自分を変えると人生が変わる「Be-Do-Haveの法則」とは?

世の中、
「自分を変えたい」
「人生を変えたい」
と思っている方は
多いかもしれません。
そして、
「自分を変える」
「人生を変える」ためには、
「3つの順番」通りにやることが、
最も効果的だと言われています。
それは何か?
「Be-Do-Have(ビードゥーハブ)の法則」とは
アメリカの哲学者である
ウィンザー・ミケーリによって提唱された、
「Be→Do→Haveの法則」と
呼ばれているものです。
Beは「在り方」
Doは「行動」
Haveは「結果」
「ん?行動と結果は
わかるけど、在り方って何?」
と思った方もいるかもしれません。
「在り方(Be)」とは?
「在り方」とは、
抽象的な言葉ですが
「私はどう在りたいか」
つまり、
「どんな人間でいたいか」という、
「生きる姿勢」
「存在としてのスタンス」を指します。
この在り方こそが
人生の、あらゆる意思決定の
「判断基準」「選択基準」になるんです。
人生を変えるために、
理想の生き方に変わっていくために、
在り方→行動→結果
この「3つの順番」が
大切だといわれています。
ただ、世の中の大半の人は
無意識に「違う順番」でやってしまっている。
「Have→Do→Be」の生き方
それは、
「Have(結果)→Do(行動)→Be(在り方)」です。
「〇〇が得られたら、◇◇できて、☆☆になれる」
たとえば、
Have=お金があれば、
Do=好きなことやって
Be=幸せになれる
Have=時間があれば、
Do=家族と旅行に行って
Be=幸せになれる
など。
実は、この生き方って
「依存的」なんです。
自分の人生が「外側の要因」によって
決まってしまう構図なので、
自分で自分の人生を
決定できなくなる。
・お金がないから、できない
・時間がないから、できない
・〇〇がないから、できない
考え方の構造上、
言い訳が多くなってしまう。
つまり、
行動しない原因を、
外側に求めている=依存している
ということです。
ちなみに、
「他人軸」も
Have→Do→Beです。
Have=職場で認められたら
Do=頑張って仕事できるようになり
Be=自分に自信が持てる
いわゆる
「行動しない他人軸」のパターン。
「Do→Have→Be」の生き方
次に、多くの人が使っている
3つの順番が
「Do(行動)→Have(結果)→Be(在り方)」です。
これは、
「〇〇したら、◇◇が得られて、☆☆になれる」
Do=頑張って仕事したら
Have=大きな成果を出せて
Be=自分に自信を持てる
とか、よくあるパターン。
これは、
「行動ありき」で、
努力家、真面目な人が多いです。
ただ、
「不足感」を
感じやすい生き方とも言えます。
なぜかというと、
「頑張ったけど、上手くいかなかった」
そんな時も、
あるじゃないですか?
ただ、そこで
・まだまだ努力が足りない…
・もっと頑張らなきゃ…
自分でも気付かない内に、
「頑張り続けないと幸せになれない」
という構図に陥る人が多いです。
いつも、
無理をしている。
いつも、
不安に追われている。
どこか、
心が満たされない。
ちなみに、昔の私も
このパターンでした。
これは、
「行動派の他人軸」とも言えます。
Have=頑張ったら
Do=評価されて
Be=自分に自信が持てる
ただ、評価されなかったら
「頑張っているのに報われない」と
ドーンと落ち込んでしまいがちです。
「Be→Do→Have」の生き方
そして、最後の
「Be→Do→Have」
これは、最初に
「在りたい自分」として
行動することで、
その自分に
相応しい結果がついてくる
=望むものが手に入る
ということです。
これが、
「最も人生が上手くいく順番」
だと言われています。
Be=自信を持った私が
Do=心からやりたいことをやって
Have=その自分に相応しい結果を出す
Be=幸せな私が
Do=素敵なあの人とお付き合いして
Have=幸せな家庭を築く
こんな感じ。
また、
「Have」は最終的に
自分が手に入れるものなだけであって、
「在りたい自分」
「在りたい状態」になるのに
必須の条件ではない
ということも言えます。
つまり、
「結果が全てだ」という
生き方ではない。
たとえば、
お金持ちになりたいのであれば、
「すでにお金持ちになった自分」として生きる。
「お金持ちの自分」は何を考え、
どんな言葉を使い、
どんなことをするか、考えて行動する。
自信を持ったリーダーになりたいのであれば、
「すでにリーダーになった自分」として生きる。
リーダーの自分は何を考え、どんな言葉を使い、
どんなことをするか、考えて行動する。
それをやっていると、
いつのまにか、
「在りたい自分」に相応しい状況が、
相応しい結果が、後からついてくる。
「コイツは何を言ってんだ?」と、
ピンとこない方も
いるかもしれませんね。
「世の中カネなんだよ!」
