「楽になりたい…」人間関係を楽にする7つの方法

お疲れさまです。
今回は、人間関係に疲れた人が意識すべき
「人間関係が楽になる方法」について。
「人間関係に疲れた。もう楽になりたい…」
仕事をしていく中で、結果を出していく上で、避けて通れないもの。
それは「人間関係」である。
会社という組織において、それぞれのメンバーの都合や思惑、利害関係、主張がぶつかり合うことは、よくある話。
しがらみ、派閥、足の引っ張り合いもあるだろう。
全く性格も価値観も違う人間同士が関わっていくのだから、それも当然かもしれない。
あなたの職場にも、
「この人は苦手…」
「この人とは合わない…」
「この人は嫌い…」
「この人の存在がもうムリ…(酷い)」
そんな相手がいるかもしれない。
それでいいし、問題ない。
無理に人を好きになる必要はない。
そもそも、
会社とは「仕事で結果を出す」ために行く場所である。
友達を作りに行く所ではないのだから。
ただ、周囲に気を遣い過ぎていたり、
誰かと誰かの板挟みになっていたり、
理不尽な扱いに耐え続けていると、精神的に疲弊してしまう。
それはわかってはいるけど、
嫌われたくないから、つい「いい人」でいようとしてしまう。
しかし、あまりに「いい人」でいようと我慢し続けたり、自分を後回しにした結果、
ただの「都合のいい人」になっていないだろうか?
もし、あなたが
人間関係で「もう楽になりたい」と疲れ切っているのなら…
このブログ記事を読みながら、少し自分の気持ちと向き合ってみてほしい。
「人生、もう楽になりたい…」という状態から抜け出す方法はこちら
関連記事:「もう楽になりたい」は危険!【人生の苦痛】から抜け出す唯一の方法
合わない人間がいてもいい。
それが自然だから。
過度に相手に迎合しなくてもいい。
時には毅然と「NO」と言っていい。
もっと自分を大切に、労ってあげよう。
そして、
仕事をしていく上で避けては通れない人間関係を、
もっと自分らしく、楽に関われるようになるために、
必要なことをお伝えしていこいう。
「楽になりたい…」人間関係を楽にする7つの方法
①適切な関係性で接する
前述した通り、職場は友達を作りに行く所ではない。
職場のメンバー全員と友達になる必要はないし、なろうとするべきではない。
もちろん、仲が良い人がいてもいいが、苦手な相手に深入りする必要もない。
「仕事に関することだけの関係性」
「取引の関係性」でも全く問題ない。
仕事をしに来ているのだから。
それがその人との「適切な関係性」であればOK。
適切な関係とは「最も仕事をスムーズに進められる関係性」とも言える。
もちろん、全ての人に対して最低限の礼儀礼節や、リスペクトを持って接することは必要である。
②適切な距離感をとる
密接なコミュニケーションをとった方が仕事がスムーズに進む相手とは、近い距離で関わった方がいい。
批判だけしてきたり、コントロールしようとしてきたり、都合を押し付けてくる相手とは距離を遠ざけよう。
下手に距離を近付け過ぎると、馴れ馴れしい、図々しい態度をとってきたり、自分がイヤな気持ちになるような相手にも、距離をとった方がいい。
「仕事で必要な最低限の関わりに留める」ということ。
仕事上、物理的な距離が近くなってしまう相手にも「精神的な距離」をとることはできる。
他にも、
「相手の望む距離感を尊重する」
「不用意に干渉し過ぎない」ことも大切。
逆に、相手から距離を置かれる場合もあるが、そこは尊重しよう。
条件反射で「私が悪い」と決め付けて、自分を責める必要はない。
「関係性」も「距離感」も、常にリアルタイムで相手を見ながら、適切に調整することが大切である。
③相手の課題を解決しようとしない
会社とは仕事をする場所である。
相手の「嫌なところ」を見てイライラしても、
その「嫌なところ」を正そうとか、解決しようとするべきではない。
それがどれだけ正論であっても、人間は否定されたら反発心を持つもの。
相手を変えようと、否定的な言葉や働きかけをするほど関係性が悪化していき、
結果、仕事がスムーズに進まなくなったり支障をきたしたりする。
それでは本末転倒である。
「相手の課題」「自分の課題」を、ちゃんと区別しよう。
「相手の課題」はあなたには関係がないのだから、イライラしたり良くしようとする必要もない。
相手を変えようと思わず、ただ仕事がスムーズに進むように関わろう。
もちろん、相手がアドバイスを求めてきたのなら、それはOK。
