陰キャ専門ビジネスコーチ

「仕事を頑張っているのに、嫁が冷たいんですが…」にお答えします

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仕事はできるけど、家庭が上手くいってない男性
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「仕事で結果を出すスキル」「無敵の人間関係を創る技術」「ストレスリーのマインドセット」「自分の能力を発揮する技術」を教える専門家。「職場性ストレス」の第一人者。自身も元国営企業に17年間在籍。派閥や忖度が横行する弱肉強食の世界で、異例の若さで管理職に昇進。300人以上の部下をマネジメントし、あらゆる「仕事のトラブル」「人間関係の問題」を解決してきた経験を持つ。活動開始から5年間で様々な業種の会社員/管理職、起業家、経営者、コーチ/カウンセラーなど約500名をコーチング、1500人以上にサポートを行う。コーチングの世界的権威から学んだメソッドと、自身の壮絶な人生経験に裏打ちされたコーチング技術は、社会人が抱える悩みや問題を解消し「現実の成功/内面の成長」を掴む技術として定評がある。
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「奥さんが口を聞いてくれないんです…」

『嫁から「アンタだけは許さない」と言われてしまいました…』

「休日は奥さんと子供だけで出掛けて、自分は仲間外れにされてます…」

 

40〜50代男性の方から、
こんなご相談をいただくことが結構あります。

そして、意外かもしれませんが、
会社で上の役職に就いている方だったり、
経営者の方だったりすることが多いんです。

もう、あるあるパターンなんです。

 

いわゆる、
「仕事がデキる人」

 

仕事がデキるから、能力は高い。
でも、家庭は上手くいってない。

奥さんから
冷たい態度を取られていたり、
お子さんとも、
距離が離れてしまっているかもしれません。

 

優しくしてくれるのは、
ペットのモモちゃん(犬)だけ、
みたいな。

 

「何で、こうなってしまったんだろう?」
 
「家にいても、いたたまれない…」
 
「俺なりに、頑張ってきたつもりなのに…」

 

今回は、そのような状況に陥って
辛い思いをされている
「仕事はデキるのに家庭が上手くいってない男性」
に向けて、
多くのご夫婦の危機をサポートしてきた
木下空がお答えします。

 

仕事を頑張ってきたのに、奥さんから愛想を尽かされた…

奥さんとの関係、家庭が上手くいってない。

その状況を回復するためには、
どうしたらいいの?

これから
奥さんとの良好な関係を回復して
心安らぐ家庭を取り戻すには?

 

いきなり結論を言っちゃいますが、
それは、
奥さんの話を聞く
奥さんに「ありがとう」を言う
奥さんをサポートする
この3つです。

 

詳しく、
解説していきましょう。

奥さんと仲を取り戻すために「3つのこと」をやろう

・奥さんの話を傾聴する

とにかく、奥さんの話を聞いてあげましょう。

もちろん、
「いや、聞いてたつもりなんだけどな…」
と思った方もいるかもしれません。

 

ここで意識したいのは、
多くの女性が求めているのは、

「聞いてもらった事実」ではなく
「聞いてもらった感」だということです。

 

感情、感覚を求めている訳です。

そのためには、ただ聞くのではなく
「傾聴」することが大切です。

※傾聴について詳しく知りたい方はこちらの記事を
参考記事:なぜ普通に会話してただけなのに、変に誤解されてしまうのか?

 

最初は、話しかけても、
無視されるかもしれまぜん。
でも、やり続けましょう。

 

奥さんの積み重なった不満が、
すぐに解消されることは
ないと思います。

 

だから、今は
相手の反応に期待することはせず、
ひたすら、
奥さんに提案し続けましょう。

 

小まめに奥さんの話を傾聴しながら、
徐々に信頼を取り戻していきましょう。

 

・「ありがとう」「愛してるよ」を伝える

奥さん常に、言葉で、感謝を伝えましょう。

 

思っていても、言葉にしないと、
伝わらないのですから。

 

毎日料理を作ってくれているなら、
「ありがとう、おいしかったよ」

 

掃除や洗濯をしてくれたら、
「いつもありがとう」

 

朝仕事にいく前に、
「愛してるよ」

 

これこそ、
「夫の役割」じゃないでしょうか?

 

奥さんは、
「報われたい」と
思っているかもしれません。

他の誰でもない、旦那さんに。

あなたにしか、言えないんです。
求められているのは、
旦那さんからの
「ありがとう」なのだから。

 

だから、
照れくさくても、やっていきましょう。

 

「1日に10回以上、ありがとうと伝える」
「1日に6回以上、愛しているよと伝える」
という風に、

「数字で定量化」するのが
論理的思考の方にはお勧めです。

 

・求められたことを助ける

奥さんの話をちゃんと聞いていたら、
必然として、
「〜を助けてほしい」などのお願いがあるはず。

そこを、
奥さんが望む形でサポートしてあげましょう。

 

男性には、
「頼られることの喜び」って、
あると思うんです。

奥さんとお付き合いしていた頃、
何かで助けてあげて、笑顔で感謝された。
そんな思い出も、あると思います。

 

もちろん、
旦那さんも仕事で忙しいから、
100%は応えられないと思います。

ただ、そこも奥さんとちゃんと話し合えばOKなんです。

夫婦で支え合っていきましょう。

 

 

奥さんの心が離れてしまう原因

ここからは、

「なんでこんな状況になったのか?」

原因について、解説していきます。

原因がわからないと、
また同じことを
繰り返してしまうことが多いからです。

 

