自分を変えると人生が変わる「Be-Do-Haveの法則」とは?
「自分を変えたい」
「人生を変えたい」
ずっと、そう思っている。
思っているのに、、
同じような毎日が
無限ループで繰り返される。
自分なりに頑張っているけど
いまいち報われなかったり、
成果を出せたとしても、
どこか心が満たされなかったり。
心のどこかで、虚しさを感じている。
もし、今あなたが
そんな状態にいるであれば、
それは、あなたの能力や
やり方の話というより、
「順番」が違うだけかもしれない。
人生を無理や我慢、
必死の努力に頼るのではなく、
自分らしくスムーズに
自己実現していく為には、
「3つの順番」通りにやることが、
最も効果的だと言われています。
それは何か。
目次
「Be-Do-Have(ビードゥーハブ)の法則」とは
アメリカの哲学者である
ウィンザー・ミケーリによって提唱された、
「Be→Do→Haveの法則」と
呼ばれているものです。
Beは「在り方」
Doは「行動」
Haveは「結果」
ロバート・キヨサキの名著
「金持ち父さん貧乏父さん」でも
紹介されたことで、
広く知られるようになった。
コーチングやビジネスの世界でも、
重要な概念として扱われています。
「ん?行動と結果は
わかるけど、在り方って何?」
と思った方もいるかもしれません。
「在り方(Be)」とは?
「在り方」とは、
「私はどう在りたいか」
「どんな人間でいたいか」という
生きる姿勢のこと。
もっとシンプルに言うと、
「セルフイメージ」です。
自分が自分のことを
どんな人間だと思っているか。
この「在り方」こそが、
人生のあらゆる意思決定の
「判断基準」「選択基準」になるんです。
在り方が変われば、行動が変わる。
行動が変われば、現実が変わる。
人生を変えるために、
理想の生き方に変わっていくために、
「在り方→行動→結果」
この順番でやることが、
Be-Do-Haveの本質だといえます。
ただ、多くの人が
Be-Do-Haveの順番を間違えてしまい、
停滞のループに陥ってしまいがちです。
Have→Do→Be(依存型タイプ)
まず、最も多いパターンが、
「Have(結果)→Do(行動)→Be(在り方)」です。
これは、
「〇〇が得られたら、
◇◇できて、☆☆になれる」
Have=お金があれば、
Do=好きなことやって
Be=幸せになれる
Have=時間があれば、
Do=家族と旅行に行って
Be=幸せになれる
など。
実は、この生き方って
「依存的」なんです。
自分の人生が
「外側の要因」によって
決まってしまう構図なので、
自分で自分の人生を
決定できなくなる。
- お金がないから、できない
- 時間がないから、できない
- 〇〇がないから、できない
つまり、
行動しない原因を外側に求めている
=依存している
ということです。
ちなみに、
「他人軸」も
Have→Do→Beです。
Have=職場で認められたら
Do=頑張って仕事できるようになり
Be=自分に自信が持てる
いわゆる
「行動しない他人軸」のパターン。
Do→Have→Be(努力疲弊タイプ)
次に多いのが、
「Do(行動)→Have(結果)→Be(在り方)」です。
これは、
「〇〇したら、◇◇が得られて、☆☆になれる」
Do=頑張って仕事したら
Have=大きな成果を出せて
Be=自分に自信を持てる
これは、
「行動ありき」で、
努力家、真面目な人が多い。
ただ、「不足感」を
感じやすい生き方とも言えます。
なぜかというと、
「頑張ったけど、上手くいかなかった」
そんな時も、
あるじゃないですか?
