言うと、
①自分に「勝てる!」と認識させる
②「なぜ、この仕事をするのか?」理由をつくる
この2つです。
順番に、
詳しくお伝えしていきますね。
楽しかった仕事が楽しくなくなった…
「仕事を楽しめなくなった」
長く仕事をしていると、
誰もがそういった時期を
経験するかもしれません。
ちなみに、
私もそうでした。
会社員時代、
元国営企業に17年間ほど勤めていたのですが、
その内の10年間くらいは、
「仕事が楽しい」とは思えなかった。
職場に、気軽に話せる人間がいない。
入社当初は
高校時代に罹った鬱が完治しておらず、
対人恐怖症も酷かった。
仕事に魅力や、やりがいも感じられない。
人間関係も苦痛でしかない。
自分とは合わない。
殺伐とした雰囲気の中
誰もが暗い表情で、嫌々働いていた状況で、
メンタルを病んで休職し、
そのままフェードアウトする
管理職の人を、何人も見てきました。
しかし、そんな環境でも、
そんな私でも、
ある出来事がキッカケで
仕事に「やり甲斐」「楽しさ」を見出し、
充実して働けるようになりました。
ちなみに、
「環境が劇的に改善された」とかではありません。
自分だけで出来ることです。
仕事が楽しくなくなった原因を見る
まずは、
「仕事を楽しめるようになる」ようになるために、
「仕事を楽しめない自分」と向き合ってみましょう。
このまま、
楽しめない仕事を我慢しながら生きていくという
「受け身の生き方」はしんどいですよね?
過去に
「仕事に充実していた時期」があったのなら、
尚更です。
そして、
どんな状況においても、
そこから何かを学び、打開策を見出すという
「主体的な生き方」の方が、人生は楽しい。
「私は、どちらを選びたいのか?」
まず、そこを自分の中で明確にして、
次のステップに進みましょう。
仕事が楽しめない「メンタルの状態」に陥っている
「仕事が楽しい」
「仕事が楽しくない」
それを決めているのは、
その人の「価値観」「信念」といった
「メンタル」です。
では、
楽しめていた仕事が、
楽しくなくなった時
人の意識の中で、
どんな変化があったのだろう?
一つの要因として、
仕事に対する意識が
「やりたいこと」から、
「やらなきゃいけないこと」に
変化した、ということはないでしょうか?
人は、「やりたいこと」はいくらでもできます。
自分が望んだことなのだから、当然ですよね。
寝食を忘れるほどの情熱を持って、
楽しみながら没頭することができる。
たとえば、
私は小学生の時
「風邪を引いた」とウソをついて
学校をズル休みし、
ドラクエ3を
1日10時間ほど、
クリアするまで
やっていたことがあります笑
夢中だったし、
楽しくて仕方がなかった。
そのやりがい、
楽しさに「ハマった」状態です。
しかし、
これが「やらなきゃいけないこと」になると、
同じ事柄であるにも関わらず、
そこに取り組む意識が反転します。
「義務感」だけで
やってしまう。
悪い意味で
「責任」という重圧を背負いながら、
苦痛や退屈さを感じながら
仕事をするようになります。
「やらなきゃいけないこと」にあるのは、
「制限の意識」
「やりたいこと」にあるのは、
「自由な意識」です。
どちらが
自分の能力を発揮できるかは、
言うまでもないですよね。
真面目な人は、
こんな時「頑張ってやる気を出さなきゃ!」と、
力技で自分を奮い立たせようとする。
しかし、
それだと途中で息切れすることも
多いんじゃないでしょうか?
最後には、
メンタルが折れてしまう人もいます。
それよりも、
もっと効果的でスマートな方法があります。
仕事を楽しめない自分を「その気」にさせる
自分を「やる気」にさせるのではなく
「その気」にさせるんです。
人は「その気」になると、
どんなに苦痛に感じていたことに
対しても見方がガラッと変わる。
どんなに嫌だったことでも、
満更でもなくなる。
自然に、
無理なく努力することができるし、
どんどん実力が付いていくから、
大きな成果を出せるようになっていく。
では、
自分をその気にさせるためには
どうすればいいのか?
お伝えしていきますね。
仕事が楽しくなくなった時に意識すべき2つのポイント
①自分に「勝てる!」と認識させる
人間が、最もゲームで「面白み」を感じる時は、
「勝てる!」と自信を持って確信した瞬間です。
たとえば、
テレビで野球中継を観ていて、今はゲームの後半。
贔屓のチームが5−0で勝っている。
「これは勝てるな…!」と、
余裕で楽しんで観ている状態。
「その気」になっている。
仕事の場合、自分自身が
「この仕事をキッチリ仕上げられることを確信している」
「自分の能力、実力を信じている」
という状態です。
自分が「勝てる!」という意識の時、
そこには「やり甲斐」「面白味」が生まれる。
「自分には、その能力がある!」という自己効力感。
それを持つと、人は強い。
日々仕事と向き合い、
「何か一つでもいいから良くする」という
改善の意識を持って取り組む。
ミスをなくしていく。
コツコツ実力を磨いていく。
そういった、
「小さな成功体験」を積み重ねることで、
自己効力感を育てることができます。
ちなみに、
「勝てなくなったから楽しめなくなった」という場合は、
勝てなくなった原因を分析しましょう。
状況を改善するために、
やれることは無限にあります。
コツとしては、
「相手を変える」
「会社を変える」という意識だと、
上手くいきにくいかもしれません。
相手を変えようとするのは、
相手に対する「否定のメッセージ」なので、
反発で返ってきやすい。
「否定すると反発で返ってくる」
これは、人間関係の原理原則です。
自分自身の、
「相手との関わり方」
「相手に対する見方」を変えると、
結果として、
「相手の対応」が変わっていきますよ。
②「なぜ、この仕事をするのか?」理由をつくる
なぜ、この仕事するのか?
「自分だけの理由」を作ることが大切です。
理由がないことに、
情熱なんて湧いてこない。
何のためにやるのか
明確になっていないことを
漫然と、なんとなくやったところで
パワーが出せないんです。
目の前の仕事をやり遂げたら、
たくさんの「嬉しいこと」が待っています。
「得られるもの」があります。
その「得られること」を想像してみましょう。
あなたは、
仕事で何を得たいですか?
何のために、仕事をしますか?
「お金」「出世」「貢献」
「評価」「自己成長」「学び」
たくさんあります。
ちなみに、
私が会社員時代、
「何のために仕事をするのか?」と
自問自答して、
作った理由は
誰にも「あいつは仕事ができない」と言わせない
でした。
そのためには、
「自分を成長させる」必要がある。
仕事に対して、
高い基準値を持った
「プロフェッショナル」になる必要がある。
そこだけに、集中したんです。
結果、仕事にモチベーションや
充実感を持って取り組めるようになりました。
「仕事を楽しめる自分」を取り戻そう
いかがだったでしょうか?
「やりたいこと」
「やらなきゃいけないこと」
それを分けているのは、
自分自身だということを認識し、
まずは自分と向き合ってみましょう。
疲れた自分を、労わりながら。
どうせ仕事をするなら、
楽しんでやっていきましょう。
ただ、もしあなたが
「今の自分では難しい」と感じているのであれば、
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