原因はいくつかありますが、
まずお伝えすることは、

「論理派と感情派の対立構造」です。

 

人間の性格って、ざっくりと
「論理派」と「感情派」に分けることができます。

論理派は、物事を論理的に考え、論理的に進めるタイプの人。
感情派は、気持ちや感性をメインに考え、直感で物事を決めたりするタイプ。

 

もちろん、どっちが良くてどっちが悪いとかいう話じゃないですよ。
仕事で成果を出そうと思ったら、論理的思考を持たないと難しい。

ただ、あまりにも論理的思考に偏ってしまうと、弊害も起こってしまうんです。

 

世の中には「100%論理派」みたいな人もいて、
そして、
そのようなタイプの方は
管理職や社長をやってることが多いのですが、

そのようなタイプの方の課題として
「頑固」
「空気が読めない」
「人の話を聞かない」
「言葉が足りない」
「人の気持ちを理解できない」

といった批判を受けることもあります。

逆に言えば、
強い信念(頑固さ)があるから、
リーダーにもなれる。

 

仕事がデキる男性の中には、
「論理的思考100%」みたいな方もいます。

役職が上がっていくと、
論理的思考の割合も高まっていき、
元々は70%くらいだったのに、
数年かけて100%になった、
みたいなパターンも多いです。

 

管理職然り、経営者然り、
リーダーって、
「決断」「指示」するのが役割なんです。

「決めること」
「支持すること」が
思考パターンに組み込まれていくと、
そして、
仕事で成果を出すなど成功体験を重ねていくと、
いつの間にか
「俺の考えは正しい」という
モラハラ気質が強化されていくんです。

(元々そうだった場合もあります)

 

そういった旦那さんに対して、
奥さんが
「感情派80〜100%」みたいな場合、
(多くの女性は感情派です)
お互いのコミュニケーションに
問題が発生しやすくなります。

 

奥さんが家庭のこと、
子育てなどについて、
旦那さんに話したり相談することって、
あると思うんです。

その時、
仕事がデキる論理的思考の人は
「アドバイス」「指示」をするか、

もしくは、
「そんなことはお前が解決しろよ。こっちは仕事で疲れてるのに…」
みたいにスルーしてしまう。

 

感情派の奥さんからしてみたら、

「ただ、話を聞いてほしい」
「私の気持ちをわかってほしい」
「共感してほしい」

ということを望んでいたのに、
全く望んでいないアドバイスや指示、
最悪の場合はスルーという対応をされてしまう訳です。

 

それは、
ウーバーイーツで明太子パスタを注文したのに、
なぜか観葉植物が届くようなものなんです。

「いらんわ!」と。

 

そして、それが何年も続くと、
やがて、
「この人は私の話を聞いてくれない」
「どうせ言っても無駄だ」
という諦めに変わっていく。

赤信号です。

 

 

奥さんが抱えている不満は3つしかない

奥さんが抱えている不満は、
たくさんあると思います。

ただ、
それらは「3つのこと」に集約されます。

それは、

「助けてくれなかった」

「話を聞いてくれなかった」

「感謝されなかった」

です。

 

「奥さんの仕事は家事」という認識で、
ほぼ任せっきりにしてしまった。

むしろ、
たまーにちょっと手伝ったくらいで、
「俺は家事にも協力的な素晴らしい夫だ」
みたいに思っちゃう。

 

特に、お子さんがいる家庭は、
「子供が乳児期で子育てが大変だった時に、助けてくれなかった。話を聞いてくれなかった」

この不満が、
奥さんにずっと残っていることが多い。

 

結局、
「奥さんに冷たくされた」
「愛想を尽かされた」という
問題の顕在化がされたのは、
一朝一夕のキッカケではないことが大半です。

奥さんにしてみれば、
「踏み重なった不満」が
溜まっている状態なんです。

うらめしや

もちろん、旦那さん側からしてみれば
「自分の役割は、仕事してお金を稼いで家庭を支えることだ」
という思いで頑張ってきたんだと思います。

そこは偉い!
マジで偉い!

ただ、こう自問自答してみてほしいんです。

 

「俺の役割って、何だろう?」

 

会社員としての役割は、
しっかり果たされているのだと思います。

ただ、
「役割」はそれだけでしょうか?

 

もし、私が父親なら、
「父親の役割」がある。

そして、私が夫なら、
「夫の役割」がある。

私は、そう思うんです。

 

もし、それらを
「俺は仕事で忙しいんだ」
という理由で、
あまりやっていなかったとしたら。

今の状況が起こっていることに、
不思議はないと思います。

 

その状況を回復させるために、
「3つの方法」をやっていきましょう。

 

まだ間に合う。良好な夫婦仲を取り戻そう

仕事がデキる論理的思考の男性は、
相手の心情に寄り添う
コミュニケーションが
苦手なことが多いです。

 

人間の人生の幸福度の
ほぼ全てを決めるのは、
「人間関係」といわれています。

 

必然的に、人生で最も重要なスキルって、
「コミュニケーションスキル」だといえます。

それは、
いつから学んでも、遅いと言うことはない。

 

思い出してみてください。

愛してるから、結婚したんじゃないですか?

あの日、奥さんの指に指輪をはめて、
幸せにするって、決めたんじゃないですか?

後悔する前に、
できることをやっていきましょう。

 

 

応援しています!

 

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