そこで、
「まだまだ努力が足りない…」
「もっと頑張らなきゃ…」と
自分を追い込んでしまう。
気付かないうちに、
「頑張り続けないと幸せになれない」
という構図に陥る人が多いです。
いつも、無理をしている。
いつも、不安に追われている。
どこか、心が満たされない。
ちなみに、
昔の私も完全にこのパターンでした。
これは、
「行動派の他人軸」とも言えます。
仕事に限らず、
Do=頑張ったら
Have=評価されて
Be=自分に自信が持てる
という価値観を、
握りしめてしまっている。
ただ、そこで評価されなかったり
思ったような結果を出せないと、
「私はダメだ」と
自分を責めてしまったり、
ドーンと落ち込んでしまいがちです。
Be→Do→Have(最も上手くいくパターン)
そして、最後の
「Be→Do→Have」
これは、最初に
「在りたい自分」として行動することで、
その自分に相応しい結果が付いてくる
=望むものが手に入る
ということです。
これが
「最も人生が上手くいく順番」
だと言われています。
Be=自信を持った私が
Do=やりたいことに挑戦して
Have=その自分に相応しい結果を出す
Be=幸せに生きている私が
Do=素敵なあの人とお付き合いして
Have=幸せな家庭を築く
こんな感じ。
また、
「Have」は最終的に
自分が手に入れる結果であって、
「在りたい自分」
「在りたい状態」になるのに
必須の条件ではない
ということも言えます。
つまり、
「結果が全てだ」
「私の価値は成果で決まる」という
生き方ではない。
たとえば、
お金持ちになりたいのであれば、
「お金持ちになった自分」として生きる。
「お金持ちの自分」は何を考え、
どんな言葉を使い、
どんなことをするか、考えて行動する。
自信を持ったリーダーになりたいなら、
最初から「リーダーの自分」として生きる。
リーダーの自分は
何を考え、どんな言葉を使い、
どんなことをするか、考えて行動する。
それをやっていると、いつの間にか
「在りたい自分」に相応しい状況が、
相応しい結果が、後からついてくる。
「コイツは何を言ってんだ?」と、
ピンとこない方も
いるかもしれませんね。
「世の中カネなんだよ!」
「モテなきゃ意味ねーんだよ!!」
昔の私なら、
そう叫んでいたかもしれません。。
では、なぜ
Beから始めることが
最も効果的なのかというと、
人生は「セルフイメージ」
=「自分が自分のことを、
どんな人間だと認識しているか」
で決まるからです。
スティーブ・ジョブズ
イーロン・マスク
孫正義
本田圭佑
イチロー
大谷翔平
ゼロから大成功している人って、
「Be→Do→Have」
の人が大半です。
私たちは、
「私はこういう人間だ」と
決めた通りに振る舞い、
「その自分に相応しい現実」を
生きようとする。
もし、セルフイメージが
「私はダメだ」になっていたら、
どれだけ能力が高くても、
才能があっても、発揮されない。
結果が出にくい。
逆に、
成果を出しているのに
心が満たされない人。
「終わらない努力のループ」で
疲弊し続けている人。
一時的に成功しても、
最後は破綻してしまう人。
これは、
セルフイメージが
低いままだからです。
Do→Have→Beの人は
「成功したら自分に自信を持てるかも」
という、淡い期待を持っている。
たしかに、
「相対的な自信」は得られるんですが、
それは、
「絶対的な自信」ではない。
だから、
外側の結果に一喜一憂したり、
振り回されてしまう。
格闘技最強の男が
歳を取って体力が衰えたら、
自信を失うように。
結局のところ、
「人生はセルフイメージで決まる」
これはもう、
例外のない原理原則です。
だからこそ、
常に自分自身の「在り方」を意識する。
そこから始める。
ただ、ここまで読んで
「理屈はわかったけど、
具体的にどう違うの?」
という方もいると思うので、
具体例で見てみましょう。
Be-Do-Haveの具体例
仕事で成果を出したい場合
しんどいパターン
「Do→Have→Be」
Do=がむしゃらに長時間働いて
Have=売上目標を達成したら
Be=「できる自分」になれる
→達成できなかったら自信を失う。
達成しても「次も頑張らないと」
という不安が消えない。
まるで、終わらないマラソンを
ずっと走っているようなもんです。
上手くいくパターン
「Be→Do→Have」
Be=「自分はできる人間だ」
というセルフイメージで
Do=目の前の仕事に全力で取り組み
Have=結果として成果がついてくる
→結果に振り回されない。
上手くいかない時も
「じゃあ次はどうするか」と
冷静に対処できる。
つまり、
同じ「仕事を頑張る」でも、
出発点が違うだけで
行動の質や、結果が変わるんです。
職場の人間関係を良くしたい場合
しんどいパターン
「Have→Do→Be」
Have=周りが優しくしてくれたら
Do=自分も人に優しくできて
Be=心穏やかな自分でいられる
→認めてもらえないと動けない
他人に依存する生き方。
上手くいくパターン
「Be→Do→Have」
Be=「寛容で器の大きい自分でいよう」
と在り方を決めて
Do=相手をリスペクトし、真摯に話を聞く
Have=信頼関係が生まれ、
仕事がスムーズに回る
→自分の在り方を起点にしているから、
相手の態度に振り回されない。
私がBe→Do→Haveで人生を変えた体験談
少し、私の話をさせてください。
昔、中間管理職時代の私は
典型的な「Do→Have→Be」で
生きていました。
「プロとして、
ストイックに仕事をバリバリやって、
大きな成果を出して認められたい」
熱が40℃出た時も、
足の踵を骨折した時も、
休まずに仕事していました。
「能力が高い、優秀な自分だったら、
自分に自信を持つことができる」
そういう前提で生きていた。
だから、
常に他人と自分を比較して
優越感に浸ったり、劣等感を感じたり、
結果に一喜一憂したりなど、
常に心の中がブレていた。
「しんどい生き方」でした。
「自分の存在価値は、外側の結果で決まる」
それはつまり、
「自分の人生」の決定権が失われている状態。
これでは、
外側の状況に振り回されたり、
流されたりするような生き方しかできない。
「心の安らぎ」が得られない。
最終的に
大きな挫折を経験した時、
「もう、この生き方はやめよう」と決めた。
そこから、
「どう在りたいか」から
生き方を考えるようになった。
私は、
経済的にも豊かでいたい。
人間関係も豊かでいたい。
家族とも幸せに生きていきたい。
仕事を充実しながら楽しみたい。
人を笑顔にできる人間でいたい。
そういう私で在りたい。
では、
それができている私は
「どんな私」なのか?
