泣きたい時には、泣いていい。
お疲れさまです。
最近、色んなことがあり、心身ともに少し疲れている。
「一休みしたいな・・・」と考えている自分と、
「今が勝負時だ！ガンガン行こうぜ！（ドラクエ風に）」という自分。
偶然、以前お付き合いしていた女性と２年ぶりに再会するという事件もあり、
若干心が乱れているのかもしれない・・・。
「感情」を我慢して溜め込んでいませんか？
で、自己分析してみた結果、
『自分の中で「溜め込んでいる感情」があるんだな』と気付いたんです。
「感情」を言葉や行動で表現せずに、グッと飲み込んでしまうと、
無理をしてしまうと、
後々、様々な弊害が出てきてしまう。
我慢ばかりし続け、耐え続けた結果、心が壊れてしまう人もいる。
泣くのを我慢するのはやめよう
動物を見てみよう。
猿でも、犬でもいい。
みんな「喜怒哀楽」を素直に表現する。
人間もまた然り。
私達は、人間という「動物」なのだ。
感情を素直に表現することが「自然の理」なのだと、
私達は認識する必要がある。
社会が高度に発展し過ぎた結果、
自分の感情を我慢したり、押さえ付けなければならない場面が増えた。
ただ構造上、人間も「感情」を表現しなければ、
あちこちにガタが出てきてしまう。
そうやって溜め込んだ「感情」は、
解放させてあげる必要があるのだ。
「感情の解放」である。
自分の感情を解放させよう
個人的に「感情の解放」で思い出すのが、
ジョン・レノンの「mother」という曲である。
ジョンは「過去のトラウマ」を解消する為に、
「プライマルスクリーム療法（原初療法）」というセラピーを受けたことがある。
アーサー・ヤノフ博士が考案した「プライマルスクリーム（原初療法）」は、
ジョンの抱えている葛藤や、恐怖・不安等の原体験、
その時の感情を味わい、幼い頃に消化できなかった感情を、
一気に吐き出させるというものだった。
ジョンの場合、その根本の原因は父や母への「愛の渇望」
「憎しみ」「恨み」だったと言われている。
（ちなみに、ジョンのお母さんは「酒に酔った警官」が運転した車によって轢死している。
彼の「反体制の信念」は、そこから生まれたのだろう）
アルバム「ジョンの魂」内に収録されている、
「mother」という曲では、
プライマルスクリーム療法で行われる「叫び」が取り入れられている。
曲の後半で、ジョンはこう叫んでいる。
Mama don’t go
Daddy come homeお母さんいかないで
お父さん帰ってきて
ミュージシャンとして世界的な成功と名声を手に入れた男が、
それでも追い求めたのは「お父さん」と「お母さん」だった。
彼は両親の愛情を渇望し、傷付き、悩み苦しむ一人の人間だった。
過去の感情を解放させなければ、
その出来事は心の中で「継続している状態」となり、
いつまでも「不完了の過去」に囚われることになってしまう。
自分の心の中に溜め込んでいた感情を解放させることで、
「過去」に片を付け、前に進むことが出来る。
自分の感情を解放させる方法
それは「大声を出すこと」である。
例えば、
「ライヴを観に行って叫ぶ」
「カラオケで大声で歌う」
大声を出すことは、
自分の感情を解放する為に、とても有効な手段である。
大声を出すことだけでなく、
悲しいことがあったのなら、家で泣き叫んでもいい。
泣きたいのを我慢するのは、相当に良くない。
「大人になったら泣いてはいけない」
それは、誰が決めたルールだろう？
怒りを溜め込んでいるのなら、
スポーツなど身体を動かして発散させるのも良い。
「我慢ばかりの人生」から脱却しよう
「喜怒哀楽」あって、人間なのだ。
全ての感情が、人間に「必要」だから備わっている。
「自分を解放できる場所」
「自分を解放できる時間」
を持つことが、心の健康を保つ為に大切である。
感情を溜め込むのは、本当に良くない。
最近イライラしていたり、ストレスが溜まっている人は、
カラオケに行くことをお勧めする。
私も、早速カラオケで泣きながらテレサ・テンを熱唱したいと思う。
明日は明日の風が吹く。
