「頭が固い頑固な上司」への上手な対処法とは？
木下空です。
今日は、
私の得意分野である
「職場の人間関係」の話をしようと思います。
実際、クライアントさんからの
ご相談で多いのが、
「職場の人間関係の悩み」です。
特に多いのが、
「上司との問題」
あるあるですね。
色んなタイプの上司がいますが、
特に厄介なのは
「頭が固い頑固な上司」
と言えるかもしれません。
え？
あなたの上司が
「頭が固い頑固な上司」で困っている？
お疲れさまです。
大変ですよね…。
頑固な上司の特徴としては、
・とにかく融通が効かない
・何でも思い通りにしないと気が済まない
・異常にプライドが高い
・全て自分が正しいと思っている
このあたりかと思います。
ぶっちゃけ、
仕事のストレスよりも、
「上司と関わるストレス」の方が
多かったりしませんか？
「今日も１日、アイツと仕事しないといけないのか…」
と考えただけで、
会社に行きたくなくなりますよね。
バンジージャンプ並みに、
モチベーション急降下です。
ちなみに、私も会社員時代、
クセの強い頑固な上司たちに囲まれて
苦労した経験があります。
ただ、試行錯誤したり、
色んなことを学んで実践した結果、
上司と上手く関われるようになりました。
その経験を踏まえた
今だから言えることなんですが、
頑固な上司って、
コツというか、
「やりやすい面」もあるんです。
攻略法さえ掴んでしまえば。
今回は、
私が企業体質の腐敗した
元国営企業で
１７年間サバイバルした中で身に付けた、
「頭の固い頑固な上司」の
攻略法をお伝えします。
頭が固い頑固な上司への対処法とは
まず、
結論からお伝えすると
「戦わない」
「フラットに関わる」
「役に立つと人間だと認識させる」
「承認欲求を満たしてあげる」
この４つです。
順番にお伝えしますね。
・戦わない
まず、最優先項目として、
「上司と戦わない」
これは絶対に遵守しましょう。
もうね、、
敵に回すと本当にややこしいから！
１回揉めたら、
ずーっと根に持たれます。
頑固な上司の特徴として、
「執念深さ」があります。
「人にやったこと」はすぐ忘れるけど、
「人からされたこと」は何年経とうが許さない。
とにかく、
頑固な上司と関わる時は、
「対立構造」を
つくらないことを意識しましょう。
会話においても、
「でも…」「いや…」「しかし…」などの
「否定系の言葉」はNGです。
上司を否定するほど、
「頑な」になっていきますから。
否定や対立「以外」の
コミュニケーションをとりましょう。
「それだと、こっちが我慢するだけじゃん」
と思った方もいるかもしれません。
大丈夫。
「上手いやり方」はあります。
続けていきますね。
・フラットに関わる
次に大切なのは、
「フラットに関わる」です。
つまり、
「ビクビクしない」
「感情を揺さぶられない」
そして、上司に
「敵意」や「嫌悪感」を感じても、
相手に察知されないようにしましょう。
ちなみに、
私の会社員時代、
よろしくない意味で
「伝説の上司」みたいな方がいて、
その方と仕事の話をしている時に
「なんだその顔はぁぁ！」と、
突然、
怒鳴られたことがあります（笑）
嫌悪感が、
顔に出ちゃってたんでしょうね。。
（その方とも最後は仲良くなりました）
こうならないように、
目の前の上司と、
常に淡々と冷静に関わるのがポイントです。
コツとしては、
上司がわざわざ時間を使って
「感情をコントロールする練習をさせてくれてる」
というマインドセットで行くのがお勧めです。
「感情のコントロール能力」
人生で大切ですよ。
頑固な上司は、
最高の反面教師ですし。
・役に立つと思わせる
上司から見て、
「こいつ、役に立つな…」
「こいつ、使えるな…」
「こいつ、なかなかやるな…」と
思わせることが大切です。
これができたら、
上司の態度が変わります。
少なくとも、
文句は言わなくなってきます。
頑固な上司は、
「仕事のやり方」も
自分の思い通りに
コントロールしたがる傾向があるので、
上司特有の「やり方」を憶えて、
常に一歩先回りして
出来るようになるのがベストです。
・承認欲求を満たしてあげる
頑固な上司は、
「承認に弱い」という
攻略ポイントがあります。
「認めてほしい」
という気持ちが強い。
「認めてもらってない不満」が、
性格の「頑なさ」として
現れていることが多いんです。
その「承認欲求」を
スマートに満たしてあげると、
上司の態度が変わります。
「あなたという存在をリスペクトしていますよ」
態度や雰囲気を出しながら、
「褒める」「感嘆する」「感謝する」
という姿勢で関わってみてください。
全て、
「さり気なく」です。
ギンギラギンになると、
不自然なので注意しましょう（マッチ？）
ネチネチ注意されても、
「わかりました！ありがとうございます」
と返せばOKです。
人は、
悪意に「感謝」で返されると、
困惑するか、毒気を抜かれます。
「戦わない」
「フラットに関わる」
「役に立つと人間だと認識させる」
「承認欲求を満たしてあげる」
この４つを実践していくことで、
頑固な上司から信頼され、
尊重されるようになります。
基本的に
「部下を褒める」という
発想はないですが、
機嫌良く、
関わってくれるようになります。
上司には上司なりの苦労がある
最後になりますが、
これからお伝えすることを、
ほんの少しでもいいので
意識してみてください。
もしあなたが職場に不満があるなら、
上司も同じような
不満や悩みを抱えている可能性が高いです。
会社の体質に失望していたり、
上から評価されない不満を抱えながら、
我慢しながら、耐えながら、
仕事をしているんじゃないでしょうか？
上司は上司で、
可哀想なところもあるかもしれない。
相当、ストレスが
溜まっているかもしれない。
ちなみに、
頑固な上司の
「家庭が上手くいってない率の高さ」は異常です。
奥さんor旦那さんから、
「この人には何を言っても無駄だ」
「この人は話が通じない」と
思われていることが多い。
「家庭に居場所がない」という、
同情すべきところもあったりします。
もし、私が
「上司と全く同じ立場」に置かれたら、
「相当しんどいだろうな…」と
思うことができたら、、
少しだけ、
優しい目で見てあげることが
できるかもしれません。