アドバイスや助言は「変わりたいと思っている人」だけにするものである。
④「好き/嫌い」「敵/味方」の二者択一を止める
「好き/嫌い」「敵/味方」「正しい/間違い」「白/黒」
こういった「二者択一」で物事を捉えてしまうと、ストレスになりやすい。
そもそも「100%正しい」「100%間違い」などというものはない。
相手には相手の言い分や「正しい」がある。
そう、世の中の全ての争い・戦いは「正義VS悪」ではない。
「正義VS正義」なのだ。
「好き/嫌い」に関しても、その中間「好きでも嫌いでもない」「知り合いレベル」で関わることもある。
むしろ、そっちの方が多いはず。
「60%好き・40%嫌い」位で落ち着いてくる場合も多い。
1から100までの間には「38」もあるし「51」「74」もある。
二者択一の思考は、 極端に偏った考え方なのだと意識して、
目の前の嫌な相手を「100%悪」「100%間違っている」などと断罪しないようにしよう。
⑤相手の良いところも見てあげる
「こいつは嫌な奴だ」という印象を持っていると、
常に嫌悪感や苦手意識を抱えながら接してしまい、それが相手に伝わり関係がさらに悪化しやすい。
その人の全ての言動、行動に対して「ネガティブなフィルター」をかけて見てしまいがちである。
しかし、どれだけ嫌な相手にも友人はいる。
その人のことを好きな人、仲が良い人もいる。
つまり、その人にも何がしかの良い面、善性があるのだ。
そもそも、すべての人間がそうではないだろうか?
「全ての人間に良い面、悪い面がある」という「フラットな視点」で相手を見てあげよう。
悪い面だけを見るのは偏っている。
「他人から悪い面だけ見られる」って嫌じゃないですか?
自分がされて嫌なことは、相手にもするべきではない。
同じ分だけ、相手の良い面も見付けてみよう。
⑥「我慢だけ」をやめる
もし、今あなたがパワハラやモラハラ、セクハラなどを受けていたり、
一方的にたくさん仕事を押し付けられるような状況にいるのであれば、
まず意識すべきなのは「我慢だけでは解決しない」ということ。
その状況を放置してしまうと、どんどんストレスだけが溜まっていき、最後には壊れてしまう。
理想に向かうために必要な我慢もあるが、
何の目的もない、何も得られない「不毛な我慢」はやめよう。
時には、自分を守るために「毅然とした対応」を取る必要がある。
「NO」と断ることが必要な場合もある。
別に喧嘩しろと言ってるわけじゃないですよ。
まず、自分の気持ちを相手に伝えること。
断るにしても、スマートに、角が立たないように断ることもできる。
自分だけで何とかすることが難しい場合は、第三者を入れよう。
⑦嫌われることを受け入れる
人間関係において「嫌われることはある」と受け入れよう。
もちろん、自分から誰かを攻撃したり迷惑をかけることは良くないが、
あなたが前向きに誠実に生きている中で、誰かが嫌ってきたら、それはもう「その人の課題」でしかない。
「嫌う理由」は、相手が相手の価値観で決めることなのだから。
どれだけ理不尽だったりめちゃくちゃな理由でも、嫌ってくる人はいる。
「 皆から好かれているからムカつく」「仕事ができるからムカつく」とか。
そんな相手に、無理に迎合したり合わせようとしてはいけない。
それは「自分を殺すこと」に繋がる。
嫌われることを恐れる必要はない。
「嫌われたから私が悪い」「嫌われたから私に責任がある」ではないのだ。
あなたには、誰かを好きになったり、誰かを嫌う自由がある。
そしてその自由は、相手にもある。
ただ、そこを尊重してあげればいい。
あなたは、もっと人間関係で楽になっていい
いかがだっただろうか?
職場の殺伐とした体質。その中での人間関係。
職場の人間関係に疲れている時は、 それが世界の全てであるかのような錯覚をしてしまうことがある。
しかし実際、職場というものはとても狭い世界でしかない。
職場の誰かから嫌われたとしても、それは人生の末端でしかない。
そもそも、その相手はあなたの何を知っているというのだろう?
その人の課題に付き合わなくていい。適切に距離を取ろう。
そして、
あなたのことを大切に扱ってくれる人達の方を見てあげよう。
そして「楽になりたい…」と感じたら、無理をせず休もう。
思いっきり休んで、自分をいたわったり、自分のしたいこと、楽しいことをさせてあげよう。
あなたの最大の味方は、あなたなのだから。
明日は明日の風が吹く。