「必死で頑張る生き方」を手放していこう
数年前から、
自分の中で
抜本的な変化が起こっていました。
自分は
起業家として
どのような生き方をしていきたいのか?
この人生を、
「どんな自分」として生きていけば、
最後に笑顔で終えられるのか?
今年に入って、
ようやく自分にとっての
答えが明確になった。
それは
「自然体」に生きること。
ありふれた言葉に
聞こえるかもしれません。
ただ、会社員や起業家で
「自然体で生きている人」って、
果たして、
どれ位いるでしょうか?
「自然体に見せている人」は
たくさんいても、
「自然体を体現している」人は、
殆どいないかもしれない。
私自身、
会社員として17年
起業して7年になるのですが、
振り返ってみると、
自然体とは程遠い
「不自然な生き方」をしていました。
会社員時代は、
仕事をストイックに頑張っていた。
その反面、
仕事の結果に一喜一憂したり
人と衝突することがあったりと、
常にストレスを抱えていた。
起業してすぐの頃は
未知のチャレンジの連続で、
常に気が張っていた。
ストレス発散で食べ過ぎて
半年で体重が100キロを超えた。
側から見ると、
「職場性ストレスの第一人者」として
わりと成功しているように
見えていたかもしれない。
ただ、ビジネスは
何の保証も安定もない世界。
新規の問い合わせが
途絶えた時期があった。
あらゆる改善策を試しても、上手くいかない。
「売上のプレッシャー」に
追われるようになった。
「今月、売上が立たなかったら終わりだ」
「夢と志を持ってやってきたけど、ここまでか…」
何度も何度も、
そんな状況に陥った。
ただ、そんな時、
いつも売上が上がるようなことが起こって、
なんとか生き残ってきた。
「ああ、助かった」
ホッとするのも束の間、
また売上を上げていかないといけない。
起業家仲間からは
「不死鳥」なんていう名前を
付けられて呼ばれていたけど、
永遠に終わらないかのような
耐久レースに疲弊していた。
ビジネスを、
「ひたすら必死で頑張り続ける」
「売上のプレッシャーに振り回され続ける」
気付けば、
常に恐れや不安に追われていた。
ある時、
ふと、思った。
「こんな生き方をしたくて
起業したんじゃない」
「もっと楽しく
自由に生きたいから、
起業したはずだ」
なのに、ずっと
仕事や売上の不安に追われながら
疲弊していっている。
周りの起業家の友人達も、
皆同じようなことに悩んでいた。
この生き方から
抜け出すには、
どうすればいいのか?
何度も心が折れそうになりながら、
辛い状況を乗り越え続けてきて、
やっと、
自分にとっての答えが出た。
それが、
「自然体に生きること」なんです。
今は、売上の
数字に一喜一憂することはない。
「収入=自分の存在価値」ではない。
そんなのは、まやかしに過ぎない。
不安や恐れに振り回されることも
不思議となくなりました。
たくさんの試練は、
「自然体の自分」になるための、
修行期間だったと感じています。
ずっと、
「必死に頑張る生き方」を、
手放せなかった。
必死に頑張らないと、誰にも認められない。
誰からも、見向きもされない。
誰からも、愛されない。
心の底で、自分に対して
「無価値感」を抱えていたんです。
「必死の努力、無理や我慢をし続けないと、
幸せは手に入らないんだ」と。
それらは、
全部、勘違いでした。
必要なものは、
自分と
自分の人生に対する
絶対的な
「信頼」と「安心」
それがあったら、
何があっても
絶対に大丈夫だし、
なんとかなる。
「今、どうすればいいかわからない」時でも、
後から、ちゃんと道筋が見えてくる。
必要なタイミングで、
必要なことが起こってくれる。
そして
意外かもしれませんが、
「必死で頑張る」よりも
自然体の方が結果が出ます。
恐れや不安から
必死で頑張っている間は、
ひたすらノウハウや方法論といった
「正解探し」をやってしまうんです。
それだと、
裏目に出たり、
悪循環から抜け出せない。
「自然体」で仕事に取り組んだ方が、
自分のポテンシャルを発揮できます。
自然体こそが
最善であり、最強なんです。
これから、
「必死で頑張る生き方」に
違和感や頭打ちを感じている
会社員や起業家の方が、
「自然体」で
理想の実現していくための
サポートをしていきます。
それが、
今の自分にできること。
自分にとって
「心から望む生き方」なんです。