少なくとも、
しょうもないことを
言ったり、したりしない。
自分の利益しか考えないような、
小さい自分ではない。
嘘をついたり、
卑怯なことをしたり、
格好悪いことはしない。
器の大きい人間。
何が起こっても、
不安や恐れに支配されたりはしない。
常に「目の前の状況」を
良くすることを考えられる人間。
自分の決めたことは、
最後まで諦めず、最善を尽くす人間。
そうやって
「在りたい自分」を先に決めて、
その自分として行動し始めたら、
「行動の質」が変わった。
その行動を積み重ねていく中で、
「在りたい自分」が定着してきた。
自分が変わったら、
必然的に、現実も変わっていった。
それが、
「自分を変える」ということです。
ここから、Be-Do-Haveを
実際に活用する方法をお伝えします。
ノートでもスマホのメモでも
何でもいいので、書き出してみてください。
「書くこと」で、
自分の思考が「見える化」されます。
Be-Do-Haveのリストの書き方
①「なりたくない自分」から逆算する
「どんな自分になりたいですか?」
こう聞かれて
パッと出るならいいんですが、
実はそんなに多くない。
「自分らしく生きたい」
「もっと自信を持ちたい」
出てくるのは、
ぼんやりしたイメージばかりで、
それでは行動基準になりにくい。
そんな時は、
アプローチを逆にしてみてください。
「絶対に、こうはなりたくない」
これなら、
明確に出てくるんですよ。
自分の保身の為に
嘘をつく人間にはなりたくない。
言い訳ばかりして、
何も行動しない人間にはなりたくない。
その「嫌悪感」の中に、
あなたの本当の「Be」が隠れています。
たとえば、
「嘘をつく人間にはなりたくない」
→あなたのBeは
「どんな時も誠実さでいる自分」
「コロコロ言うことを
変える人間にはなりたくない」
→あなたのBeは
「常に一貫性を持った自分」
「なりたくない自分」を否定すると、
「在りたい自分」が浮かび上がってくる。
綺麗な理想像を
つくろうとしなくていい。
あなたの中にある
「これだけは許せない」
という感覚。
そこに、本物のBeがあります。
②「その自分」の行動基準を書く
Beが決まったら、
次はこう問いかけてみてください。
「その自分なら、
どう振る舞うだろう?」
たとえば、
「誠実さを貫く自分」なら
- 都合が悪いことも正直に伝える
- 自分の非は、素直に認める
- 言ったことは、必ずやる
何かを選択する時、迷った時に、
「在りたい自分なら、どうする?」
これが、新しい
「行動の判断基準」になります。
③付け足すよりも「削ぎ落とす」
ここが大事なところなんですが、
全部を一気に
変えようとしないでください。
脳は急激な変化を嫌います。
一気にやろうとすると、
「現状への引き戻し」が必ず起こるので。
まずは、1〜2つくらいから。
ちなみに、
新しいことを始めるよりも、
「やめる」ことの方が
効果的だったりします。
在りたい自分を「付け足す」より、
在りたい自分に相応しくないものを
「削ぎ落とす」んです。
器の大きい自分でいたいなら、
「とっさに言い訳をするのをやめる」
誠実な自分でいたいなら、
「その場しのぎの嘘をやめる」
削ぎ落とすほど、
「本来の自分」が出てくる。
彫刻家のミケランジェロはこう言っています。
「私は大理石の中に天使を見た。
そして天使を自由にするまで彫り続けた」
在りたい自分は、
どこかの誰かになることではなく、
余計なものを削ぎ落とした先にある
「本来の自分」だと、私は思っています。
結果はあくまでHave。
後からついてくるもの。
先に決めるのは、常に「Be」です。
在りたい自分として生きよう
結果を出すことも大事だし、
行動することも大事。
ただ、
人生で最も重要なのは「在り方」です。
人生はいつだって、
「今の自分に相応しい結果」が起こる。
「今の自分に相応しい現実」が創られていく。
良いとか悪いとかではなく、
ただ、そういう世界なんです。
だから、常に
「今の自分の在り方は、ズレてないかな?」
「本当に在りたい自分として
今、生きているかな?」と、
自分の内側を見つめながら、
未来に向かって進んでいきましょう。
あなたの人生は、
あなたの「在り方」次第で変化する。
いつだって、人は変われる。
応援しています。