「モテなきゃ意味ねーんだよ!!」
昔の私なら、
そう叫んでいたかもしれません。。
でも、
スティーブ・ジョブズ
イーロン・マスク
孫正義
本田圭佑
イチロー
大谷翔平
大成功している人って、
「Be→Do→Have」
の人が大半です。
これは
人生は「セルフイメージ」
=「自分が自分のことを、どんな人間だと認識しているか」
で決まる
という、
私の考えと一緒です。
もちろん、
「成功して見返してやる!」
「成り上がってやる!」
そんな
「Do→Have→Be」
パターンの人もいますが、
前述した通り、
「終わらない努力のループ」で
しんどくなったり、
どこか心が満たされない。
「Do→Have→Be」の人が陥りがちな
「成功したら、自分に自信を持てるかもしれない」
という淡い期待。
たしかに、
「相対的な自信」は得られますが、
それは
「絶対的な自信」ではない。
だから、外側の成果に
一喜一憂したり、振り回されてしまう。
格闘技最強の男が、
歳を取って体力が衰えたら、
自信を失うように。
繰り返しますが、
「人生はセルフイメージで決まる」
これはもう、
避けようがない原理原則です。
だからこそ、
常に自分自身の在り方を意識し
整えながら、
前に向かって進んでいくことが大切です。
ちなみに、
在り方って、その人が持つ
「雰囲気」「空気感」として滲み出てきます。
側から見たら
「成功している人」であっても、
どこか違和感や不一致感を感じる人は、
「在り方が整っていない」と言えるかもしれません。
私が「Be→Do→Have」で生きるようになった体験談
昔、管理職時代の私は
典型的な「Do→Have→Be」で生きていました。
「プロとして、
ストイックに仕事をバリバリやって、
大きな成果を出して認められたい」
熱が40℃出た時も、
足の踵を骨折した時も、
休まずに仕事していました。
「能力が高い、優秀な自分だったら、
自分に自信を持つことができる」
っていう前提で生きていました。
だから、
常に他人と自分を比較して
優越感に浸ったり、劣等感を感じたり、
結果に一喜一憂したりなど、
常に心の中がブレていた。
「しんどい生き方」でした。
自分の存在価値は外側のことで決まる=
自分の人生の決定権が失われる
これでは、
外側の状況に振り回されたり、
流されたりするような生き方しかできない。
「心の安らぎ」が得られない。
最終的に
大きな挫折を経験した時、
「もう、この生き方はやめよう」と決めました。
今は、
「どう在りたいか」で、
物事を決めることにしています。
「どんな私でいたいか」
私は、
経済的にも豊かでいたいし、
人間関係も豊かでいたいし、
家族とも幸せに生きていきたいし、
仕事も充実と楽しさを感じていたいし、
人を笑顔にできる人間でいたい。
そういう私で在りたい。
では、
それができている私は、
「どんな私」なのか?
当時、
ノートを開いて書いてみました。
少なくとも、
何かしょうもないことを言ったり、しょうもないことをしない。
自分の利益しか考えないような、
小さい自分ではない。
嘘をついたり、
卑怯なことをしたり、格好悪いことはしない。
寛容で、器の大きい、優しい人間。
何が起こっても、不安や恐れに支配されたりはしない。
常に「目の前の状況」を良くすることを考えられる人間。
自分の決めたことは、必ず実現できる人間。
「人のため」が、
「自分のため」になることを
わかっている人間。
ノートに書いて、イメージしてみました。
ノートに書くのが面倒くさい方は、
今から言うことを
イメージしてみてください。
あなたの目の前に
「在りたい自分」のあなたが立っている。
あなたを見ている。
その自分を見たときに、
どんな雰囲気を発しているか?
どんな表情で、どんな言葉を使っているか?
そこをイメージしてみてください。
「その自分」の行動の基準や
選択の基準、価値観を、
今から取り入れるんです。
「行動の質」が、
今までとは変わってくるはずです。
そして大切なのは、
その行動を積み重ねたら、
徐々に「在りたい自分」が定着してくる、
ということです。
それが、
「自分を変える」ということ。
自分が変わったら、
必然的に現実も変わっていきます。
「在りたい自分」として生きよう
結果を出すことも大事だし、
行動することも大事。
ただ、
人生で最も重要なのは
「在り方」です。
人生はいつだって、
「今の自分に相応しい結果」が起こる。
「今の自分に相応しい現実」が創られていく。
良いとか悪いとかではなく、
ただ、そういう世界なんです。
だから、常に
「今の自分の在り方って、ズレてないかな?」
「本当に在りたい自分として今、生きているかな?」と、
自分の内側を見つめながら、
未来に向かって進んでいきましょう。
応援しています。
・追伸
もしあなたが、
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